劇場公開日 2018年8月17日

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「前作よりかなりレベルアップ!!」銀魂2 掟は破るためにこそある Nomikoさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0前作よりかなりレベルアップ!!

2018年8月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

前作よりかなりレベルアップしております。銀魂慣れしてきた前作のキャスト達のキャラとしての演技の違和感もなくなり、チープな感じは取り払われ、アクションは格段に段違いの格好良さです。前作が少し初実写ということもあり、残念な部分も多々有りましたがこれぞやっと「実写銀魂」になったという感想です。

新キャストの伊東鴨太郎役の三浦春馬さんや河上万斉役の窪田正孝さんは「原作やアニメを好きなファン」を裏切らない見た目も演技も完璧で、銀魂初参戦とは思えません。(前作のキャストの演技より遥かに原作アニメを裏切らない出来栄えです)特に三浦春馬さんの伊東鴨太郎は、伊東好きのファンも絶対に納得出来る程の演技や表情、声やトーンなども全てが伊東鴨太郎にしか思えないほど完成度が高いです。

映画館で鑑賞しましたが、冒頭から会場がざわつき爆笑の渦で兎に角ギャグパートは笑いを抑えられない観客ばかりで最高でした!
前作で感じたキャラとしての演技の違和感はかなり今回は拭えていますし、神楽語の違和感も完全に無くなっており、小栗旬さんの銀時もかなり銀さんを演じることに慣れてきたなという感想でした。より更に銀さんになっています。新八は前作から完璧でしたが。

前半のギャグパートはお金を払う価値あり、将軍も佐藤二朗も万事屋のギャグもかなり最高です。(映画館では全員の爆笑で音声がかき消されそうなほどでした)

後半のシリアスパート、動乱篇については少々原作と違う設定はありますがほぼ同じストーリーになっており、中村勘九郎演じる近藤勲役の大役感に鳥肌すら立ちます。沖田と神楽の共闘シーンは、かなり凝っており沖田や吉沢ファンにはたまらないはず。真選組のアクションから万斉のソロなど多々アクションが入り銀時VS万斉のアクションまでかなり多くのアクションシーンが入っています。アクションシーンについてはかなり力が入っているなという感想。流石二人のアクション監督を入れた程、見栄えも舞いも最高に仕上がっていました。

女性客は勿論、観客には年配の夫婦の方や子連れの方、男性団体客など色々な層がおりましたが兎に角パンフレット購入者が多いので直ぐ銀魂を見に来たんだな、とわかる程大盛況でした。

銀魂好きなら絶対に見て損はしないと思います。

Nomiko