劇場公開日 2018年4月21日

  • 予告編を見る

タクシー運転手 約束は海を越えてのレビュー・感想・評価

全163件中、141~160件目を表示

2.0さすがのソン・ガンホ

2018年5月3日
Androidアプリから投稿

1980年に韓国で発生した光州事件が元になった話。
外国人記者を金目当てで乗せたはずなのに現地で起っていることを知るにつれ…
主演のソン・ガンホはコミカル感じからシリアスな演技まで幅が広いね。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
DKawa

4.5真実の報道の大切さ!

2018年5月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

解説のページにも書かれている通り
これは実際にあった、タクシー運転手と外国人記者の
命がけの取材と逃亡のドラマ。
町山智弘氏によれば一つ大きなフィクションが入ってるそうですが、
そこがどこか?みたいな詮索は野暮だと思います。

この映画では、韓国で起こったことの恐ろしさと
やはり、人間は権力や武力では押さえつけることはできない!
権力や武力で押さえつけようとすると必ずそれに反対する力が
たとえ弱い民衆であっても、
湧き上がってくる!と言う事に感動します。

それと「ペンタゴンペーパーズ 最高機密文書」も同じだけど
真実を正しく報道することの大切さ、
人々は報道によっていかようにも踊らされてしまうと言う
危うさも同時に感じて欲しいです。

宣伝ポスターもライトだし、最初は軽い人情喜劇っぽく始まるけど
だんだん、とんでもない状態になって行きます。

戦争映画や銃撃戦の映画は多々有れど
べトナムとか遠い宇宙のどこかみたいな場所と違って
日本の普通の地方都市の街並みによく似た光州の街、
普通に毎日暮らしてるその場所に弾丸が飛び交う恐ろしさ!
殺戮される人々の容赦ない描写は流石に韓国映画!!

唸ってしまいました〜〜

で、月に10本ほど映画館で映画を見る中途半端な映画好きとしては

久しぶりにソン・ガンホをちゃんと観た!!良かった!!
ごく普通の小市民で日々を暮らすのが精一杯の
政治にそれほど興味も無いタクシー運転者が、
真実を目の当たりにして初めて事の重要性に気付き
迷いに迷って、ありったけの勇気を振り絞って
行動を始める姿に泣けるわ〜〜

うまいな〜〜流石にソン・ガンホ!!

光州の町の気のいいタクシー運転者やさえない学生達も、
何?そこらへんの兄ちゃん?と思えるほど普通の顔の役者さん。
全然イケメンは出てこない〜
だからこそ、余計にこの事件の悲惨さが際立ちます!

自分たちを守るはずの銃口がいきなりこっちに向く!!
本当に恐ろしい〜

歴史的な出来事はみんなズッと遠い昔の話で、
光州事件?ああなんか聞いたことあるな〜と言う程度だった。
だけど事件の起こった年が1980年5月
なんだよ!私もう生まれてるじゃん!

こんな恐ろしい事がすぐ隣の国でつい数十年前に起きてたなんて!!
結構な衝撃です!!

@もういちど観るなら?
「事実を忘れないために数年後にリバイバルで映画館で!」

コメントする (0件)
共感した! 10件)
星のナターシャ

4.5日本人は観るべき

2018年5月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

光州事件を知っている人も知らなかった人も、是非とも観るべき映画。
ソン・ガンホは相変わらず上手い。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
ブースカちゃん

4.5構造と解釈と、タイトルと

2018年4月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

史実である事を横に置いて、この尺、この作品においては必要だなと感じた。
いろんな想いがとにかく揺れる構造は、どちらが正しいわけじゃないけど人はその間にいるものなのだという事を伝え、その割り切れなさが、切なさへと繋がる。
だからこそこの尺が、大きな反動で振り子を動かして、自分ならどうするかを悩ませる。

感情移入できてしまう。
そして、これは史実を元にした物語。

振り子に揺れる人間が、何を選ぶか。どう振る舞うことにしたか、を現実を通して知らされる。

いや本当に尻尾の先まであんこの入った映画、いやアンコが止まらない。
今夜、色々調べてしまうだろう。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
miyata

5.0映画の力

2018年4月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

映画館を出ると、2018年の日本に簡単に帰る事ができた。たった今迄、1980年の韓国に居たのに…。
恥ずかしながら、私は自分が生きていた時代に最も近い国で起こった、"光州事件"を名前程度しか知らなかった。
この映画は登場人物と供に事件を体感できる。体感型映画なら何もこの作品に限ったものではないが、この映画の優れた点は主人公が巻き込まれ型である為に、感情移入が自然にできる処にある。導入部の山田洋二監督っぽい(?)"間"のユーモアも含め、全体の構成に無駄がない。
そして…ラスト近くの俯瞰ショットは見事としか言いようがない。
人とはとても愚かで、そして、いとおしい。このストレートなメッセージの、何と強烈なことか❗
この映画が今、日本で観られること自体が、"映画の力"であると思う。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
nob

5.0恥ずかしながら初めて知りました

2018年4月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

光州事件を全く知らずに歴史の暗黒面を観る思いでした。当時の私の年齢が運転手の女の子と同じ頃なので、80年はとても近年な気がします。
映画は笑いありの展開から後半は怒涛の展開へ。
隠したい凄惨な事実を観せる韓国映画の懐の深さと日本映画に比べて、バイオレントな描写がお得意なことも納得。
しかし、前半のソン・ガンホが毒蝮三太夫に見えて困りました。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
AKIRA

4.0崔先生

2018年4月29日
Androidアプリから投稿

私が大学生だった頃
仲間内と、よくつるんで飲みに行ってた教授がいた
当時、韓国の歴史や制度を全然知らなかった私が色々と武器などの事を述べていた時、先生が
「弾丸は夜だと光の筋が見えて、どう飛んで行ったか分かる。
自分は兵役で光州にいた。
あれは戦争だった…」
とおっしゃった

先生…
あなたはあの時、あちら側にいらしたんですね
今まで、先生があんな大変な所にいたのに知らずにごめんなさい…

コメントする (0件)
共感した! 5件)
カロロ恥子

4.5今年ベスト級!

2018年4月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ほのぼのからの怒濤の展開!
若干長過ぎ、若干ウェットに過ぎるが、それを補って余りあるソン・ガンホの力!
自国民を射撃する軍隊を涙なしには見られないが、こうやって自国の過去の過ちにちゃんと向き合えるところは、かの国は我が国よりもマシなんだなと思わせられた。

コメントする (0件)
共感した! 15件)
ぱんちょ

3.5実話に基づいた映画

2018年4月27日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

怖い

eiga.comさんの試写会で鑑賞した。光州事件という名前は知っていても、どの様な出来事だったか知っている日本人は少ないと思う。私も事件の名前は知っていても、内容は全く知らなかった。この映画とほぼ同時に『ラッカは静かに虐殺されている』を見た。“外にニュースが出ないようにされている、紛争・戦争地で起きている出来事を、どのように外に出したか”という点で同じような映画である。
ただ、『ラッカ』の方は“ドキュメンタリー”であるのに対し、『タクシー運転手』の方は“事実に基づいた(韓国)映画”である。味付けは韓国映画らしく、ユーモアと人情とに満ちた作りになっている。私はその点に救われたし、役者は皆達者で安心して見ていられた。
この映画がヒットしたおかげで、長らく不明だった『タクシー運転手』の息子が名乗り出ることになる。しかしそれは記者ピーターが亡くなったあとであった…。実際のタクシー運転手は英語は上手かった…というのは現実の話なので鑑賞後ぐぐってみると良い。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
gjmjgp

2.5千万映画かな?

2018年4月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

韓国映画はあまり観ませんが、
以前、義兄弟でソン・ガンホが非常によくて、
観に行きました。

俳優陣はさすが上手くて、魅力的でした。
その面は楽しめます。

ですが、ストーリーはいまいち。
テンポ良かった前半部分と後半部分のシリアスな部分が長くてくどくて、バランスが悪い。

俳優陣の上手さに比べて、ストーリーは盛りすぎ、
偏向気味な感じでした。

泣くかとハンカチを握りしめていましたが、
全然。
残念ですが、期待はずれ。

千万映画、ってほどどはないです。
韓国映画好きなら、違うのかも。

ダンガルでは涙が止まらなかったから、感動を使い果たしていたのかな?

コメントする (0件)
共感した! 2件)
シャンティ

3.5映画はすごい

2018年4月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

韓国という国は闇があるからこんなすごい映画を作れるのだ。今の日本は平和でいいのだけれど、こんな映画は作れない。何も情報を入れず、ポスターのビジュアルだけ見て鑑賞するのがオススメです。
ソン ガンホ、ユ へジン名優ですな。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
マクラビン

5.0すごいすごいすごい!

2018年4月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

なぜかわからないけど、冒頭の、タクシーから猫背気味におりてくるソ・ガンホのたたずまいをみて「あ、この映画とてもいい!」と思った。

韓国の映画はあんまりみたことないけど、グエムルとか今作とか、「飯を食うシーン」がとてもいい。

追記
2回目みた。
2回目のほうがより、みんなの演技がグッとくるね。
ソ・ガンホは本当に良い。すばらしい。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
buckaroo

5.0振り返ってみたら...

2018年4月25日
iPhoneアプリから投稿

今年ベストムービーに、
名を連ねる一本になるでしょう。

序盤、軽快に、物語が進むが
中盤、終盤と進むにつれ、
重く、深い人間ドラマとなっていく。

この見事なグラデーションに、
感服しました。

そして、
終盤涙が幾度も流れました。

お隣、韓国の映画の質。
とんでもないものになっていく...

コメントする (0件)
共感した! 6件)
十ロ九

4.5シネマート新宿

2018年4月24日
Androidアプリから投稿

観賞後さっそく光州事件について詳しく調べてみました…がそれはさておき作品としてはフーテンの寅さんがタクシー運転手になって歴史的暴動に巻き込まれたらこんな感じなんだろうな、と思う私はやはり不謹慎なのでしょうね。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
shioshio

5.0『ハゲタカと少女』を思い浮かべた。

2018年4月23日
iPhoneアプリから投稿

知らなかったことを知ることができる。
やっぱり映画って尊いな。
そう思えるような作品でした。

アフリカで、死にそうになっている少女をハゲタカが狙っている。
その瞬間の写真を撮ったということで、世間から批判されて自殺した写真家のことが頭をよぎりました。

人命救助もとても大切ですが、その現場をカメラに撮り、世界に知らせることで、多くの人の手によって、現状を変えることができる場合がある。
知らせること、広めること、そして我々が知ること。
そういうことが大事だと改めて考えさせられる映画です。
「運転手さん、絶対ソウルに持って帰れよ!!!」って、全力で思いました。

冒頭の明るい音楽から、これからとても楽しいことが起こるのではないかなと思いました。
開始数分で、俺 絶対この運転手さんのこと好きだなって思えました。
とても楽しい映画が、何の予兆もなく急展開します。
明暗の境の後の、崖から突き落とされたような気分になる後半の展開は、心が折れてしまいました。
物語の構成がとてもよく練られた映画だと思いました。
撮影も大掛かりだということが感じ取れました。
「もっとこうした方がいい」という思いが、一つもありませんでした。

史実はもう変えられないけど、では、この映画を見た私たちに何ができるか。
「まだ知らされていないことを知ろうとしよう。」
そんな導きがあるのかなというのが、この映画を見た感想です。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
ハクタカ

3.0まあまあ。

2018年4月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ストーリーはコミカルな導入から入り、主人公とともに事の重大さを理解するほどにシリアスなトーンになっていく。
光州事件に興味のある方にオススメします。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
金のバロット

4.5タイトルなし

2018年4月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

すばらしい韓国映画

コメントする (0件)
共感した! 3件)
うんこたれぞう

3.5光州事件

2018年4月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

1980年の出来事なので自分は17歳、ある程度、世界の出来事を知っていた筈なのに、この史実は全く知らなかった。いわゆるバディームービーであり、実際は知らないが、やや話は盛りすぎだろう。しかし光州事件の存在を知るだけでも有意義な映画だった。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
hanataro2

3.010万ウォン

2018年4月21日
Androidアプリから投稿

興奮

怖い

楽しい

1980年の光州事件を取材した東京駐在ドイツ人記者と彼をソウルから光州へ連れて行ったタクシー運転手の実話を元にした話。
実際の運転手はもっと仕込まれた様な存在らしいけど…。

事実をみてきた記者の手記がベースとのことだし、戒厳軍の激しい暴行が事実ではあるものの、少々偏向的な感じを受けた。

タクシー運転手の心情や言動の殆どの部分は当然ながらフィクションな訳で、それをみせるエンタメドラマとしてみたら、面白おかしく温かくテンポも悪くないしなかなか良かった。

コメントする (0件)
共感した! 14件)
Bacchus

4.0何で?

2018年4月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

1980年に実際に起こった光州事件をベースに、事件が世界に外国人記者によって知らされた件をタクシードライバーの視点から描いた。

映画を見てる間中、凄惨な暴力が警察(軍隊)が一方的に市民に行なっていて、何でこんなことを、何で何でしか言葉にならなかった。

権力のある側から意識的に閉鎖された地域に行なわれていく暴力。
怖かった。

何でここまで残忍なことが出来るのか。
何でこんなに赤と決めつけて暴力を振るうことが許されるのか。
何で。

世間の人々はニュースが正だと信じる。
その事実を知らなければそうだろう。

世界に発信しなければ、何が起きっているのかを。
市民がデモをしなければ。

でも何でこんなことが光州で起こったのか分からない。

調べてみよう。

怖い。
理解不能で泣けてくる。

こんなに映画館で泣くのも久しぶりだ。

これは見るべき!

コメントする 1件)
共感した! 10件)
emp