劇場公開日 2018年6月1日

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「高校生の普遍な憂鬱」レディ・バード マルボロマンさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0高校生の普遍な憂鬱

2024年9月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

アメリカ地方都市の高校生カルチャーを通じて、娘と母の愛憎とお互いの成長を描く物語。

時代背景は2008年前後だが、90年代まではアメリカ若者カルチャー映画に触れる機会は多かったが、それ以降はあまりなかったなぁと感じた。国も時代も違うが、自分の青春を少なからず重ね合わせるには充分な、現代っ子たちの葛藤やら慟哭、そして瑞々しさが描かれていてなかなかいい作品だった。

何気にシリアスで遊びは少ないし題材としても特別好きなジャンルでは無いが、飽きさせずに最後まで見させる脚本には関心した。

マルボロマン