劇場公開日 2018年5月25日

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「圧倒的爽快感」恋は雨上がりのように パセリさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0圧倒的爽快感

2018年7月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

見ていて清々しくなる爽快感。視覚表現と音楽が更にそれを際立たせてくれます。オープニングや陸上の大会シーン迫力満点である。後、いきなり別の映画が飛び込んでくるがあのシーンだけ切り取られると、笑えます。

物語は陸上に挫折した女子高生がバイト先のファミレスの店長に恋をしてからの紆余曲折が描かます。こういう場合、あえて切り捨てる言い方をするのが優しさなのかと思うけど、彼女を否定することなくつかめないなりに本音で向き合う店長が素敵でした。自分と重ね合わせながら少しでも良い方向に導こうとする姿が印象的。彼も自身を卑下し続けてきた人生から脱却できたようでその点も良かった。

原作は知らないのでキャスティングの是非は判断しかねますが、個人的にはとても好感度が高いです。タイトルの儚さに相応しい佇まいの小松菜奈ちゃん。雨が良い意味で良く似合う。大泉洋さんはもうバラエティのキャラクターイメージが染みついてるので、おっさんイジリのシーンが輪を増して面白い笑。でも演技はさすが。
回りを囲む役者陣も素晴らしいが、際立つのは山本舞香ちゃん。ヒールっぷりがすごく似合います。

パセリ
みかずきさんのコメント
2023年3月3日

フォローありがとうございます。

私、10年位前から、キネマ旬報、kinenote、yahoo映画レビューなどに映画レビューを投稿しています。現在の目標は2回目のキネマ旬報掲載です。こちらのサイトには昨年2月に登録しました。
宜しくお願いします。

本作、大泉洋と小松菜奈の組み合わせが完璧で、
仰る様に、圧倒的な爽快感のある作品でした。

ー以上ー

みかずき