「ジョニー・デップせっかく良い役やのにちょっと残念」ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 たあちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
ジョニー・デップせっかく良い役やのにちょっと残念
毎週金曜日に映画を観ることにしているのだが、時間都合との兼ね合いで選ばざるをえない。予告編で散々見せられて、ニュート役のエディ・レッドメインが上手いと感じていた。そして、ジュード・ロウとジョニー・デップが白と黒で対峙する魔法の世界だからまず楽しめるだろうと思った。ところがハリー・ポッターシリーズというのはかなり閉じられたファンの世界であって、一見さんにはとっつきにくく、今回の「ファンタスティック・ビースト」もせめて2年前の1作目を見ておくべきであった。というのは、あらゆることの説明なしに始まるので、キャラや状況を全く知らない観客にとってはついていくのに骨が折れるのだ。ともあれ、ハリ・ポッターが生まれる50年も前のホグワーツ魔法魔術学校卒業生のお話。魔法というのは「何でもあり」なので、ちょっとずるいと感じる部分も多く、ジョニー・デップのゾンビ目コンタクトがあまりにも安易でいただけない。ただ、明確に反戦を打ち出している姿勢に拍手!
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