GODZILLA 決戦機動増殖都市のレビュー・感想・評価
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人類最後の希望、それは…
前作「怪獣惑星」の続編。
二万年の歳月を生き抜いたゴジラ・アースの圧倒的な力の前に成す術無く玉砕した人類が再び戦意を奮い立たせ、特殊金属(ナノメタル)を集結させて総力戦で挑むメカゴジラ・シティー作戦。
しかし、ゴジラを倒すには人類がこのエネルギーと同化する必要があるとする異星人類に対し「人」としてゴジラを倒さなければ意味が無いと主張する地球人類の「無機と心情」の対立がこの作品の焦点となる。
人でなくなった「人」がゴジラに勝利することに意味があるのか?
仮にこの作戦でゴジラの撃滅に成功したとしても、この巨大なエネルギーを今後人類がどう利用するのか?
そして、心を寄せる人がそのエネルギーに呑まれそうになった時、初めてゴジラを倒すことに強い執着を持っていた気持ちが揺らいだ。
人類は自らが生んだ文明が負となって返ってきた時、初めてその過ちに気づく。
ゴジラが放つ圧倒的なエネルギーは人類が造り出した、地球を破滅させる文明そのものなのだ。
心情(ゴジラ)vs無機(メカゴジラ)という事なのかもしれない。
永遠に考え続けなければならない普遍のメッセージが込められていると感じた。
が、やはり多くのファンが想像していたであろうゴジラ型兵器との対決が観られなかったのは非常に残念。
ラストのゴジラの破壊による壮絶な悲惨さがメカゴジラが登場しなかったことで、やや薄まってしまった。
第三部の昇華に期待したい。
面白いだけに余計腹立たしい
ゴジラの質と表現ばかりには文句のつけようがないし、震える。設定も面白いし、すごく考え込まれたアイデアだと感心してしまう。
しかし、映画としての質は、最悪だ。
エンディングの音楽は酷い。曲自体が悪いのではなく、音質が酷すぎる。それと同様に、ゴジラ以外のアニメの質が酷すぎる。ボケボケで、画面は明らかにテレビのフォーマットを意識したもので、大画面の映画では耐えられないものだった。あんなに、CGとか作り込んでいるのに、なんであの質止まりになってしまうのか、理解に苦しむ。東宝の顔はゴジラではなかったのか、こんな質で、果たしてハリウッドをはじめとする世界中に発信しようというのか。日本のゴジラもアニメも廃れた印象を持たれるに過ぎない。
とはいえ、それは映画での話。劇場でなく、テレビやPCレベルであれば、良くできたアニメであることは間違いない。だからこそ余計に劇場で上映されている、これが、腹立たしい。
さらには、エンドロールの後に次の予告、これを見て、長々と映画という名を借りた予告編を魅せられたかのような思いになってしまった。どうせ次も質は変わらんだろう、見るけど…腹立たしいことに!
脚本もあまり…子ども向けのアニメかと思う瞬間が多々。
この作品は一体、誰に向けて作られているのか…少なくとも自分には向いていなかった。
でもまぁ、ゴジラ映画って案外ゴジラ以外はそれほどと思うことは少なくないわけで、こんなもんだろうとは思うのだけれど、これは決して映画と呼べる代物ではない。
でも、面白い。だからこそ余計に…
続きモノなので予習必須です。
(これから見る人へ)
まず、この映画は続きモノの中継ぎ作品なので、前作を見てからの鑑賞をお願いします。
いやいや、前作見るだけじゃ足りないかな。
そもそもこのシリーズ自体が「ゴジラ」という存在に対して独自解釈、独自世界観を形成したスピンオフ映画という表現の仕方が一番しっくりくるのではないか思うので。
小説「GODZILLA 怪獣黙示録」での予習があればなお良し。というか予習がほぼ必須と言えます。
なので、初めてこの映画を見ようとしても単体としては深く楽しめませんのでおススメしません。それは名作漫画作品の途中の巻から読み始める感じですかね。例えばドラゴンボールの20巻目からいきなり読み出す感じで面白そうなことをやってるのは感じるけど、キャラとか世界観とかがわからんなぁってなるだろう。
ただし、映画の出来自体はかなり良いです。こういうSFは個人的に好き。世界観を理解しているならかなりハッピーな2時間弱を過ごせると思います。画質、キャラデザについては「ポリゴンピクチュアズ調」と言った塩梅で、TVアニメ「シドニアの騎士」のあの感じ。大好き。
一見さんにはとてもおススメできる映画では無いですが、良作アニメを見るためにこれから世界観ごと予習してやろうという熱量の高い方なら(最近面白い事無いなぁ、面白いシリーズ無いかなぁと探している方なら)小説から入ってください。しっかり満足できると思います。
このシリーズ、間口狭いよなぁ。かなり良作アニメなんでみんなに見てほしいんだけど、いかんせん楽しむまでのハードルが高すぎる。そこが残念だ。
星点数は5は付けるほどの感動絶賛ではないが、良作なので4.5点、
そこから一見さん置いてけぼり-1点で3.5点といたします。
世界観理解せずに「ゴジラ」を知ってるぐらいの人だと星は付けられない(低評価)も仕方ないと思います。
映像でやる意味あるの?
一作目よりは良くなっていて、へたに怪獣同士の闘いに落とし込んだりしていないのは好印象。
『ゴジラ』『シン・ゴジラ』同様に、不死身の怪物に「人の知恵」で勝とうとする流れ。
様々な人種(ヒューマノイドタイプ宇宙人)が一緒になって戦う展開。
種族の思想の違いや宗教がもたらす対立と裏切り。
メカゴジラの独自解釈。
などなど、独自で面白くなりえる要素・設定なのだが……
いかんせん映像に落とし込み切れてない。
延々とセリフで説明されても。
後半20分を除いて、立って説明、座って説明、歩いて説明、他人と対峙して言い争い(対話でも理解でもない)。
分岐型ゲームの脚本に近いのですよね。
インターバル「 」部分が長く説明セリフの羅列で、あとは短いアクションイベントシーン、って構成。
ならば「ゲームか小説(ラノベ)かラジオドラマでどうぞ」と。
動きや、ビジュアルで魅せるシーンが乏しくて、アニメで観せる意味が薄い。
また、主人公らのゴジラ憎しで視野が狭くなっていて、仲間の命や種族の未来に考えが及ばない、いきあたりばったりの短絡的行動に、感情移入もできない。
OVA6話分くらいの総集編イベント上映を観た気分。
設定好き、深夜アニメ好き、ゲーム好きな人にはいいかもしれないけれど、映画を観た満足感は得られなかった。
話は面白いと思いますが…惜しい作品!
ストーリーの展開的にはこれからどうなるんだ!という気持ちにさせてくれてなんとか飽きずに見れる。面白かったです。SF的にも好きな感じだしメカゴジラの扱い方が斬新でなるほどコレはアリだなと思いました。ラスト近辺の人間ドラマとゴジラとの戦いを合わせた部分は緊迫感あって凄く良かった。3種族の絡みかたも面白い。バルチャーもカッコよいとおもう。
しかし、残念だったのはみんなが期待するような怪獣映画的なアクションの面白さが無いこと。なぜならゴジラは半分以上寝てるし、メカゴジラはシティだし、怪獣同士の迫力あるバトルは期待してはいけません。怪獣の爽快アクションが見たいならいまやってるランペイジを見ましょう。多分そっちのが楽しめます。(見てないけど)
あともっと残念だったのは映像の見せ方がラスト以外、あんまり面白く無いこと。特に前半説明パート。顔アップ使いすぎ感ある。キャラクターは立って説明、歩いて説明、座って説明の繰り返しで単調な見せ方だった気がします。もっと絵的に面白く出来たんじゃないかなぁ…という印象です。
色々文句をあげればキリがないのですが全体的にはおもしろかった。3作目がどうなるのか楽しみです。やっぱモスラとキングギドラ出るのかなぁ…
ゴジラ史上完全なるゴミ映画
ゴジラが、アニメ製作された第2章観たが、はっきり言って、つまらん。
前作の怪獣惑星と言い、シンゴジラと言い人間ドラマのストーリーは、いらないわ。
主役のゴジラを出せや。
第1章の終わりと、第2章のポスターにメカゴジラが、出てくる見たいな出し方していたけど、本編観ると、はぁ、メカゴジラシティ←なに、それ???って思ったわ。
そんで、ガンダムみたいなロボット出てきたから、どんだけ、ふざけているんだよって思ったわ。
ゴジラがアニメ制作発表された瞬間嫌な予感は、完全にしていたけど、ここまで、酷いアニメ映画は、観たこと無いです。
よー、大手配給の東宝さんも、無謀な事やってるなーって、思った。
シンゴジラが、大成功したからって今度は、アニメゴジラを制作って誰がこんなゴミ映画観るんだよって思わなかったのか。
そもそも、監督に脚本担当した奴に言いたいことは、ゴジラに一度も関わって無い奴が、難しい事にチャレンジするから、つまらんストーリーになるんだわ。無謀な挑戦だと、思わなかったのか。
こりゃ、ゴジラ史上完全な黒歴史になるのは、間違いないわな。
個人的に、16年のシンゴジラ以降の公開したゴジラを認める気は、まったく無いです!アニメゴジラは、はっきり言ってゴミ映画です。
最終章に、ギドラ様とモスラが、出てくる見たいけど、まーたメカゴジラ見たいに中途半端な登場になるんじゃないか。
公開が、今年の11月ってどんだけ待たせるんだよ。早くても、9月前後に公開出来るだろ。
ってか、評価が低評価が少なくてびっくりしたわ。
こんなに、つまらないゴミ映画の何処が良いのか、はっきり分からない。
はっきり言って、時間と金を返せやって、言いたいわ。
こんなダメ映画は、地上波で十分すぎる内容。
最後に、ゴジラ史上完全なるゴミ映画になることになる間違いなく作品です。
大手の配給の東宝さんも、さっさと最終章公開して、黒歴史にしたいんじゃないかな。
エクシフ教布教映画
前作よりは面白い。怪獣映画かと言われれば一般的なそれではないが、思い切りSFに振ってきたのでこれはこれで良し
えらく複雑な話になって少々分かりにくかったが、正にゴジラ映画な展開だったと思う
映像に関しては、前作同様つまらん所はとことんつまらん、戦闘シーンの迫力はバカすごい。が、時々かっこいい画があるのは良いんだけど、それと同じようなカットを何回もやるのはどうなんだ。いかんせん映像の面白味が無い。人間主体の作品なんだから人間のみせかたをこだわるべき
メカゴジラは登場しなかった
いよいよメカゴジラの登場かと期待していたら、メカゴジラはナノマテリアルに姿を変えて登場、人間と一体化することによってゴジラをやっつけようとするが人間側が人間性を失うのを嫌って元の木阿弥、次回はキングギドラの登場を予告しているが、それよりも双子の少女の登場となればモスラの登場が先でないの、ストーリーは更に迷走する。
最終章期待してます!
昭和シリーズやvsシリーズとも違う、私の見たかった『ゴジラvs人間』が見事に描かれていたと思います。
難解なところもあるかもしれませんが、キャラクターたちはちゃんと必要な情報を口にしていますし、テンポもいい。ミステリアスな新キャラたちの魅力。掘り下げられた前作の登場人物たちの葛藤や思い。そして『決戦機動増殖都市」という魅力的すぎる舞台。鑑賞中に脇汗が出まくりでしたね。楽しませていただきました。
最終章も期待しております。
ゴジラ怖い!しんどい!→骨太SFの名作!
ハラハラしっぱなしでしんどい!
そしてまたも絶望とともに次回に続いた。。。
事前に連れにメカゴジラが出てくると聞いてたんだけど、まさかのメカゴジラ=都市。そしてまさに「機動増殖都市」。
しかしこの作品は劇場向きだ。劇場音響で聴くとゴジラの攻撃シーンは本当に圧巻。画面の画と空気振動で臨場感すら感じてくる。ゴジラまじ怖い。
あとついでに言うなら櫻井孝弘ボイス(メトフィエス役)も劇場音響で聴くと更にイケボ。
※2回目鑑賞後追記
3章「星を喰う者」観て、本作における怪獣=概念だと理解してから改めて観るとめちゃくちゃ面白かった。
というかSFの王道テーマである「人間性とは何か」という問題提起も存分に機能したSF作品としても完成度の高いものだとわかる。
本シリーズにおいては
自然を司るのがゴジラ、
科学と文明を司るのがメカゴジラ、
宗教と神を司るのがギドラというわけだ。
そしてその象徴として
ビルサルド=メカゴジラ、
エクシフ=ギドラ、
全てを内包しつつ、自然に立ち向かい続ける人間の姿の理想の象徴がハルオということなのだろう。
そう思うとゴジラシリーズやSFジャンルへの愛やリスペクトに溢れつつかなり考え抜かれた構造の作品なのね!と感動する。やっぱり虚淵さんすごいわ…。
予習必須?
メカゴジラのことやビルサルドの思想など、小説版を読んでないとわかりにくいところがあるので、小説版を読んでから鑑賞することをオススメします。
最終決戦はまさに、息をするのを忘れるくらいの緊迫感!
絶望感半端ないんだけど、あと一回でホントに終わるのかなσ(^_^;)
ハルオィ
アニメ版ゴジラ3部作の二幕目の今作品、スターウォーズもそうだったが、この真ん中の出来が今後のこのサーガを大きくジャンプできるか否かにかかる有る意味重要な幕である。
そして感想としては、その責任をレベル超えで果たしたと言っても良いと思う。勿論、抜けている部分や薄ボンヤリな部分は散見するが、これは最終幕への伏線として捉えるべきなんだと思う。例えば、双子の女の子達は、どうみても、ザ・ピーナッツを彷彿させ、だからこそそれがモスラを予想させる呼び水になっていると思うのだが、この辺の件は『卵』の存在を仄めかすだけである。それよりも、今回は、『メカゴジラ』そのものが登場するものではなく、その表現を要塞という概念で出現させたアイデアに感服する。その奇を衒った外連味溢れる仕掛けは、本当に唸らされた。脚本の虚淵玄のクレバーな構成能力に拍手を送りたい。どことなく宗教的要素や、哲学、そして人間の本質や精神を、宇宙人を取り入れることで、具体的立体的にその葛藤を取り込んでいる点も又、誠に秀逸だ。『ゴジラに奉仕する』地球上の全ての生命体は、最終的に擬態から集約へと願っている件も又、SF的アプローチとして興味深いテーマである。単に怪物から地球を奪還するという二原論ではなく、三星人の相克、そして縦の時間軸と言うべき、退化してしまった未来人という要素も話に立体的奥行きをもたらしていて非常に複雑且つ根源的な問題を突きつけてくる。SFとして大変見応えのあるサーガである。11月が待ち遠しい。さぁ、キングギドラは宇宙から舞い降りてくるか、はたまた、モスラは地球を鎮めてくれるのか、まっこと楽しみだ!
『プロジェクト・メカゴジラ』の絶望をもう一度
前作『怪獣惑星』を『魔法少女まどか☆マギカ』の1~3話に例える評論がありますが、それに倣うなら今回は9話までに相当するものではないでしょうか。
人類、ビルサルド、エクシフという別々の価値観を持つ種族が共闘していく中で、その価値観の違いを改めて突き付けられる展開が魅力です。小説『プロジェクト・メカゴジラ』で描かれていた、共存すら不可能ではないかという不安の先が、この作品で描かれます。
怪獣映画としては少々不満の残る映像作品でしたが、前作や小説版と併せて世界観を味わっていくと、かなり満足のできる作品ではないかと思います。
本作はゴジラという怪獣そのものより、それと対峙する人類の間で起こる摩擦や衝突に重点が置かれているため、不満を感じる人も多いようです。
ですが恐らく『怪獣黙示録』から始まるアニメゴジラシリーズの物語は、始めからそれをテーマに選んでいるのではないかと思います。
『シン・ゴジラ』は「現実対虚構」というキャッチコピーの通り、現実の日本にゴジラが現れた場合のシミュレーションという側面があります。
登場人物はほとんどが日本人であることから、全員が「ゴジラを倒す」という目的や方法についてぶれない均一な意見や思考を持って、ゴジラに立ち向かうわけです。
一方で本シリーズでは、多様な価値観や考え方を持つ集団が一様にゴジラに立ち向かう状況に陥ったらどうなるか、というシミュレーションである側面があると思います。
全員で助かる道を探すもの、自分を犠牲にしてでも誰かを助けたいもの、自分が生きられないなら人類の存亡にも意味がないと感じるものなど、様々な価値観が衝突し、『シン・ゴジラ』では見られなかった人類同士の足の引っ張り合い、疑心暗鬼、諦観、絶望が描かれます。ビルサルドやエクシフといった異星人も、サイバーパンクで描かれるようなディストピア感溢れる価値観の体現者として必要だったのでしょう。
今回は地球人類とビルサルドの価値観が衝突するシーンが多く登場します。
徹底して合理性を重んじた結果、彼らはどのような哲学を持つに至ったか。人間の感情や尊厳すらも「非効率的」と見なす社会と共闘するという事が、何を招くのか。
母星を出て20年の地球人には真似できないような人生観を目の当たりにして衝撃を受け、結局は決裂し、誰にとっても最悪の結末を迎えます。
持てる全てを失った彼らが今後どのような生き様を選び、どのように行動するのか、第三作『星を喰う者』が非常に楽しみなエンディングとなりました。
賛否両論の作中のメカゴジラの描写も、「ナノメタル製ならばこういう形態も取り得るし、今後再び視聴者の期待通りの姿を取る可能性も否定できない」と考えられますし、この予想を裏切る新しい姿の衝撃が、「星を喰う者」の姿や正体についての活発な議論を喚起したという点では評価すべきポイントであると私は考えます。
なんとなく中継ぎ感たっぷり
前作の続編なので、気になってみたのですが、次回作に向けて、いろいろな伏線を設定された内容でした。
個人的にはメカゴジラが出てきて欲しかったです。星2つで低めです。
今後でてきそうな怪獣として、
モスラ
キングギドラ
です。
はやく11月来ないかな⁉️
予想外
メカゴジラがくると思ったら、メカゴジラシティーという予想の斜め上にいく展開(笑)宮野真守が今回も熱いぜ!ラストのガングロ星人の行動と、主人公の決断に??です。伏線から察するに、次回はモスラが!と思ったら、次回また斜め上にいくらしいです。
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