恋は雨上がりのようにのレビュー・感想・評価
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小松菜奈の魅力
小松菜奈さん、見るだけで映画の価値はある。
昔、ファミレスで働いていた。最後は店長。
ストーリーが、雑なのでもったいない感じ。
普通は、おじさんなんか最初から対象外なんだけど、
いつのまにか好きになってた?
なら、もっと深いストーリーになったと思う。
原作の非難ではないですけど。
ファミレスバイトのスタートは、
よく歩くから、陸上のリハビリにもなるし、ちょっと優しそうな店長がいて、
走れないから、バイトでもしようかな?
から始めて、店長の意外な、人柄、知識、優しさ、にひかれ、バイトが楽しくなって、やめたくない。になる。
あれ、店長の事を好きになっちゃったのかな?
やっぱ好きだ!
陸上も戻りたいけど、少し怖いな、そんな気持ち。
どっちつかずで、過ごす日々が、
ライバル、仲間たちの存在、最後は店長の後押しでに
陸上に戻る事になる。でいいじゃん。
高校生バイトでも、感心するほどしっかりした、意識高い子もいる。
小松菜奈は、陸上でストイックだから、バイトでもストイックになっちゃって、店長よりお客様の為にサービスして、
妥協なし。
慣れて、サービスも妥協している店長が影響受ける。
生き方も、影響受ける。
なら、おおまかに、コンセプトは同じ。
逆に最初嫌いから、好きになっちゃうだと、よりドラマチックだけども。
小松菜奈さん、走る姿見るだけで映画の価値はある。
笑いと恋愛、良いバランス。
「小松菜奈いい」
あまりにも……
原作既読、アニメ視聴済みです。
期待していた作品でした。
キャスティングやロケ地、セットや美術はとても良かったです。作品の世界観の再現は素晴らしかったです。
セリフの位置も尺の構成上妥当だと思います。
ですが、あまりにも店長とあきらの空気感はもう少し再現できなかったものかと思います。
これは役者ではなく、カメラのカット割や話の構成に流れがなかったのではというのが個人的な印象です。
役者はよい演技をしていたと思いますし、引き込まれるようなところもありましたがそれをカット割がぶったぎってくるという感覚がありました。
また、あきらの恋心と部活への気持ちの葛藤をもっと丁寧に描いてほしかったし、店長があきらに影響されていくところをもっと大切にというかそれを描いた物語だと思っていたのでひたすら残念でなりませんでした。
ラストシーンについてはラストシーンにもかかわらずなぜそんなにパッパパッパとカットを変えるのか。それが良しとするならまだしも、集中させてもらえないし余韻もなく……大泉さんと小松さんは別撮りですか?と思わざるを得なかった……
映画として評価するのは難しいですが、
1カット1カットはほんとに良いです。
絵としてとても良いです。
EDのアニメに関してはなぜ?
という気持ちで一杯です。
なぜ吉澤の書いた漫画をみなければならないのかと思うばかりでした。
すっごい良かったです!!
なるほどね...
百点
オープニングとエンディングが素晴らしい
オープニングは小松菜奈がダダダッと走るのね。ここが爽快で楽しいの。監督すごいなと思った。後で調べたらCM出身の人だから、こういうの撮るのうまいんだろうな。
エンディングは小松菜奈のアップなのね。複雑な心情を、表情の演技で語らせようっていう、小松菜奈を信じたカットで良かったよ。
話は面白いの。不器用な性格の小松菜奈が、とにかく一途に大泉洋に迫ってって。
大泉洋は「俺なんか大したことない」って言ってるけど、これだけの美少女から熱く「好きです」って言われて、舞い上がらないってだけで大したことあるよ。
車の中の「『僕』って言った」って微笑むところとか、「デートしてくれるって言いましたよね」と詰めるところとか楽しいよ。
加瀬とのデートと店長とのデートの対比も面白くてね、好きってこういうことだねって思うの。
物語の転換点は色んなところにあったと思うけど、清野菜名が来て「倉田みずきは速いよ」って言ったときに、小松菜奈が「タイムは?」って聞くのね。ここで陸上復帰が決まった気がしたな。
すごく面白い話なんだけど、最初から恋愛成就しないことが約束されてんのね。
小松菜奈の「好き」って気持ちに嘘はないと思うけど、一生を賭ける「好き」じゃなくて、一過性のものなんだよね。
だからどうやってもスカッとしたラストにならなくて、そこがしんどいところだなと思ったよ。
多分きっと恋愛映画では無く人生の物語…のはず
45歳に高校生が恋を…というキャッチフレーズに、観る前に色々と思う人もいるかと思いますが…
映画だけを純粋に観た感想としては、きっとこれは恋愛映画でもキラキラ映画でも無いという事。
今までの人生では関わる事の無かった1人の大人「店長」に、若さ故の残酷なまでの『興味』をぶつけ「店長」を追い詰める「あきら」のそれは、
不思議と、昔に読んだ漱石の『こゝろ』の「先生」に対する「私」のそれを思い出させました。
題材・主軸・諸々、色々と違うのですが、なんだか不思議と。
もう文書や何やらを色々と忘れているのに、そんな事を思い出したのは、店長が純文学が好きな事に引っ張られてかもしれませんが。。
2人の関わりが綺麗に呼応して、それぞれの人生が流れて行くさまが良かった。
昔の友や夢と 今の人生とに、又 若者を見て過去の自分と今の自分とに…対峙をそこはかとなく実感し色々と思い考える「店長」の方に、すっかり感情移入する年齢になってしまった自分に気付き、勝手に感傷に浸りました。
昔なら「あきら」ちゃんに感情移入したかと言うと、ちょっと分かりませんが…
それから、人が走るさまを観るのが、こんなにも気持ち良いものとは!
そして音楽、良かったです。
最後の「あきら」ちゃんの表情が絶品。
兎にも角にも、こんな感じです!
小松菜奈ちゃんがあきら役なのはしっくり
吉澤の描写がいまいち。「前髪切れって店長うぜぇんだよな〜」とかユイちゃんに「冷たい感じ良い〜」って、、漫画の中の吉澤はあんな嫌な感じじゃないんだよ…!!
お祭りのシーン、車のシーン、店長が熱出てあきらをタクシーに乗せるシーン再現されてて嬉しかった。店長が風で吹き飛ばされるところで笑い堪えるの大変だった。。あと音楽もシーンごとにすごい合ってて良かった。
橘あきら役が小松菜奈ちゃんっていうのが一番しっくりくると思ってて、映画観てイメージ通りで素晴らしかった。あのあきらの睨みつける目が再現できてて本当にすごい。あきらのお母さん役も吉田羊って似合ってた。。ちょっとしか出てないのがもったいない…!(笑)ぁぃぁぃがどこで出てくるんだろうと思ったらまさかのシーンで出てきて笑った。
重すぎず、軽すぎない。心地のいい映画
小松菜奈のスライディング
まず、小松菜奈のスライディングがとてもカッコいい。もう一度いいますが、スライディングが最高です。
内容としては、
原作、アニメはコミックスのタッチが強いけど、
映画化にあたり、よりリアリティを増し、楽しめる年齢層の幅が広がっているかなと、
キュンキュンするベクトルが、映画だとちょっと変わってて、これは今の小松菜奈で無いと出せない絶妙なハマり具合で、代替できない魅力になってる。
小松菜奈が演じるあきらは、1つのツンデレなんですが、爽快なツンデレかと。陸上のシーンがアニメより多めにでてる事もあって、あんまり重い印象にならないのもGOOD
また、あきらの抱える心の葛藤の表現や、真っ直ぐに伝える所が、無駄なく濃縮されてて、1シーン足たりとも目が離せない。
それはなんでだろう。。って考えてみると、
あきらが凄く真面目で、どのシーンをとっても緊張感があるからかと思う。
そんな中だけに、笑えるシーンも素直に笑えるし、
よかったーって感じになる。
ちょうどあのシーンの店長のように。
よかったー!って。
ラストも、そんな若干緊張して見守ってる僕らに、
よかったー!って解放をくれて、爽快な気分にさせてくれた。
あきらかにポジティブな未来を想像できてて、
複雑な感情でずっと絡めてきた2人の関係の糸がすっと解けたような。そんな感じ。ありがとう!
未練ではなく執着
45歳のファミレス店長に恋した女子高校生の話。原作は最後まで読んでなくて、テレビアニメを視聴済。うまくエピソードを省略しつつ、2人の気持ちをうまく描いていた気がする。
主人公のあきらがとにかく眩しすぎて、店長が戸惑うのもわかる。でも好きになるのに理由なんてないってあきらの主張も痛いほどわかる。全編その切なさが漂っていた。それでも最後は2人とも前を向いていたのでとても清々しい。
配役はどれもイメージ通り。原作好きな人でもあまり違和感がないのではないか。特に小松菜奈。自分のイメージと若干ズレてる気がしていたが、観はじめるとそんな不安は無用だとわかった。キツい目線、はにかんだ笑顔、走る姿、感情をぶつけてくるひたむきさ、どれもが魅力的だった。涙を滲ませながらのラストシーンは後々語り継がれるのではないかと思うくらい。
走りたくなる映画
明日に向かってリセットできる、"雨上がり"のような作品
永井聡監督のセンスと、眉月じゅんの原作コミックの伝えたいことが化学反応を起こして、爽やかな風を運ぶ。
45歳・子持ちバツイチのファミレス店長(大泉洋)に恋心を抱く、17歳の女子高生(小松菜奈)のエピソード…という設定が、興味本位の"いかがわしさ"を醸し出しているが、それを大きく裏切ってくれる。
原作コミックはアニメ化もされているが、この実写版はキャスティングで成功している。
監督の狙い通りに、大泉洋と小松菜奈の2人が作り出す空気感が作品を支配する。昔のガツガツしたバラエティ色の強い大泉洋ではだめだろうし、幼さの残る可愛いアイドル系ヒロインや色気のあるセックスアイコン的なヒロインでもだめだろう。今この瞬間の小松菜奈だからできる役柄を100%引き出している。
脚を怪我して挫折した陸上部所属のランナー"橘あきら"。小説家をめざして家庭をかえりみず夢を追いかけ続けたが、夢も家庭も中途半端になってしまったファミレス店長の"近藤正己"。
壁の前で立ち止まっている2人が出会ったのは、"雨の日"。2人の心が交流するのも、きまって"雨の日"。
あきらの "向こう見ずな純愛"をやさしく包み込む近藤店長のオトナの心持ち。オトナはこうありたい。自分を知り、相手を想うことの大切さを丁寧に描いている。
明日に向かってリセットできる、まさに"雨上がり"のような作品である。
吉田羊が、小松菜奈の母親役を務めているが、この2人が並ぶとどうしても、"♪腸にちょこちょこ乳酸菌~"(ロッテ乳酸菌ショコラのCM)がアタマをよぎってしまう(笑)。
(2018/5/26/TOHOシネマズ日本橋/シネスコ)
好感の持てる作品
背中を押してくれる
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