50回目のファーストキスのレビュー・感想・評価
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泣けるストーリーなのに
泣けるストーリーなのに、福田雄一監督がメガホンをとったということで、ちょくちょくコメディー要素を入れてくるので、感情移入が凄くしづらく、全然泣けなかった。
じゃあ笑えるのかというと、ストーリーがストーリーなだけあって、如何せん笑いづらいし、中途半端なおふざけなせいで、別に面白くもなかった。
ただやっぱり長澤まさみの演技力は流石で、この人が彼女だと大変だなと思いつつも、こんな人が彼女だったらそれはそれで楽しそうだな〜と思わせてくれる所が、素晴らしかった。
勿論この錚々たるメンツで、そりゃあ面白いのだが、やっぱりこういうラブロマンスは、中途半端にコメディーを放り込むべきじゃなかったという話かな。
ただ、シンプルに面白かったとは思った。
恋いしたいね〜〜ハワイで〜(笑)
《お知らせ》
「星のナターシャ」です。
うっかり、自分のアカウントにログインできない状態にしていまいました。(バカ)
前のアカウントの削除や取り消しもできないので、
これからは「星のナターシャnova」
以前の投稿をポチポチ転記しますのでよろしくお願いいたします。
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監督の福田雄一氏の
「勇者ヨシヒコ」シリーズや「銀魂」は未鑑賞ですが
まあ、ムロツヨシさんや佐藤二朗さんが出てる時点で
オフビートなベタ、スレスレのノリが売りなんだろうな〜
と言う程度の前知識で鑑賞。
確かに面白い〜〜
長澤まさみさんが生き生きしてとっても良い!!
明るくて元気で可愛い!!
綺麗な御身足も見放題!(笑)
ファンタジーなラヴコメとして楽しむぶんには
女性の人にもオススメです。
レディースデーだったので長澤まさみさんと同じ年頃の
綺麗なOLさん風の方も多かったですよ〜〜
で、月に8本ほど映画館で鑑賞する中途半端な映画好きとしては
やたらにゲイアピールを挟んでくる
コメディー要員の太賀さんが、
長澤まさみさんの「弟」という設定。
お父さんからの扱いがあまりに雑で同じ子供として不自然。
建築家のお父さんを尊敬する「変な弟子」程度でよかったのでは?
山田孝之さんが良い感じにダメなヤツと
誠実で良いヤツを行ったり来たりして
やっぱうまいなあ〜〜
個性的な役者さんの普通の役は結構好きなんです。
何より二人でいろんなところで撮った沢山のデート写真が
まるで、本物の新婚カップルのイチャイチャ写真のようで
とてもリアルで羨ましかった!
きっと楽しい撮影だったのでは〜〜
そのまんまスクリーンから伝わってきます。
ラストはまあ、ファンタジーだよね。
でも良いんじゃないですか〜
ファンタジーで終わる映画があっても〜〜
@もう一度観るなら?
「ネット配信とかで、ハワイ気分でお酒を飲みながらみたい」
#ハワイ、行きてぇー
ハワイというところ
福田雄一はどちらかといえば放送作家/劇作家だ(と思う)が、映画監督にいたる来歴が、日本の大多数のいわゆる映画監督とはことなるので、日本映画の系譜につらなっていない。個人的に「日本映画の系譜につらなっていない」には価値と意義がある。
大洗~(2009)や明烏(2015)を見てわかったのだが、がんらい面白いコントを書いて舞台で演じていた人が台本書きから映画をつくった──の体。
この出自は、なんとなく美学がありそうな気配だけで、じっさいはなんにもない映画をつくってしまうザ日本映画の系譜とは、ちがう。
「面白いコントを書きたい」=ものをつくる動機がある。──クリエイターならとうぜんのことだと思うかもしれないが、ザ日本映画の監督はじぶんが何をつくりたいのか、つくっているのか、しらない。
したがって面白いコントを書きたいが初動機になっている福田雄一監督が日本の映画界で個性を確立しているのは、しごくとうぜん──だと思う。
(ザ日本映画の監督とはNDJCやぴあFF系や21世紀の女の子など日本映画の若手全般と、きょうびのつまらない日本映画全般を指しています。むろん、この括りには憶測と偏見があります。)
パフェおやじとか吉野家とか楽しくてなんども見ちゃうけれど、いかんせん、みじかいコントや間合いや形態のおかしさを得意とする人なので、映画はどうなのだろう──と思うことはあった。
明烏や女子ーズや銀魂は面白かったが、なんとなく畑のちがうところで面白かった──の感はあった。
が、本作はアダムサンドラーとドリューバリモアの元ねたを忠実にリメイクしていて──というより、そっくりにつくっていて、そのせいで日本映画の臭みが払拭されていた。軽くて、いやみのない映画に仕上がっていた。
とうぜんといえばとうぜんだが2004年の元ねたよりハワイの発色がいい。陽光感があった。金閣寺に光のおびただしい土地であった。というくだりがあるがハワイは光のおびただしい土地だと思う。
昔っから、ハワイ大好きっていう人が一定数いる。
有名人は、じぶんが何が好きなのかを公表できる。
聞かれるから、それが言える──構造がある。
一般庶民は、何が好きなのか聞かれないから、公表できない。
その、そこはかとない鬱憤が、SNSやブログや映画レビューの動機になっている──と思う。
とはいえ、何が好きか聞かれ、エンタメニュース等で報道されるのは人気者や超有名人だけである。
あまり有名でない人のほうが、自らの売り込みを兼ねて自分の好きを押し出してくる。
で、昔っから、ハワイ大好きっていう人が一定数いる。
セレブや芸能人にとても多い。
じっさいセレブや有名人は、年末年始など恒例のごとくハワイへ飛ぶ。
日本人にとってハワイ休暇は、成功者や小金持ちのステイタスシンボル──でもある。
わたしは、ハワイ好きっていうのを見聞きするたび、ハワイが嫌いな人っているんだろうか?と思う。
有名になると小金ができる。
されどすごく有名なわけではないから暇もできる。
そこでしょっちゅうハワイに行く。
日本とハワイのコントラストは刺激的なものだ。
まさに別世界である。
だから、むしょうにハワイの魅力を喧伝したくなる。
それでハワイ大好きを掲げる人が後を絶たない。
その100%が若い女性。例外はない。
万人に好かれているものがある。
ラーメンやディズニーやダイエットなど。
万人に好かれているものを好きと言ってしまうと、安直な人に見えてしまうことがある。
だって、みんなが好きなんだから。
浅はかだし芸がない。
浅はかで芸がなくても、誰もが享受できるものなら、親しみやすさを表明できる。つながることもできる。
ハワイも万人に好かれるものだと思う。
しかしそれを好きと言うのはいいとしても、ハワイに行くには時間とお金が必要になる。
誰もが享受できるものとは言えない。
庶民にとってハワイは金繰りと休暇繰りを何年もやって、やっと行ける楽園であり、その頻度に照らし合わせたら「好き」はないかもしれない。
人生で一二度行ったことしかないのに好きと言ってしまうのが不自然だからだ。「憧れ」のほうが適切である。
そんな庶民にしてみると、ちょくちょく楽園へ行けちゃってる人はトクベツな人にしか見えない。「憧れ」を何度も享受してる人は、親しみやすい人ではなく「憧れ」る人である。→好意的にとらえるならば。
畢竟、ハワイ好きの公言は自らの優位性を誇示してしまうことがある。
巷には、ハワイの魅力を伝える、特集や記事やメディアが山ほどある。本でもサイトでも動画でもいい。発信者を見るとそれは間違いなく若い女性だ。
だが、おっさんでも子供でも老人でも誰でも、あったかくて、食い物がうまくて、きれいなハワイは好きなところにちがいない。だけど大橋巨泉や島田紳助やつんく、あるいはほかの在住の男性がハワイの魅力を喧伝──そんなの見たことも聞いたこともない。
人々は不文律「ハワイは若い女の人が好きと言っていい場所」を持っている。
たしかに本作にも見られる通り、現地の代理店スタッフや、案内人やアトラクション世話係の、若い女性に対する態度と、「おまいら」に対する態度には、天と地ほどの隔たりがある。
だからといって、ちやほやされたことでハワイ好きになってしまうものだろうか。
おそらく女性にとってハワイでの男達の歓待は、開放感と相まって、あながち、まんざらでもないものにちがいない。そのことでハワイ好きになってしまったとしても、罪はないだろう。
だがハワイのことを発信して金をかせぐなら、ハワイ好き──なだけでは弱い。なのでハワイのことを発信しても大丈夫な人物なのか、一定のステイタスバリューをクリアしていなければならない。
構造としてはハワイのいいところ、美味しいお店、穴場スポットの紹介の体をしていながら、一方にはハワイ好きなじぶんアピールのエレメントもある。ならばむしろ水着の写真集と抱き合わせでいいほどであって、このニッチ市場を満たす条件とは、写真集をだすほどじゃないけれど、そこそこ若くきれいで教養ある女性Such As:キャビンアテンダントの転職、ファッション系ユーチューバー、著名ブロガー、リアリティショーの出演経験者、クラブのちいママ、モデルやタレントくずれなどなど。ではなかろうか。
彼女たちには、まず、みずからのステイタスバリューがハワイ好きを公言することに適合しているとの確信がある。だからこそハワイ好きを謳っているのだが、とうぜんそこは激戦地である。だって誰もがハワイが好きなんだから。というわけで抜け出た人は、わりと有名か、もしくは金を持っているかのどちらかになるが、もちろん誰が伝えるハワイもまったく同じである。
ところが、新型コロナウィルス禍下にあって、ハワイが遠のいた。ニッチな市場から急速に冷える。ハワイの魅力をつたえる若い女性もついぞ見なくなった。
禍下だからこそ、よけい本作のハワイの光がまぶしく見えた──のだろう。
なんかフワッとしてる
良いけど、オリジナルの方が良い!
米版オリジナルの大ファンな私。
オリジナルは一度目の鑑賞後にすぐ二回目を観たほどで、私の生涯ベスト5本に入り!
オリジナルが最高なので、ある程度の俳優・監督なら誰でもリメイクは良作になるのは当たり前。オリジナルを福田監督流の強め味付けで調理したという感じでした。
ただ、福田監督は誰が観てもすぐ分かる福田作品らしさが出過ぎていて、正直ワンパターン…。
それがよくもあり悪くもありで、好みが分かれるだろうなと思いました。(私は飽きました)
洋画はどうしても苦手、福田監督が好きな方には日本版を。それ以外の方はぜひオリジナルを!こちらもコメディ色あって笑えますし、本当におすすめです。
福田コメディ強めな所にやや不満は持ちつつも、奇しくも泣かされてしまいました!
ただ、もう少し大輔とるいの仲が深まっていくのが丁寧にして欲しかった。
なんで撮影は日本ではなくハワイ?と思ったのですが、ハワイじゃないと毎日同じ日は出来ないですもんね。日本は四季があるので。
山田くんの英語はすごいし、チャラくて優しい男役は完璧!長澤まさみの天真爛漫な役もかわいい!その二人が好きな人は(福田監督が苦手じゃなければ)☆5の大満足なはず。
ラストが、、、
監督の色もあるのか、シリアスな展開のみならず笑いも取る、異色の恋愛映画。ただ、最後の終わり方が個人的には納得行かなかった。好きになった女性は、幼い頃からの夢をも凌ぐのか。それとも自分が若いだけなのか。分からなかった。
周囲の涙ぐましくも彼女のためにはならない気がする努力も何とも言えない。大輔がそれを変えられたのは良かった。
恋愛映画音痴におすすめ
2回目。 前回見たときに、すごーく良かった&長澤まさみがめちゃくち...
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