「Let's go... let's go, let's go, let's go 報道とは?仕事とは?責任とは?」ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書 アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
Let's go... let's go, let's go, let's go 報道とは?仕事とは?責任とは?
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ベトナム戦争の隠蔽を報道するかどうか?その時ワシントン・ポストが取った行動は?という内容で、報道とは?仕事とは?責任とは?を語りかけてきます。こんな社会派な内容でも一級のエンターテイメントに仕上げるのは流石スピルバーグ監督ですね!正直、晩飯食べた後のレイトショーで眠気もあったのですが、映画が面白くって吹き飛びましたわ!
ベトナム戦争やウォーターゲート事件はもう歴史の教科書の話なのであまり実感は沸きませんが、きっと当時は大問題だったのでしょう。でも今作は当時のニクソン政権と現在のトランプ政権を分かりやすく被せてありますね。やー、いつの時代もアメリカって変わんないですね。だからこそ今の時代にこの作品を作る意義があったのでしょう。
メリル・ストリープ、最初はしゃべり方とかもお婆ちゃんな感じだったのですが、いつの間にかハッキリしてきて最後はホント格好いい。震えながらも掲載にゴーを出すシーンとか、娘に心情を吐露するシーンとか上手いですよね。スピルバーグ監督と仲良しのトム・ハンクス。抜群の安定感あります。ってかスピルバーグ監督×メリル・ストリープ×トム・ハンクスの布陣で面白くならない訳がないじゃない!!
しかし、仕事に情熱を持って取り組む人々の映画はいつの時代も熱い物がありますよね。いつの間にか「マスゴミ」と呼ばれる事が定着してしまった日本のマスメディアの方はこの作品に何を感じるのでしょうか?
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