劇場公開日 2018年3月30日

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「決断」ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書 awahiraさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0決断

2018年4月16日
iPhoneアプリから投稿

新聞社が政府の極秘文書をすっぱ抜くべきか悩みます。

難しかったが面白かった。
新聞社にとっての正義とは何か、存在意義とは何か…という本筋も当然良かったが、それ以上に主人公、女性経営者の葛藤が刺さった。
彼女はいわゆるお飾りであり、非常に軽んじられている。序盤は自信も無くオドオドしているが、後半になるにつれ自覚を持ち、自信が無いながら戦っていく…「軽視されている人間が戦うには、自身が持つ全てを賭けなければならない」

この難しさはストーリー以上にキャストの覚えにくさに起因するのでは…おっさんばかりだし。史実通りだし、仕方ないんだけどね。

良かったんだけれど、特筆することはあまり無い。ただ、監督の思い通り、今見るべき映画だとは思った。本場米国でも、ここ日本においても。

awahira