50回目のファーストキスのレビュー・感想・評価

あまり共感できるところがない

毎日の生活が当たり前で、
一緒に居るのが当たり前で、
マンネリ化してしまうけど、
毎日が初恋でファーストキスで、
ある意味凄く幸せなのかもしれない。
サブキャラのコミカルさも見ていて面白い。

アダム・サンドラーとドリュー・バリモアの2004年の共演作。
だいぶ前に見て細かい部分は忘れてしまったけど、２人の魅力で非常に好感のあるラブ・コメディだった事は記憶している。
それを、日本でリメイク。しかも監督は、福田雄一！
コメディ専門の福田監督初のラブストーリー。
さてさて、その手腕は…

話は同じ。
オリジナルと同じくハワイが舞台。プレイボーイの大輔はカフェで出会った瑠衣に一目惚れ。しかし彼女はある事故の後遺症で一日で記憶が消える。大輔はめげずに毎日毎日瑠衣に猛アタック…！
所々福田監督らしいおバカな笑いを散りばめつつも、なかなか真っ当なラブ・コメディに仕上がり。
意外とロマンチスト！

２度目の共演で相性ぴったりのアダム・サンドラーとドリュー・バリモアだったが、山田孝之と長澤まさみだって名カップリング！
山田孝之はさすが、コメディのセンスも抜群！
言うまでもなく、長澤まさみがキュート！ ホットパンツから伸びるスラリとしたおみ足が眩し過ぎるッッッ！
２人の掛け合い、ロマンチックなシーン、切ないシーンも安心して見ていられるほど、作品の魅力のほとんどを２人が請け負っていると言っても過言ではない。
お馴染みの福田組の常連。クドいムロツヨシ(一応誉め言葉)や、佐藤二朗は笑わせつつも、ヒロインのいいパパしてた。
ハワイの雰囲気も心地よい。

オリジナルが好感のあるラブコメならば、本作も負けず劣らずの好感の持てる和製ラブコメ。
２回目(リメイク)でも、このファーストキス、最高！
…とは心底言えずなのは、先にも述べたように魅力のほとんどは主演２人である点と、やはり元々のオリジナルの素材がいいから。
どうしてもそれらを差し引くと、おふざけ感がちょいちょい目に付く。ピコ太郎ネタはさすがに目に余るし、ヒロインの弟って筋肉バカの同性愛チックだったっけ…??
オリジナルも一応アダム・サンドラー印のコメディなのでおふざけ感はあったけど、それも含みつつハートフルでロマンチックだった。
こちらも最後まで飽きずに楽しめるが、オリジナルを真似ようとしつつも、じっとしていられない福田色が出てしまう。それが持ち味であり、本作を邪魔しちゃってる気も…。

何にせよ、コメディ以外も撮れる事を見せてくれた福田監督。
次はセカンドキス(リメイク)ではなく、ファーストキス(オリジナル作)でロマンチストの一面を。

これはオリジナル/リメイク双方に言えるけど、
幾ら娘をショックにさせない為とは言え、事故や記憶障害を隠し通す事は父弟にも本人にとっても辛いだけ。
動機はどうあれ、突破口を開いてくれた主人公の奮闘LOVEに天晴れ！

結果は読めるけど、単調になりそうな話を、主人公二人の魅力と、脇役のコミカルな演出で飽きることなく見ることが出来る。文字通り、笑って泣けた。

ちょっと退屈でした☆。

あのドリューバリモアが演じた「５０回目のファーストキス」のリメイク邦画編。

福田雄一監督と山田孝之が約１０年の時を経て、また海と星空の映画に帰って来た感じの作品。

私は福田作品と言えば、山田氏が出演の「大洗に～」と「俺はまだ本気出して～」しか観ていないので福田作品については語れないが、本作もコメディー映画として捉えれば、悪くない気がする。

純粋な恋愛映画って言うとちょっと？？って気もするけれど、こう言う難病物は設定に少々ゴリ押ししなくてはならない要素が有るので、話の設定上の矛盾を敢えて指摘はしない事にする。

山田氏演じる遊び人の主人公、大輔が珍しく本気で好きになった瑠依は事故に因る記憶障害で１日前の事は忘却の彼方へと消えてしまう、そんな難しい後遺症を患う長澤演じる瑠依を囲む、家族や友人と、そして大輔の新しい恋の物語は、あくまでも軽さ重視で、湿っぽく演じていない点が良かった！
瑠依も、かなり強烈な過激なキャラだしね！弱弱しくない処が救われます。

ムロツヨシが山田孝之を完全に食っている気もしたけれど、ハワイの美しい自然と豊かな日差しの解放感が明るくて気持ち良く、暗い筈の難病闘病映画の底を上げてくれている気がする。

ラストもこんな幸せって有るの？って信じられないけれど、これも映画ならではの良さかも知れない。
休日に、おいしい缶コーヒー片手に、好きな人と、まったりリラックスしながら、観るには良い作品かも知れない！

瑠依の弟のＢＬ恋愛話を是非次回、福田監督に撮影して欲しい！これはタチの悪い冗談ですね？勿論相手役は、ムロツヨシさんで？

ハワイで旅行コーディネーターを勤めるイケメン大輔演じる山田孝之が美人瑠衣演じる長澤まさみと出会う。
瑠衣には1年前の事故にて次の朝には記憶が無くなっているという障害がある設定。

全編ハワイロケ。
私的にハワイには2度行ってるが、魅力的に映っていない。
別にハワイで無くてもいい。

出演している男性陣の山田孝之、ムロツヨシ、佐藤二朗、太賀らが馬鹿ふざけ感を出して映画内に爆笑を醸し出しているが、私にはハワイが背景ではダダ滑りにしか感じなかった。

日差しが強く、暖かいハワイが寒く感じる。
そんなハワイでラブロマンスを語られ、今どきの女性陣は「キャー、私もこんなハワイでこんなラブロマンスして見たい！」と思うのかな？

昔、リゾート地を舞台にした「私をスキーに連れてって」や「天国にいちばん近い島」、「カリブ・愛のシンフォニー」の方がまだマシに見えたこの映画。

お金をかけ、海外ロケしてまでこのレベルの映画は、、。
日本人が海外で繰り広げるラブロマンスとして観てはいけません。
ただただつまらなかった。
もしかしたら、福田監督はバラエティの良作しか作れないのでは？

面白い。
原作よりコメディ感が凄い。

長澤まさみ、山田孝之が適役、熱演。

前にドリュー・バリモアが演じている洋画版が好きで、邦画リメイクはどうなんだろうと思いながらキャストに興味をもって観ました。
やっとレンタルで観ましたが、とっっても素敵な映画でした。
ユーモアがあり、間とかセリフが笑いを誘いながら・・ラブストーリーもしっかりトキメかせてくれました。そして泣かされました。

笑いが多いという感想が多く、確かに映画館でたくさんの人と観ると爆笑があって、笑いのイメージが強くなるのかもしれないです。
私の感覚では、家で一人で観ると二人のシーンはわりとしっとりと観られるところがあって、そこまで強く感じなかったです。私の感覚がおかしいのだと思いますがΣ
…洋画版を観た後はそのイメージが強くなりそうですが。。また洋画版も観たくなりました。

長澤まさみも可愛いですが、山田孝之が凄く良かったです！
彼のラブストーリーを観るのは久々でしたが、かなりハマっていてやっぱり素晴らしい役者だなーと思いながら、心奪われていました。。
話し方や冗談の言い方やしぐさや表情…いいですね。
あれは、毎回好きになっちゃうよ！

まさみちゃんのファンなので有無を言わず初日に鑑賞しました。山田孝之さんも好きなので、終始ずっとたのしめました。ハワイの話なのもあって、ゆっくり物語は進む感じで癒されます。福田監督と山田孝之となれば、笑いどころがもうそこら中に散りばめられていて、終始笑いっぱなし。

結構悲しいテーマなはずなんですけど、なんかすごく笑えてたのしくて。でも最後のほうはいろいろ考えさせられて。切ない気持ちにもなって。

重すぎず軽すぎず。ちょうどいい。心地いい。
好きです。良い映画でした。

感動したい！胸キュンしたい！って人には不向きです。

恋愛物ですが笑えるシーンがたくさんあって面白かった。
ハワイの景色もとても綺麗。あんな綺麗な星空が見れるなら行ってみたい。
太賀さんがいいキャラしてた…

私個人的には【アリ】でした。
ラストは泣く映画かなと、したら映画館では観たくないなぁと思って映画館行ったけど泣けない映画で良かった。
ストーリー的にアリエナイけれど、面白かった。レンタルも借りてまた観ます！

笑える…でも泣ける。
気持ちが落ち込んでいる時に観たら、きっとハッピーな気分になる映画。

出演者みーんなで、アドリブ合戦。多分、撮影の時は、笑い転げてNGの続出だったのでは…（笑）佐藤二郎さんやムロさん、太賀さんは、笑いのツボにくる絶妙な演技でした。

最後の山田君と長澤さんのキスの場面は、あれは演技でなく、山田君の本気のキスでは…（笑）

長澤さんは、テレビドラマのダー子みたいに、可愛いらしさの中にも、三枚目的な役も上手にこなしますね。

ストーリーの設定には、やや無理はあるけど、とにかくハワイの陽気さと美しい風景に溶け込んだ素敵なラブ・ストーリーです。

CMに騙された。
いい話ではあるが、監督が違えばもっといい話になっただろうにと思ってしまった。下手にヨシヒコ感出す必要はなかった。

とりあえず、福田作品の映画だなっていうのはとても思った。

ただ、ギャグ要員にもそれぞれ大切にしてるものとか、人を思う気持ちが見えて良かった

個人的には銀魂より全然好き
別に悪くはないんだけども、、、、
ただ、なんていうんだろう、、、

お茶の間感がすごい。
家でスペシャルドラマとして見る分にはとてつもなく面白いんだろうけど、映画として映画館で観ると少し飽きるかな、、、、

んー、、、難しい

74/100

・熱い一途な気持ちが胸を打ちました。
・ギャグシーンが盛りだくさんで笑えました。

福田組作品と言うことで、泣ける云々は期待してませんでしたが、
思ってた以上にちゃんと恋愛映画してて素晴らしかった。

銀魂とかはヨシヒコの延長かなって思いましたけど、今作は笑えるとこは腹抱えて笑いましたが、
ちゃんとするとこは、きちんとちゃんとしてて、良い意味で期待裏切られました。
大事なひとをもっと大切にしたくなる映画でした。

やっぱり長澤まさみはかわいい！

【賛否両論チェック】
賛：プレイボーイだった主人公が、記憶が持たないヒロインのために奮闘する様や、そんな彼との関係に苦悩するヒロインの姿が、ラブストーリーの王道を行くようで感動的。そんな物語の中に、福田雄一監督ならではの笑いのエッセンスがふんだんに取り入れられ、沢山笑ってしまうのもステキ。
否：何かにつけて笑いを取ろうとしてくるので、本当に純愛だけを楽しみたい人にはちょっと鬱陶しく感じてしまうかも。

　超プレイボーイだったはずの大輔が、１日しか記憶が持たないために同じ日を送り続ける瑠衣と出逢い、彼女のために奔走していく姿が、微笑ましくも感動を誘います。そしてそんな大輔の努力を知り、感謝しながらも、やがて苦渋の決断を迫られていく瑠衣の姿にも、愛の儚さを痛感させられます。
　とはいえ、そこは福田雄一監督。山田孝之さんとムロツヨシさん、そして佐藤二朗さんといった常連さん達の息ピッタリのかけ合いが小気味よくて、お腹が痛くなるほど笑ってしまいます。個人的には太賀さん演じる慎太郎のキャラクターが、真面目なストーリーとの程よい中和剤になっているようで、好きでした（笑）。
　沢山笑ってホロッと泣ける、そんなステキなラブストーリーです。是非ご覧になってみて下さい。

たくさん笑えて涙もちょいちょいあり。

ビデオを見せるという手法、よく思いついたなあ、という感心もしました。
原作も観てみたくなりました。

満足度満点です。