「2018年度ベストムービー!」レディ・バード stoneageさんの映画レビュー(感想・評価)
2018年度ベストムービー!
クリスティンが、親友ジュリーの所に戻り和解するシーンにホロッとする。
*この作品に共感出来るのは、どこかまだ子どもっぽい女子高校生が、進学とか親からの自立、恋愛、友達との友情といった日常的な問題を、比較的リアルに描いているからだと思う。アメリカの学園ものというと、過剰にドラッグやらセックスが描かれ、"アメリカとは、そういう文化なのか"と思わされて来たが、決してそうではなく、日本人と同じ様にアメリカの若者も将来について悩んでいるのだ("中産階級は"との但し書きはつくが)。
NYで新しい生活を始めるクリスティンの姿を見ていると、こちらまでワクワクしてくる…たとえ、悩みはまだまだ多くとも…。傑作である。
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