カメラを止めるな!のレビュー・感想・評価
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面白かった。
劇中劇中劇、演技をしている役の演技をしている役の演技ね。
初めは観客側から見た場合のアルアルな内容で、ツッコミどころ満載なので駄作と大根役者じゃん!って思ったら、途中からその裏側や背景を作り手側から見た場合に変わった流れでツッコミどころを収拾して、最後で実際のリアルな撮影現場を写すなかなかな三重の入れ子構造。見る方の予想や期待を3回裏切る秀作です。作り手の計算高さが素晴らしい。
映像を作ることの喜怒哀楽、阿鼻叫喚、作品を作る辛さと喜びを満載して、見る方も作り手側に立たせるような脚本と演出で、殊更に演者の熱量に圧倒されました。
これは見て良かった。
劇場全体が爆笑…ではない
あまりに話題なので観に行った。
全体として、映画製作に対する愛情みたいなものを感じた。でも話題になったのは、そこじゃないよね。
要は、冒頭の30分の長回しのゾンビドラマが作られた所以や経緯を後半で描くのだけど、隣の席の人はじめ、何人かゲラゲラ笑っている人がいたが、「だろうねぇ」というポイントで笑っているだけで、何がそんなに可笑しいのか私には理解不能だった。ふだんそんなに複雑な作品を見てない人達なのかな。
おもしろいのがうなずける
評判聞きつけ、後追いで映画館で鑑賞。
ちょうど1日ということもありその日の1回目上映にもかかわらずほぼ満員。けどこれは1日で料金が安いから来ているだけではない気が個人的にはしていた。
冒頭からいきなり例のワンカットのゾンビ映画が始まります。
37分は長く感じるほどリアルに迫っていて気持ち悪くなりそうなくらいでした。隣の年配の奥さんは旦那さんに連れられて来たのか時折下を向いてスクリーンを見ないようにして早く出たそうでした。
自分もどちらかと言うとそちら寄りでした。
が、終わると話は1ヶ月前に戻る(なんだよ戻るのかよっまだ終わらないのかよって思った)
中盤はこのワンカットで取ることになったいきさつ、人間のキャラ/人間関係などを描いていて、
そして終盤はそのメイキング映像のようなもの。
そのメイキングが流れて、やっぱり作り物だったんだーと安心したと同時に、
シーンの中でいくつか不自然なところがありその意味が判明します(笑)
役者さんがお酒でぶっ倒れてしまったり、小道具を付けるのが時間掛かり妙に絶叫が長かったり、なんで地面に落ちたカメラがしばらくそのままだったのかなど。
最後のシーンもカメラのクレーンが壊れてしまって手が空いてる人集めてピラミッドを作って撮っていたと(なるほど)
演技が始まると役に入り込んでしまってアドリブしまくる役者さんとか、スタッフ内でカップルができて居なくなるとか、
ホントにありそうなことを描いていて、これを脚本も書いて作りあげてしまった監督は天才だと思いました。
おかしなシーンが出て来ると隣の奥さんも反対の席のおばさんもそして僕も笑っていました。
終わった時、そこに製作者関係者の人はいないけど拍手してあげようと思ったくらいでした。
よかった。観ておいてよかった。もう1回観るのもおもしろいかもと思った。
(失礼かもしれませんが)役者にお金をかけなくても、スタッフみんなで必死に作り上げたものは大きな影響を与えるんだな、
っと最後のピラミッドを見ながら思いました。
うん、なんでもお金じゃないような気がした。
こんだけ観客動員数が多いらしいので存分に役者さんたちにギャラを払ってあげてください。
あと、売店覗いたら出てたスタッフの方が着てた「ONE CUT OF THE DEAD」のTシャツは(2色とも)完売でした。
時間短いから、1日に上映する回数が増えてより売り上げ上げるかもね。
面白いけど
面白い映画があるとの評判にワクワクして映画館に行くことができた
いわゆるネタバラシ系の映画。たしかに笑える伏線はある。が、伏線が不自然すぎて、あとで何かあるんだろうなとすぐにわかってしまう。全体的に三谷幸喜のラヂオの時間、マジックアワーがすぐに思い浮かんでしまった。
映像制作の裏側を面白がる映画なのかも(監督の豹変ぶりにはスカッとした)?
でも。
低予算で作られたのに、面白い映画がある→それを知った人たちが時間を作って映画館に足を運ぶ→映画を見るワクワクを久しぶりに味わった。ような感じ。
全国一斉映画鑑賞力検定(仮)
初見であそこの伏線わかりました?どの辺で気付きました?最初かなりがっかりしませんでした?それをわいわい語りたくなる映画なんだよね。これこそ友達と観たい、「話題」の映画だ。
ここは良いじゃん、ここはダメだなぁ、うわまじかこのレベルかよつらいな、いやまてよ?そっちか、あーそっちね、はいはい、おいそこさすがに失敗やろ、とか無意識に浮かんでいた前半の感想が、間を置かずに後半から採点されていく楽しさ。鑑賞後に思い出したのは小学生の頃、テストが返ってきて何点だった?ここ解けた?とざわめく教室の雰囲気だ。
これは全国一斉映画鑑賞力検定みたいなもんで、この映画の主人公は映画館内のわたしたち自身。ドラマは観客の頭の中で起きていたんです。
しっかし前半内容もさることながらカメラ酔いがきつかったー
無名だらけが最大の武器
ゾンビの映画撮影の何が面白いのか全く分からない前半。
二度始まる後半も何が面白いのか分からず、前半のパートをスタッフ目線でもう一度やったらだんだんクスクス、ガハガハッ笑いこけ。
スタッフ、キャストみんな無名で、これがよかった。
もう一回見てみたい。
でも、笑うだけの面白さ。
映画の面白さにはちょっと足りない。
無駄なカットが一つも無い!
前半、中盤、後半と3つから構成されている
前半はワンカットのゾンビ映画
中盤はその映画を撮影するまでのドラマ
後半は前半のメイキング
全てのカットには意味があり、また重要です
ボーッと観ていると面白さ半減!
前半の不自然な言動には全て意味が・・
仕込みは前半だけではなく中盤にもいろいろ仕込まれているのでボーッっと観てしまった方は全てのオチが拾えず再度観ることに?
(o^O^o)
まったく 笑えなかった!
あまりに前評判が よいので 行きましたが 私には なるほど!で 終わりました。
たぶん 私が たまたま ハマらなかっただけで 面白いと思う人は そうなんだろうなと思います。が 皆さんが 言ってるような 館内大爆笑では なかったです。
一部の場面で 何人かが クスクス笑ってたぐらいでした。
なぜか途中で 眠くなりましたが でも 半分ぐらいまで我慢すれば 後半に 納得するということで 頑張りましたが どこが 笑えるのかさえ わからず 終わってしまいました。
途中で 外で トイレをする場面で 笑ってる方が いましたが あの場面も よくある話だし。
終わった後 あの映画の何が みんなが すごいと思ってるのかと 考えながら 帰りました。
あまりに 拍子抜けしたので 私の感覚が おかしいのかとさえ 思いましたが やっぱり 何人も 同じように思った方がいて 安心したほどです。
まんまとメディアに踊らされたわ
リピーター続出
あの有名人も絶賛
ネタバレ禁止!
そりゃ、期待度はあがるよね。
前半ずーっと続く「ザ・演劇演技」も、
まぁ、なんかラストに「なるほど!」と膝を打つ音が劇場に響くくらいの
納得できる理由があると思って「ガマン」して観てたわけ。
で、後半よ。
え、うそ、マジでこれ三谷幸喜やん。
しかも後半に入っても「ザ・演劇演技」やん。
これあと半分、「実はこうでした〜」ってドタバタに
つきあわないとダメなの!?
うん、はっきりいって、ちょっとウンザリした。この時点で。
まぁ、ちょっと演出と役者の演技も、もうちょっとがんばってほしいなぁ。
これね、伏線回収がすごい、みたいな意見もあるんだけど、
ぜんぜんそう思わない。
オジサン俳優が酒グセ悪いとか、軟水しか飲めないやつがいるとか、
ああいう設定って伏線とは言わないよねぇ。
後半のドタバタのためにそうしただけだもん。
なんでそうなったのかが全くわからないの。
「カンフーくん」で似たような設定があったわ。
映画開始からずーっと「ボクおなかゆるいんですぅ」って言ってる男の子。
なんでかな、と思ってたら、その設定がラストにいきてくるの。
なんじゃそりゃ。
ふーん、そういうオチなんだ。
まぁしかしみんな「仲間だろ!」とか「絆」とか好きよねぇ。
ちょっと前評判で期待しすぎたな。
「レポマン」とか「ドリームキャッチャー」とか
超絶展開を期待してしまってた。
これはどこ産のたまご⁉︎
この作品が原作の劇をパクったというのにはムリがあるのでは…?
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