カメラを止めるな!のレビュー・感想・評価
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後半爆発します
こんなに劇場が笑い声に包まれるのは初めて。
もう家でみんなでお笑い番組見てるのかなっていうレベル。
前半はハズレかなって思いながら見ていたら後半に伏線の回収パラダイスで最高でした。
チネチッタ川崎さんでは週末ランキング1位という快挙!
これから口コミでもっと広がってほしいです!
B級ホラー?物で、、、感動❗️。
高評価作品に興味が湧き、漸くの鑑賞となりましたが、月曜の深夜枠の上映にもかかわらずなんと満席。
上映館が少ないとはいえ、この反響の大きさにはビックリです。
本サイトなど一部のネット媒体を介しての評判拡散だと思いますが、今回しっかりとそのウラが取れました。
冒頭の30数分間のワンカメラ映像は「何これ⁈、やっぱりB級」の印象でしたが、「カット‼︎」後の展開は
伏線を回収する見事なギャグ映画に変貌。映画愛を全面に押し出した充実の94分間でした。
皆んな「こんな映画を待っていた‼︎」ってことなのでしょうね。上映終了と同時に拍手👏が巻き起こりましたよ。
スタッフさんも含め有名処は皆無なのに、このインパクトは秀逸です。
(大手広告代理店が主導する大作と呼ばれる作品の関係者殿には是非観て貰いたいな。
如何に脚本の緻密さと制作サイドの情熱が映画にとって重要かということが、この作品には詰まってます。)
残念ながら今の処、公開されているのはたった6つの都府県に留まっている様ですね。
この作品をスルーした全国の映画館さんに言いたい。
「商売っ気、無いんですか?」「勿体ないですよ!」って。
全国の映画ファンの皆様、諦めずにお待ち下さい。
(2018年のB級邦画のNo.1、いやA級でも通用する快作です。DVDが出たら買いです。)
とにかく観てくれ
いやあーこれは最高でしょ。ひさびさに劇場で大爆笑しました。しかも皆爆笑してたから劇場内の一体感が半端なかった。
前半は若干不安な感じなんですよ。「え?これ面白いのかな?」って。しかし前半を侮ってはいけません。前半に散りばめられた伏線を後半で見事に回収していくそこにこの物語の面白さが凝縮されています。あんなに見事に伏線が回収される映画、初めて観た。
あとは「作り手の愛」ですかね。一見無謀なことでもなんとしてでも良い作品を作り上げる、最後までやりきるんだという作り手の情熱と愛が見えます。
未見の方には「とにかく観て」としか言いようがありません。最初は前提知識は入れないで観た方が楽しめると思います。
やられたw
漫画や小説で、コレは上手いなぁって作品には時々出会えるが…【映画】で、こういう風に上手いなぁって感じるのはいつ以来だろう。
正直、開始30分は「なんだこりゃ?」と。
つい隣席の友達の顔色を伺ってみたりしたが、作品の1/3を過ぎた辺りからその世界にどっぷりと浸かり、気付いたら鼻水垂らしてバカ笑いしてる自分が居た。
そして、久しぶりに爽快な気分で映画館を後にした。
役者が、演出が、監督が、これでもかと観客を楽しませようと大盤振る舞いしているのが伝わる。これが本物のエンターテインメントというものではないだろうか。
とにかく、頭と心を空っぽにして純粋に楽しめる最高のショーである事は間違いない。
上がり切ったハードルのその上
満席に2回泣いてやっと観れた。1.5hで5年分は笑った。みんな笑ってたのも最高だった。こんなにコンパクトなのに主人公のお話もちゃんとしてる。ラストシーンも、あのシーンがまさか伏線だったとは普通に見てる時には全く思わない。全ての違和感を気持ち良く回収してくれる手際には、イニシエーションラブを思い出した。本当に無名の役者たちなのか、すごすぎる。サプライズ舞台挨拶&サイン会もあった。
とても面白かった
構成が見事で、どれだけ緻密なのか知恵をしぼりにしぼった感じがすごいのと、それに役者さんたちが見事に応えている感じがすごいし熱い。一丸となってみんながいいものを作ろうとしている熱気のようなものがみなぎっていて元気が出る。内容も見事にリンクしていて何から何まで素晴らしかった。
お母さんと娘が暴走していくところが面白かったし素敵だった。あんなふうに何かに夢中になれるのは素晴らしいし羨ましい。
(追記)
イオンシネマで二回目。今回は、役者のアドリブや対応力もさることながら、スタッフの的確で素早い仕事ぶりに目が行った。初回とは面白さの角度が違っていて、改めてとても面白かった。
緻密なアイデアは予算に勝利できる
予算はそりゃあった方がいい。ただ、それを上回る熱意とアイデアと緻密な計算は、時に奇跡を起こす。そんな映画であり、映画愛が詰まった映画です。なんか最後泣けるし、エンドロールでも感動するし。
つべこべ言わずに、全国のシネコンはこれを上映しましょう。
別名『全員無名』。
アイデア、演技力、構成、演出力が素晴らしい、OFFフレームのスラップスティック映画でした。
全員無名のキャストとスタッフらしいですよ。ワンカットの映画ってだけで、技術的なハードルが高いのに、この映画ではちゃんと面白いんです。単純に長く撮影するだけで、台詞を忘れたり、機材が壊れたりと、トラブルの発生率が高くなりますよね。
これだけの作品が作れる人達なのに無名なんです。メジャー映画って、相対価値の産物だってことが、よく分かります。
日本アカデミー賞最有力
Twitterでの口コミで前々から評判の良さとそのチケットの取りづらさから気になっていた所へ上映館増大がありましたので、川崎まで期待に胸を膨らませながら鑑賞してきました。
スクリーンの座席(191席)が全て埋まった状態でほぼすべての観客(私を含め)が終わったあとに拍手を送られていたのが印象的です。
近年、安易なメディアミックスに代表される学芸会のような邦画の数々に呆れを通り越しアレルギーになりかけていた私の目を覚まさせてくれたこの作品にありがとうと言いたい。
なんだよ邦画、おもしれぇじゃねえか。
日本アカデミー賞監督賞は「万引き家族」、作品賞は「カメラを止めるな」でどうでしょうか?
映画監督達の心の叫び
この映画は、いわゆるバックステージものにあたるのかもしれない。そして、映画を作る際に我々観客が普段スクリーンでは観ることのできない人たちにフォーカスを当てている。映画監督のみならず、プロデューサーやモニタから指示を出す人や美術さんやカメラマンやカメラアシスタントなど。そこから見えてくるのは、今の日本の映画監督たちがどのような状況で映画を撮らされているのかということだ。
この映画は確かにエンターテインメントとしても非常に優れた内容に仕上がっているが、ただそれだけでおわってはいけない。この映画から受け取れる監督たちの声なき声を受け止め、優れているにも関わらず、目を向けてもらえない埋もれてしまっている映画に目を向ける必要があるのかもしれない。
和製コメディー映画の最高峰では?
前半でばら撒かれた伏線が後半で回収される度に劇場から物凄い量の笑い声が沸き起こった。こんなに大笑いする映画はちょっと記憶にない。見事。
ただ、視聴者に感情移入をさせるはずの前半37分のゾンビ映画の出来栄えがチープ過ぎて感情移入できず、後半になるとちゃんとした映画になるのだがイマイチ乗れずに終わってしまった。
斬新 でもそれ以上に、励まされる
チームで物事をなす時の、リーダー(ディレクター)の情熱を描く。と同時に、物事はネガティブ・ポジティブ、偶然的・必然的に関わらず、それを取り巻く全ての環境要因が組体操のごとく懸命に積み重なってできたものであることを伝え、創作という行為を讃え、励ます。
創作と言ったが、人の人生も言ってみれば創作していくものかもしれない。達成したい夢はあっても、枷となる外的要因、自分自身の力足らずなところなど、思うように行かないことが出てくるのは誰もが経験していることだろう。そんな苦い思い出は、映画の中の監督を観て、観客も自分の経験と照らして共感し、半分自虐的にも笑わせられる。だが、笑い話にしかならない間抜けな経験ばかりでも、それでも不運を味方につけて、止めずにやり抜いたなら、ささやかな夢が叶うかもしれない。この映画では、そんなエールをもらえる。
確かに、劇中劇を用いた二重のメタ構造はシンプルに面白い。だが、それに加えて、誰もが作中の監督に共感し、自分ごととして見れるからこそ、この映画はこんなにも人気を得ているのだと思う。
構造はメッセージを伝えるための必然的な手段であって、監督役役の男はこの構造を活かして我々観客を指差し、「カメラは止めない」と叫ぶ。劇場での満場の笑いが無ければ、私は涙を抑えられなかっただろう。
(…まあ 実際私がチームで活動するとき私自身は、この映画でいうとダメな俳優サイドの人間なんですが…)
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