アウトサイダーズのレビュー・感想・評価
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アウトサイダーズ
成長していくのに環境は 非常に影響力が大きく 良かれ悪かれそれが宿命だと思う 人に迷惑をかける稼業で生計をたてるのは 決して良くない事だが その、環境の中に居るとましてや家族ともなると 悪い事がなんだかわからなくなる タイソンもミニも同じ運命を辿るのだろうか、、、
タイトルなし
父親を筆頭に仲間と泥棒を繰り返し、トレーラーハウスで暮らすマイケル・ファスベンダーは学校を出ておらず読み書きができない。子供には学校に行かせている。泥棒稼業にも嫌気が差し、親たちとの暮らしから離れたいと思うが、父親が手を回し、引っ越せず、子供の学校からも退学を迫られたことでうまくいかない。挙げ句に子供の誕生日に買おうとした犬を売ってもらえず、住居侵入し、無理やり奪う。ラスト木の上で息子に犬を渡し、気から飛び降りる所で終わるが、結局何がしたかったのか不明。抜け出そうにも抜け出せず、諦めて爽やかに終わるって何?
ブレンダン・グリーソン祭り
出ずっぱりなのは嬉しいが、あんまりといえばあんまりなかわいさゼロのゴロツキ父ちゃん役。可愛げゼロでちょっとアレな宗教団体の教祖みたいなところもある。ファスベンダーは一発で制圧したかと思えば、妙に面倒見が良かったり家族という事を仕切りにアピールしたりするところもあり、コントロールしてるなあとちょっと怖くなった。 ある意味気の毒な境遇なのだろうが、よほど決定的な事がない限り、父親の支配からは逃れられないんだろうと思えた。
良い終わり方
犯罪を生業としているカトラー・ファミリーの後継ぎでドライバーとして犯罪に加わってきたチャドは、犯罪稼業から足を洗い、妻と幼い子どもとともに新天地での生活を考えるが、その望みは絶対的な力で家族を支配する父によって阻まれてしまう。ある夜、父に強制されて州総督の邸宅に強盗に入ったチャドは警察の追跡を猛スピードで振り切ることに成功する。しかし、その事件を境に父と息子の絆が取り返しのつかない方向へと狂い出していく。チャドは息子の誕生日に犬を買おうとするが、学校に行っていないため書類が読めず、サインも出来なかった。それでも息子のために犬を盗んでしまい、警察に追われ、息子との思い出の木の上に登って息子に犬を渡し、息子に強い人間になって家族を守るよう諭すのだった、そして2人は木の上から捕獲用ネットに向かって飛び降りるところでジ・エンド。親子の葛藤、妻との軋轢や子供の教育問題などが織り交ぜられて一味違う作品。
どこがクライムアクションだ!
15禁、クライムアクションと聞いて、どんなアクションがあるかと思ったらイメージ違う! ギャングの父親から虐待に近い仕打ちを受けて育った主人公が、父親の束縛から逃れようと、ウジウジする話し。辛気くさいです。結局、父親は何をしたかったんだ、という話です。息子を束縛したかったんでしょうが、完全に裏目ですね。ラストも綺麗にまとめたけど、問題解決してないし。なんかモヤモヤします。
爽やかに終わられても
子犬にとってはイイ迷惑なラストで二人して気持ち良く終わってんじゃねーよってな肩透かしな感じ!? 子供の為に良い環境で生活したい割には両親ともに説得力のある行動は曖昧に反抗してもワンパンで平伏すファスベンダーのキャラもブレブレでシスコンにしか見えないのが残念。 ファスベンダーの父親が絶対的な存在でありながら周りから恐れられている描写も薄く親子揃ってキャラが迷走している。 ラストに取る行動の全てが理解出来ないファスベンダーで警察もこの一家を甘やかしているだけで。 張り詰めた緊張感や渋い雰囲気の犯罪映画を期待していたがラストに連れて爽やかなファミリー映画の方向性に突き進む!?
コルビー帝国
仲間と泥棒を繰り返しながらトレーラーハウスで転々として暮らすカトラー一家の話。 突拍子もない話にも感じるけれど、モデルが存在するというから驚く。 冒頭のウサギを車で追い回すところから何とも異様な思考を持っている奴らと感じるが、トレーラーハウスに帰ってからの様子は更に異様さが増して、明るい雰囲気だけどまともじゃないのが伝わってくる。 逮捕はされても証拠がなく起訴はされないものの、一家の特に親父の悪評は町に轟き疎ましがられていて、自分の家族を思い足を洗って定住したい長男が、ある意味マジメでしかしながら生きてきた環境からなる学のなさや常識知らずだったりな部分が影響して、思う様に生きられないのがもどかしい。 感情の部分での人間らしい温かさと、生活の部分ではそうとは言えない悲しさの入り交じった何とも言えない気持ちにさせられた。
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