「星、5つじゃ足りない!」ワンダー 君は太陽 ゆ~きちさんの映画レビュー(感想・評価)
星、5つじゃ足りない!
6年ぶりにテレビで再鑑賞。先日映画館で、この作品の続編の予告編でオギーが大学生になった作品だと思ってたら、ヘレンミレンが主役の、全然違う世界でしたー!
続編はいじめっ子で学校を辞めたジュリアンが中心の作品ですが、そこそこの高評価なので、今からめちゃめちゃ楽しみにしています。きっと日本でも近いうちにこの作品はテレビ放映されることでしょう。
この作品はやっぱり何度観ても、しかも、いくつものシーンで泣けますね。カナダの高校は一クラスせいぜい20人くらい、日本の半分だから、教育法とか学校文化とか全然違いますが、やっぱり学校に馴染めない子はフリースクール的な道もあるし、日本でも不登校が増えているし、その後の選択肢は多岐に渡っていい時代になりました。
とはいえ、もしオギーがもう学校行きたくない!ってあきらめてしまえば、あの卒業式の感動的な景色が見られないんですよね。
昔から子供は誰かをバイキン扱いするような残酷な生き物だけど、ルッキズムが強くなった昨今はもっと陰湿なイジメもあるでしょう。
オギーのようにイジメに立ち向かい、いじめっ子に対しても卑屈になることなく、毅然と孤高のプライドを保ち、頑張って勉強をして成績優良でい続けることで、周りに友達が集まるんだなぁと思いました。
オギー役のジェイコブくんはバンクーバー出身、最近高校を卒業したばかり(北米は6月が卒業式!)です。…そうか、ブリーラーソン主演の「ルーム」に出てた、シングルマザーの息子役、こんなに大きくなったんだなぁ…♪
この作品の素晴らしさはオギーだけに焦点を当ててるわけでなく、お姉ちゃんの寂しさ、姉弟の友達たちの視点もそれぞれ描いてることです。だから登場人物の誰かしらに共感できたり、立体的に作品を味わえる深みが感じられます。
もちろん、両親の大切さ、おばあちゃんのありがたさ、先生たちの熱さなど、家族の温もりとヒーローな大人たちを多面的に描けたところも、この作品の成功のカギですね。
あ、この作品の撮影地、ほとんどバンクーバーwww
ちょいちょいダウンタウンにある図書館がロケで封鎖されてますが、今度は何撮ってるか聞こう!
予算2000万ドル、世界興行収入3億ドル越えの大ヒット作品、続編も超期待してます!
〈映画館で観た直後の感想〉
これ、頭から最後まで泣けるやつじゃないですか!少年成長物語好きにはたまらない話、しかもお姉ちゃんが黒人の彼氏とラブラブになるところまで嬉しい。
差別をされてきた家族を持つからこその優しさ、みんな違ってみんないいのだ!
言葉のやりとりのない、どこかギスギスしてきた現代に生きる私達はちゃんと観てなきゃいけない作品だと思います!
おじゃるさん、こちらこそコメントありがとうございました。
こういう作品、きっとヒットするんだから、もっと作ってもいいと思うんですが…最近あまり出会っていませんね。
ねもちゃんさん、コメントありがとうございました。
やっぱり子役時代は可愛い😍ってなりますが、大人になっても変わらず活躍してほしいです。男子の子役は特に苦労しがちですけどね。
Bacchus さん、コメントありがとうございました。
やっぱり年取ると、子供主役の作品でも親や先生側の視点で見ちゃいますしね。
親が無理やりヘルメットを外さず、オギーの意思で外させようとする、北米ならではのしつけみたいなところまで感心しました。
ホットなニュース、ありがとうございます♪
『ワンダー』の1年後が舞台の『White Bird: A Wonder Story(原題)』ですね。内容は戦争時代が関係しているらしいので興味深いです。
今年の冬の楽しみがひとつ増えました。
Don chan さん、追伸です!
昨日、映画館でこの作品の続編の予告CMを見ました!ジュリアロバーツは映ってなかったんですが、あの子が大学生くらいになっててびっくりしました!めっちゃ楽しみです😊
Don chan さん、コメントありがとうございました。
本当にそうですね。神様は不公平だなとたまに思いますが、幸せの形は人それぞれなのも学べるし、他者への想像力を忘れないように、と思える作品でした。
ゆ~きちさん コメントどうもありがとうございます。
凄く素敵な話で感動します。
しかし彼の宇宙飛行士になる夢が切ないポイントです...なぜなら、おそらく彼を宇宙に行かせてあげられないからです...それがとても残念なのです。
こちらこそわざわざお立ち寄りいただきありがとうございます。
内容、ちょっと忘れかけてましたが、たなかなかなかさんのレビューで思い出せました。詳しく書き残さないと忘れますねw