カメラを止めるな!のレビュー・感想・評価
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日本アカデミー賞最有力
Twitterでの口コミで前々から評判の良さとそのチケットの取りづらさから気になっていた所へ上映館増大がありましたので、川崎まで期待に胸を膨らませながら鑑賞してきました。
スクリーンの座席(191席)が全て埋まった状態でほぼすべての観客(私を含め)が終わったあとに拍手を送られていたのが印象的です。
近年、安易なメディアミックスに代表される学芸会のような邦画の数々に呆れを通り越しアレルギーになりかけていた私の目を覚まさせてくれたこの作品にありがとうと言いたい。
なんだよ邦画、おもしれぇじゃねえか。
日本アカデミー賞監督賞は「万引き家族」、作品賞は「カメラを止めるな」でどうでしょうか?
映画監督達の心の叫び
この映画は、いわゆるバックステージものにあたるのかもしれない。そして、映画を作る際に我々観客が普段スクリーンでは観ることのできない人たちにフォーカスを当てている。映画監督のみならず、プロデューサーやモニタから指示を出す人や美術さんやカメラマンやカメラアシスタントなど。そこから見えてくるのは、今の日本の映画監督たちがどのような状況で映画を撮らされているのかということだ。
この映画は確かにエンターテインメントとしても非常に優れた内容に仕上がっているが、ただそれだけでおわってはいけない。この映画から受け取れる監督たちの声なき声を受け止め、優れているにも関わらず、目を向けてもらえない埋もれてしまっている映画に目を向ける必要があるのかもしれない。
和製コメディー映画の最高峰では?
前半でばら撒かれた伏線が後半で回収される度に劇場から物凄い量の笑い声が沸き起こった。こんなに大笑いする映画はちょっと記憶にない。見事。
ただ、視聴者に感情移入をさせるはずの前半37分のゾンビ映画の出来栄えがチープ過ぎて感情移入できず、後半になるとちゃんとした映画になるのだがイマイチ乗れずに終わってしまった。
斬新 でもそれ以上に、励まされる
チームで物事をなす時の、リーダー(ディレクター)の情熱を描く。と同時に、物事はネガティブ・ポジティブ、偶然的・必然的に関わらず、それを取り巻く全ての環境要因が組体操のごとく懸命に積み重なってできたものであることを伝え、創作という行為を讃え、励ます。
創作と言ったが、人の人生も言ってみれば創作していくものかもしれない。達成したい夢はあっても、枷となる外的要因、自分自身の力足らずなところなど、思うように行かないことが出てくるのは誰もが経験していることだろう。そんな苦い思い出は、映画の中の監督を観て、観客も自分の経験と照らして共感し、半分自虐的にも笑わせられる。だが、笑い話にしかならない間抜けな経験ばかりでも、それでも不運を味方につけて、止めずにやり抜いたなら、ささやかな夢が叶うかもしれない。この映画では、そんなエールをもらえる。
確かに、劇中劇を用いた二重のメタ構造はシンプルに面白い。だが、それに加えて、誰もが作中の監督に共感し、自分ごととして見れるからこそ、この映画はこんなにも人気を得ているのだと思う。
構造はメッセージを伝えるための必然的な手段であって、監督役役の男はこの構造を活かして我々観客を指差し、「カメラは止めない」と叫ぶ。劇場での満場の笑いが無ければ、私は涙を抑えられなかっただろう。
(…まあ 実際私がチームで活動するとき私自身は、この映画でいうとダメな俳優サイドの人間なんですが…)
構造オチがキレイすぎ
日本アカデミー賞の脚本賞取るでしょう(たぶん)
映画好きなら絶対楽しいはず
役者だけで映画は出来ない。
「37分ワンシーンワンカットのゾンビサバイバル」番組で感じた違和感には全て意味があったとは!
ロケ地も秀逸、ドローンの使いどころもいいし、エンドロールの撮影風景も良かった。
この面子で彼岸島撮ってほしい!
最高に笑ったゾンビ映画!!
これ最高だった!!
笑いあり、涙あり、家族愛あり、ゾンビあり
今年最高に笑った映画だった!!!
ある古びた廃墟で、ゾンビ映画の撮影をしていた撮影隊
しかし、そこへ本物のゾンビが現れ、現場はパニックに陥り…
この「カメラを止めるな!」は、とても評判が良い映画だったので見始めたものの
最初の30分は正直かなり不安で
「観る映画を間違えたんじゃないか」
とさえ思い始めていた
しかし、その後から始まるドラマを観ていると
その「不安」こそが、この映画の「肝」だということがわかる
つまり、観客側からすると
「なんなの、このショボいB級映画」
と思うような作品であっても
その裏には、スタッフさんやキャストさんたちの血の滲むような努力があって
そこから生まれたその作品は、彼らの汗と涙の結晶なのだ
だからといって、これまで「つまらない」と思った作品の評価を上げるわけではないけれど
スタッフやキャストの全員に、それぞれの人生があり、それぞれの事情を抱えながら「映画」という仕事をしている
という、その思いは忘れちゃいけないんじゃないかと思った
「映画」に対する思いも様々で、それぞれに熱量の違いや温度差はあるけれど
「よーい、スタート!」の合図がかかれば、みんな同じ土俵の上にいて
「作品を届けたい」という気持ちで一致団結する姿には感動してしまった
たとえ誰かがやりすぎちゃっても、たとえ誰かが事故っちゃっても、それもまた「作品の味」として残っていく
改めて、いつも素晴らしい映画を私たちに届けてくれるクリエイターの方たちに敬意を表したくなる作品だった
しかし、私は「ポンッ!!」だけで、しばらく楽しく生きていけそうだわ
辛いことがあったら、「ポンッ!!」を思い出すことにする
その理由が知りたかったら、是非、この映画を観てください
伏線
冒頭ワンカットの違和感に注目!
タイトルなし(ネタバレ)
前半の、ん?が解けていく部分、本当に大爆笑。計算されつくした脚本に完敗!
少しの動きやセリフだけで、役者の人物像が分かってくるあたり、なかなか無駄がない演出だなーと思いました。
現場の裏方の動きも軽やかで、そうそうこんな感じ!下っ端で働いていた頃の自分を思いました。
最初の5分じゃ判断できない映画
タイトルなし
B級?ナンセンス?でも・・
出ている人は有名な人はいないし、安っぽい感じでストーリーが進んで行くので、どうなるかと思ったら、凄く面白い作品でした。最初の撮影シーンで疑問になっていた所が後半種明かしされていて、それが面白さに繋がってという感じでした。久し振りに涙流して笑いました。
ネタバレは見るな!!
初めて映画館であんなに腹の底から笑えました。
レビューとか読まずにまっさらな状態で見ることをおすすめします!
低予算というのは分かりますが、そこを逸脱したアイデアで補って他の金のかかったものよりパワーを持った凄い映画だった。povモノのゾンビ映画は数あれどこんな感じで観客の脳内にはまずない作り手の視点から見せて笑わせる映画は観たことがありませんでした。いや凄い。
ギミックとしてドタバタな撮影過程をネタにするとともに映画撮る裏側にも観客に焦点を向けさせるというのも狙いなのだろうけどそれがまた良い。ネタもホント笑えましたし、役者さんの演技も良かった!今やっている邦画で一番面白いかも…
満席続きの話題作をやっと観れた。 面白かった! 脚本が凄く良くでき...
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