「ピンクのギプスはファッションかと思った・・・」レディ・バード kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ピンクのギプスはファッションかと思った・・・
やっぱり高校生のときまでは、何かに憧れ、何かを求め、何を信じればよいのか悩む時期。息苦しい田舎から脱出して初めてわかることもある。ぽっちゃりタイプのジュリーなんて子は田舎の必需品のような存在だし、これから羽ばたこうとする子も必要なのだと思う。ニューヨークでは9・11以降で人の心もがらりと変わった頃、だけど、カリフォルニアからニューヨークに行けば自分も変われるはず!
田舎の良さなんて都会に住んでみなきゃわからない。自分的には田舎から飛び出そうとしたものの、さらなる田舎に行ったもんだから人とは違うけど、「ふるさとは遠きにありて思ふもの」by室生犀星。その気持ちは同じ。その言葉が金沢出身の文豪だと知ったのも、外に出てからだった(恥)。
「レディバードと呼んで」というクリスティンの気持ちもよくわかるけど、自分が未熟だったと気づくのは後々のこと。それでも片意地を張ること、富裕層住宅街に住みたいと憧れること、つい嘘をついてしまうこと、誰もが経験することなのでしょう。ただ、男目線で見ると思いっきり感情移入もしづらいし、兄貴のミゲルのライフスタイルの方がすんなり受け入れられました。
なんだかアメリカも田舎の方だと、日本と同じ感覚だなぁ~とも思った(プロム以外)。これも9・11以降だからだろうか、アメリカ国民が皆平和を求めて模索中であるかのような雰囲気。そして、ミゲルが失業中の父親と同じ会社へ面接に行くところが印象に残った・・・
犀川の源はきりんの地元の梓川でーす♪
流しそうめんやったら・・理論上は我が安曇野から⇒金沢のkossy さんに届くはずで(笑)
〉911以降
トム・ハンクスの「ものすごくうるさくてありえないほど近い」は、僕はまだレビュー出来てませんが重たい映画でした。
kossy さんも当然ご覧になってますよね?
日本にいる我々でもあれだけの衝撃でしたから、アメリカではあの前後で時代が変わったのだろうなぁ。
映画ドットコムの事務局には「フォロー者たち同士で同じ作品のレビューを簡単に発見できるように“すぐにつながるバナー”を付けて下さい」と提案してあります。
「検討します」 との返答はもらっています。
映画フリークのkossy さんとの共通レビューを見つけるのって けっこう大変なんですから(笑)
ちゃんと寝て下さいよ。
お互いですが。