「女子高生の青春あるある」レディ・バード ユージーンさんの映画レビュー(感想・評価)
女子高生の青春あるある
田舎暮らしの冴えない少女が、華のある世界に憧れ、もがき、そうして、自分というものを見つめ直すといった、とても普遍性に富んだ作品でした。
文化的な違いはあれど、世の女子高生、思春期まっただ中の女の子たちからはとても共感が得られるのかもしれませんが、自分にはいまひとつ伝わってきませんでした。主演の子が以前に演じた「ブルックリン」を、別の時代で描いただけのような印象でした。
普遍性がテーマなのかもしれませんが、それにしても芸がないように感じられて、自分には合いませんでした。
ただ、
終盤の、ヒットソングがどうの、といった会話のくだりは、この作品自体を皮肉っているようで、くすりときました。
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