オンリー・ザ・ブレイブのレビュー・感想・評価
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まるでホイル焼き
山火事に命懸けで立ち向かう消防チーム:ホットショットの実話を基にした物語。
実話を知らない初見の方は当時の実話を検索などで調べないで、無知識のまま鑑賞ください。
馴染みの薄い山火事消火隊の話だが、訓練も過酷。
冗談混じりの和みがなければ、こんな命懸けの仕事でチームとしてやってられない。
山火事を予測し食い止める男たち、それを見守る家族たち。
誇りのある仕事であり、共感が持てた。
若干、中盤までの話が長い為、山火事に興味が向かなければつまらなく感じるだろう。
私も中盤までであれば星評価は低かったであろう。
後半怒涛の30分。そこに命懸けである意味、映画である意味を見出せた。
呆気に取られた。そういう事だったのか。と。
結末は可哀想で観てられなかった。
最後に思うのは消火航空機。そりゃ第一線じゃないからおまえらには緊迫感もクソも無いわな。
隊員は余り表に出さないけれども、死が隣り合わせの仕事のドラマ。
ラストは久々に緊迫感を味わえました。
やはり火は恐ろしい。。。
英雄を描かない貴重な映画
映画のクオリティとしては良い意味で
物語としては悪い意味で、大きく期待と予想を裏切ってきます
等身大に描かれた登場人物達の、その人生を素直に描いている映画です
素晴らしい映画だと思う
当たり前で、素晴らしい試みの映画だと思う
日本版テーマソングにEXILEをあてた広告代理店は本当に頭が悪いだろう
衝撃的な実話
アリゾナの山火事消防隊を描いた実話もの。
『オンリー・ザ・ブレイブ』
・・・衝撃的… (涙) 山火事の恐ろしさ…
ネタバレになるのでこれ以上詳しく書けません…
これ以上勇気のいる仕事ってあるだろうか?
まさにこのタイトル。
こういう映画観ると、やっぱり男の人ってすごい!って思う。かなわない。
女は、無事を祈りながら家で待つしかない…
こんなことがあったなんて。。。ショックです。
でも、ヤク中でダメダメだった主人公が仕事で鍛えられるうちに男になりいい顔つきになって、ちゃんと恋人が産んだ娘を気にかけて可愛がり、覚悟を決めるくだりは、とてもよかったし、勇敢な山岳消防隊員たちに心から敬意を表したいと思います。
ボス役のジョシュ・ブローリンは渋い。ほんとに渋い。ハマり役です。
ダメダメ君の役は『セッション』熱演のマイルズ・テラー。サバンナの高橋くんにしか見えないけど、彼も上手い!
ボス妻のジェニファー・コネリーも好きな女優さんです。凛とした美しさと強さ、素敵です。
ポスターが稀に見るダサさで、ほんとに残念。
いい映画なだけに。
後半タオル必須です
チラシなどで対比に使われていた「バックドラフト」とは全く異なる映画でした。
日本ではあまり馴染みのない森林火災専門の消防士の物語。実話をもとにした作品。
中盤で結末がわかってしまいましたが、心構えをしていても最後の展開には胸が痛く、涙が止まりませんでした。
家族を愛する人を守りたい、家族のもとに生きて帰る!ごく普通の人がヒーローになり、果敢に立ち向かっていく姿に感動しました。
1人のダメ男が、家族ができたことを契機に変わろうとし、必死に先輩について行って少しずつ成長し、悩み、大切なかけがえのない仲間を得て。。。
彼の最後の言葉、生きていくことを決めた決意がまた切なくて泣きました。
世界にはこんな過酷な環境があり、職業があり、命を懸けて闘う人たちがいるのかと、こういう人たちのおかげで平和を生きることができるのかとただただ感心しました。
正直、トラウマになる可能性もありますが、素晴らしい映画でした。
アメリカのド田舎で森林火災の消火活動に活躍する人々の物語。まあ感動...
アメリカのド田舎で森林火災の消火活動に活躍する人々の物語。まあ感動的な話なんでしょうが、なかなか辛い結末で。
猛暑の中で観るには、暑苦しい映画でした。
トラウマ級の傑作
傑作。ストーリー、構成、音楽、すべてが素晴らしい。ただトラウマ映画でもある。当然、結末を知っているアメリカ人に向けて作られた映画です。実際の出来事を調べてからの鑑賞をおすすめします。
かっこよすぎ!
こんなに泣けるとは思わなかった、、
山火事の恐ろしさったら、、
まったく知らなかったので、
最後にただただ唖然!
そして、大泣き、、
実際の隊員の方たちが、
イケメンすぎて、
俳優さんと区別つかないほど!
さすが、精鋭部隊!
ほんとによい作品でした!
心が火傷した
日本人には想像できないアメリカの森林火災の規模と迫力、消火活動の壮絶さにまずもって驚かされる。
その上で描かれるストーリーは、無駄なシーンも中だるみもなくサクサクと進んでいく。
ジョシュ・ブローリン、マイルズ・テラーの魂を叩く演技に加えて、ジェフ・ブリッジスの懐の広い役回りが良い。
音楽や映像はもとより細かなところの演出、粋な見せ方もとにかく巧い。
森林消防団たちの懸命な活動に対しそれを上回る炎の勢い。熱い男たちと熱い炎に心が火傷した。
衝撃のクライマックスに至るまで、息をつかせずあっという間の134分。見て良かった。
まさかの結末…
実話題材にした日本にはあまり馴染みのない森林火災専門の消防士とその中1人の青年の成長物語。
予想外の結末で涙無しには見られなかった。
消防士達のリーダーを演じたジョシュブローリンの演技、サノス、ケーブルとは違ったいい味が出てた。
予想不可能な自然災害の恐ろしさ
号泣だった…
巨大な山火事に立ち向かう消防団の実話を映画化
前半は、男子体育会に紛れ込んじゃったような気分で楽しんでいた
厳しい訓練の後には、女の子の話で盛り上がってじゃれ合っている感じは、仲の良さを感じさせた。
そして、それは互いに信頼し合っているからこその間柄であり、良い仲間だなぁと思いながら見ていた
そして、これは新人隊員ドーナッツの成長物語でもある
初めはただのジャンキーだった彼が、ガールフレンドが妊娠したことがきっかけで消防隊に入り、人として成長していく
そんなドーナッツのエピソードは、どんな人も、その気になれば立ち直ることができることを教えてくれる
しかし、前半部分のボーイズクラブの楽しさとは対照的に、後半に入ると、森林火災の恐ろしさを体感することになった
前半部分がとても楽しくて、まるで自分も隊員の一人になったような気がしていたから余計に、後半の恐ろしさがズシンと私にのしかかってきた
そこから感じとることができるのは「先の読めない自然の猛威」だった
例えば日本で言えば、どんなに性能の良いスーパーコンピューターを使っても、台風の進路が読めなかったり、地震を予知することができなかったり、土砂災害を察知することができないように
どんなに優秀な森林消防隊でも、山火事の進路を読み取るのは難しいのである
「ただのボヤ」が、大火事に発展することもあるし、不運が重なることもある
そしてその恐ろしさを多くの人に知らせるためにこの映画は存在しているのではと思った
森林火災に限らず、自然災害の現場で救助のために命をかけている人たちに改めて敬意を表したくなる映画だった
いつも、私たちの知らないとこで、誰が誰かの命を助けるために命をかけているのだ
人間味に溢れた佳作
予告編を見て、ドロップアウトした若者が共同体の価値観に認められることで社会復帰を果たすリバイバルストーリーだろうと勝手に想像していた。たしかにそういう場面もあったが、全体としては森林消防士たちのリアルな群像劇で、安易な予定調和に陥らない骨太の作品になっている。
主人公の隊長は、非論理的で理屈の通じない妻となんとか折り合いをつけていこうとする一方、発生する森林火災が人々の生活を脅かさないように日々の厳しい訓練を欠かさず、実際の鎮火活動では経験則を生かして効果的な対策を速やかに実施する。誰もが尊敬の念を禁じ得ないだろう。
事実に基づいた作品とのことでストーリーはどうしても地味にならざるを得ないが、地味なりに、男たちの優しさや小さな願い、女たちの不安と母の思いなど、いいシーンが鏤められている。人間味に溢れた佳作である。
男臭さに、憧れる
実話もので、これほど感動させられた作品は、久しぶりでした。
森林火災に特化した消防隊員たちの、暑くて、熱くて、厚くるしい絆を描いた本作。
指揮官であるマーシュと、ヤク中から真人間になろうと努力する新人のマクドナウにスポットを当てつつ、消防隊員同士の固い絆をこれでもかと見せつけてくれます。また、そんな彼らを支える家族の苦しみも随所で語られており、丁寧なストーリー運びで、とても感情移入がしやすかったです。
乾燥した土地で起こる自然火災の脅威と、それを防ぎ、人々の安全と、自然そのものを守り切ろうとする彼らの熱意には、頭があがらない思いです。
彼らのように、命がけで打ちこめられる職につけたらと、心の底から思いました。
緊張感がなく熱さも伝わらず!!
タイトルから期待しましたが、微妙でした。災害ものは災害シーンとドラマ部分のバランスだと思いますが、ほぼドラマパートで構成され怠かったです。緊張感がなく、隊長がなぜ判断ミスをしたのという肝心な部分も良く分からず不満でした。沢山の隊員も印象に残りませんでした。ホットショットに任命されるのがどれだけ名誉な事なのか、伝わってきませんでした。ジョシュ・ブローリンの妻役がジェニファー・コネリーなのは見た目が若すぎて違和感を感じ、やはり言動も鼻に付きました。あれだけエロい妻がいて子供は作らないようにしているとか、隊長はとても立派な人に思えませんでした。終盤でマイルズが会場に現れた時の皆の表情は良かったです。最低限説明が必要な事は台詞にないので、熱さが伝わらず、妻の愚痴とか隊員達の悪ふざけばかりは台本にあるという、長尺を活かし切れていない内容と脚本が共に好きになれませんでした。序盤からちゃんと観ていても思い入れが全く湧かないので、逃げたり混乱する描写が一切ないラストもサラッとし過ぎて、インパクトはありませんでした。チラシには「愛する人を守る、ただそれだけ。」とありますが、映画の内容に依拠せず雰囲気で書いただけだと思います。(18/11/16追記)どうやらカリフォルニア州政府が鉄道を建設したいが為に、邪魔な町に延焼するよう、山で人工火災を起こしているという事が明らかになりました。いまいちはっきりしない映画なのはこれが原因でした。
実話という事だが全く知らず
前知識0での鑑賞。
主演は近年話題作に引っ張りだこのジョシュ・ブローリン。
役に合っていた。
消防隊に専門分野や階級のような物が有ることすら初めて知った。
実際のお話は知らない方が映画としては楽しめるのでは。
(楽しめるというのは語弊があるかもしれないが)
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