「「私の兄はまだベトナムにいるの」」ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書 にっしんさんの映画レビュー(感想・評価)
「私の兄はまだベトナムにいるの」
単純なストーリーだけど、感動的だった。特に裁判所シーンで、政府側スタッフの(以前ペーパーを届けた)女性がポストオーナーのケイに「私の兄はまだベトナムにいるの。だから勝って。」のことばは涙が溢れた。1970年代、国民は、報道が権力を監視する役割を真っ直ぐに担っていた清々しい民主主義に期待していた。映画では「国民の知る権利が守られた」で終わるが、その間も戦場で若い命が奪われていたことを教訓としないといけないことを思った。
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