「自分自身の魅力で多くの人の心を動かす力を持っている」ワンダー 君は太陽 shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
自分自身の魅力で多くの人の心を動かす力を持っている
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映画「ワンダー 君は太陽」(スティーブン・チョボウスキー監督)から。
生まれつきの障がいにより、人とは違う顔をもっていた主人公は、
10歳、小学5年生から、生まれて初めて学校に通い始めるが、
案の定、周りからの冷たい視線や、いじめに遭い、挫けそうになる。
それでも、彼の行動により、周りが少しずつ変わっていく様子は、
予想通りの展開であったが、それでもなぜか涙腺がゆるんでしまった。
彼の担任になったブラウン先生の格言の数々も、
気になる一言の候補であったが、やはりラストシーン、
本来なら、学業優秀な生徒に与えられる賞なのかもしれないが、
その年は、主人公、オギーが選ばれた。
その選定理由について説明した、校長先生の言葉を残したい。
「偉大さは強さの中にはない。強さを正しく使うことの中にある。
最も偉大である人とは、
自分自身の魅力で多くの人の心を動かす力を持っている。
静かな強さで大勢の人の心をつかんだある生徒に贈ります」
「権力よりも魅力」・・そんな言葉が浮かんだ作品である。
P.S.
プラウン先生の格言
「行いはあなたの記念碑だ」「人をいたわれ、みんなも闘ってる」
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