「愛と優しさに包まれた」ワンダー 君は太陽 トーマスさんの映画レビュー(感想・評価)
愛と優しさに包まれた
猛烈に後悔した。。
なんで映画館で観なかったんだろう。。
きっと映画館で観ていたら終了後しばらく動けなかったと思う。
評判が良いことは知っていたけど、何となくありきたりなパターンで、障害を持った子供が学校で虐められながらも家族のサポートを受けながら持ち前のキャラクターで受け入れられていく。希望を持って明るく生きよう!!........さあ泣いてください。っていうような。
ストーリーの大筋はその通りなんだけど、この物語が伝えたいことはそんな自分の様な単次元の思考を恥ずかしくさせる。
登場人物の子供たちは、その行動や表情の裏には、とても繊細で多感な心情をいくつも持っている。
いずれにしてもその背景にはいつも大人たちが意識的にも無意識的にも作用している。
校長のトゥシュマン先生はそんな子供たちをとても愛情深く見守り、一方では毅然とした態度で大人である保護者たちや観客たちに真っ直ぐに伝えてくれた。
自分も子供ができてからは、「子供たち」という存在がどれだけ大人たちに希望を見せてくれるかを実感している。
まだまだ幼稚園なので、これから成長していくにつれてどんどん多感になり、その分だけ自分も親として悩んだり喜んだりして成長させてくれるだろうな。
まさにそんなことに気づかせてくれた映画でした。
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