「久々に心地よい余韻。」ワンダー 君は太陽 キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
久々に心地よい余韻。
オギーを中心とした苦悩や葛藤を描いているものではあるものの、彼の周りの視点でも描かれているのがよい。
障害を持った子がいると、その兄弟は置き去りにされたり、ないがしろにされる傾向にあると聞くし、仲良くしたいがそれによって別のところから仲間外れにされることを恐れて思ってもいないことを言ってしまうこともあるだろう。
そんな周囲の思いも丁寧に描かれていてよかった。
「オギーは見た目は変えることはできない。我々は見方を変えることができる。」
これは自分たちの実生活でも言えることだ。この言葉を大切にしていきたい。
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