オンリー・ザ・ブレイブのレビュー・感想・評価
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自然と向き合う仕事に敬意を。
映画自体は過去の話だけど、今もなおこうして尽くしている人達がいるんだなと思うと、すごい事だと思う。
自然に立ち向かう人達に改めてリスペクトを抱く映画。
予備知識無しに見ると結末に驚くかも知れないけれど、作中では一貫してそのリスクは念頭にある。
視聴者としてはそのリスクを無かったかのように受け止めてしまいながら進みそうになるけれど、そのリスクを理解しながらも立ち向かい続けてきた彼らはヒーローだと思う。
映画としても純粋に良いものだった。
勇敢な男たち
日本ではあまり見かけない深林火災を題材にした作品。
事前情報なしのため最後は衝撃的で、涙ものです。
火災と戦う男たちの姿に手に汗を握りっぱなしになることを覚悟してみてください。
いい作品だったと思います。
実話ベースというのが凄まじい
森林火災はニュースで見る位で実際の活動を知らなかったので興味深かった。
ジョシュ・ブローリンは渋いしジェニファー・コネリーは相変わらず魅力的、マイルズ・テラーにベン・ハーディと良いキャスト揃えてくるなぁ^_^
実話を基にした良作です!
山火事の鎮火を生業とする「ホットショット隊」が題材の、実話を基に作られた映画です。
まず、ホットショット隊が普段何をやっているのか、山火事の鎮火をどのようにするのか、全く知識0でしたが、「そうやって鎮火するのか!」など学びになる部分が個人的にはかなり多かったです!
登場人物たちも愛すべき面々ばかりで、特にホットショット隊の新入りマクドナウ(愛称ドーナツ)の人間的成長そのものに感動しました。
その彼の入隊を許可したホットショット隊リーダーのエリックが懸ける仕事への想いと、その一方で彼が抱える葛藤(家族との時間の持ち方)の対比は、まさしく「私自身のこと」としても置き換えながら鑑賞しておりました。
仲間たちのやり取りには思わずニヤッとしてしまうシーンも多く前半から中盤にかけてはかなりホットショット隊への思い入れが強くなっていました。
そう思っていたところに降り掛かるラストシーン、涙なしには見れませんでしたし、彼らの記録を映画として残してくださった監督と制作陣に自然と感謝の念が湧き上がっていました。
ありがとうホットショット隊!ありがとう制作陣!
興行的には失敗
悪い映画じゃない。
演技も、映像も良くて、メッセージもある。
やっぱり実話の重みはココロに突き刺さる。
でも、売れなかった。
原因は分からない。
でも、「戦犯」にされそうなのは、主演のジョシュ・ブローリンだろうか。
彼の代表作は?
「グーニーズ」の兄貴?冗談はおいておこう。
ここ10年ほど、大作、話題作で重要な役柄で活躍してきた。
(「重要な役」とは、「主役じゃない」の婉曲表現だ。)
そんな彼の数少ない主演作。
例えば、彼でなく他の役者、
トム・クルーズだったら?
ギャラの分、制作費が上がるだろうが、それ以上に収入が入るのでは?
(まあ、トムが「死ぬ役」をやりたがるかは不明。死ぬのは「コラテラル」ぐらいでは)
ハリウッドでは、警官の映画は多いが、消防士の映画は、「タワーリング・インフェルノ」「バックドラフト」「炎のメモリアル」ぐらいしか思い出せない。森林火災消防士の映画は初めてだ。
そういう意味で、貴重な作品であり、彼らの活躍や勇気を描く意義はあったのだと思う。そういう意味でも、より多くの人に見てもらえなかったのは残念である。
結末には驚きましたが、もう少し上映時間は短くても良かったかも。
森林消防団の活躍を、団長と新人団員の姿を通して描く物語。
「事実に基づく」「森林火災」って情報だけで鑑賞したのですが・・・やられました。てっきりアメリカ的なホットショットを目指したチームのサクセスストーリーだとばかり思っていました。実際、ストーリーとしてはそんなストーリーで、不器用だけど熱意なら誰にも負けないリーダー、薬物に溺れながら娘の為に再生を志す若者。典型的なサクセスストーリー。
ですから、クライマックスシーンは単なる鑑賞者の私も驚き、茫然としてしまいました。
アメリカでは有名な事件なのでしょうが、日本ではそれ程知られていない事件。すっかり勘違いしてしまいました。
その勘違いのせいでもありますが、映画としてみた場合とても間延びした印象を持ちました。2時間14分は長すぎると。最初からエンディングを知っていたら、また違った印象になったのでしょうか?
各キャストがハマり役
個人評価:3.8
骨太の指揮官がジョシュ・ブローリンにとてもよく似合い、今時の若者がマイルズ・テラーにとてもマッチしている。
ジェニファー・コネリーの背筋の伸びた妻役も印象的だ。
本作はそれぞれのキャストが役柄にとてもハマっており、人間味がある。屈強な男達の人間ドラマは見ていて気持ちいい。
あの火のスペシャリストの指揮官が、山火事に負ける最後は、とても辛く、また実話という事で、さらに山火事の恐ろしさを認識する。
現時点でも燃え続ける、オーストラリアの森林火災のニュースが、気になって仕方がない。
結末を耐えうるものにするため
気高い作品に仕上げているのが伝わる。
またそうしなければいけなかったのだろう、と思う。忘れ去られるほど時が経過しているわけでもなく、やはり残された人への配慮が優先されたであろう作品。
テンポよくつまづくようなシーンが少ない。問題は起こるがポジティブに解決へ向かう方向で全ては展開していく。だから、見やすく爽快さもある。あつい人間ドラマ、スポーツ映画みたいな印象かも。途中まで。
それらはすべて、結末を耐えうるものにするため、ということだろう。それぞれの”いいシーン”を積み重ねなければとてもじゃないが耐えられる結末ではない。しかし、作品としては描かなければならない。焼け跡のテントは画にするか悩んだのでは。
Firefighter' courage and self-sacrifice
観出してすぐ興味を失ったが見終わった後泣いた映画🎟
アリゾナ州のプレスケットという町のホットショット
(山火事がおきたとき地形風向き天候を考えてどこに線引きをして火事が民家や天然記念物に及ばないようにする仕事)に携わる有志の映画🎟
ブランドンというヘロイン中毒の青年が母親から家を出ていけと言われるし、ガールフレンドとの間に子供もできてしまう。心機一転したくHotshots という仕事のインタビューに行く
このダメになってしまう青年にチャンスを与えるボス エリックに感謝。人間すべての人が職に就く準備ができているわけじゃ無いからね。ブランドンを静かに見守ってふとしたところで優しく思いやりのある援助をするリーダーのジェシー。
最後のシーンで一人生き残ったことで罪の意識を感じるブランドンに勇気を与えるアマンダ(エリックの妻)
この映画は2013年のアリゾナ州ヤーネルの山火事事件を扱って死者を讃える作品でありその後家族がどう生きていったかなど知らせて無い。
【大規模森林火災に立ち向かう「ホットショット」達を鎮魂の念を込めて描いた作品】
- この映画を観て、海外で時折ニュースになる山火事が私がイメージするモノとは全く違う規模であること。
消火方法が水ではなく、火であること(迎え火)。
そしてその仕事に就く「ホットショット」と呼ばれる森林消防隊の作業の過酷さとその組織構成を知った。-
・この映画が実際に起こった”ヤーネルヒル火災”を描いている事は事前に知っていたが、「グラネット・マウンテン・ホットショット」の男たちが奮闘する姿を目の当たりにし、そしてラストのシーンでは涙を禁じ得ない。
・ジュシュ・ブローリン演じる鬼指揮官の下、性根から鍛えられるマイルズ・テラー演じる駄目男の成長物語でもある。
<男とは、勇気とは何かを考えさせられる秀作である。>
<2018年6月22日 劇場にて鑑賞>
熱い男たちの物語
火災映画といえば「バックドラフト」。その森林版って感じですが、消火活動の場面は、割とソフトに描かれている分。ジョシュ・ブローリンの率いる「隊員たち」のチームワークや、集団男子あるある、そしてそれぞれの家族の話がじっくり心に染みます。
森林火災の最前線に出動するには「資格」が必要。
だけど隊長車には「見習い」ステッカーが、貼られたまま。
実際の火災現場での急な審査を経て、最前線資格を得る。そして「見習い」ステッカーを剥がした時の歓声は、一緒に胸アツになりました。
隊員の家族の話も、悩みあり、決断あり。人間ストーリーでした。
マクドナウは娘が生まれたことで、しっかりとした収入を得るために消防隊員になったはずが。火災現場の経験を積むごとで、「自分は娘を守らなくては。万が一のことがあったらどうする?」と、建物火災への異動を隊長に話します。この気持ちは、隊長も他のみんなもいつも思っていることだったんですね。それを乗り越えるかどうか。
火を消すため溝を掘り、木を燃やす。自然は突然その顔を変える。それにどう対処するのか。お仕事物要素もいっぱいありました。
この作品、実話物とは知っていたのですが。そういう結末かー!!。
ブレイブ=BRAVE=勇気・勇敢。なるほどなタイトルでした。
そして火の元は確実に消化しましょう。
森林火災に挑む男達が織りなす炎よりも熱い友情
アリゾナはプレスコット市の森林消防団レスキュー・クルー7を率いるマーシュ。クルー7はある森林火災の消火活動に参加、即座に近隣の町に火災が及ぶことを察知したマーシュは延焼を防ぐ作戦を作戦本部に提案するが、格上の消防団に却下されてしまう。しかしマーシュの予想は的中して町は全滅、辛酸を舐めたマーシュはクルー7のレベルアップを市の消防署長デュエインに進言する。そんな折欠員が出たクルー7にヤク中のブレンダンが応募してくる。ブレンダンには今までの堕落した人生をやり直さなければならない理由があったのだった。
実在の消防団グラニット・マウンテン・ホットショットの活躍を描く実録ドラマ。ジョシュ・ブローリン、ジェフ・ブリッジス、アンディ・マクドウェル、ジェニファー・コネリーらベテラン陣のいぶし銀の演技と、マイルズ・テラー、テイラー・キッチュ、ベン・ハーディといった若手の注目株達の熱演がぶつかり合う熱い一作。「火には火を」で森林火災に挑む消防団の活躍がもちろん肝ですが、くだらないシャレで子供のようにじゃれ合ったかと思えば、本音で真正面からぶつかり合い命懸けの任務を通じて絆を深める消防団員達や、いつ何時起こるかも知れない災害に駆り出される男達を待つ家族を見つめるドラマが濃厚。それがゆえに突然訪れる終幕の重厚さが深い余韻を残します。
監督は『オブリビオン』のジョセフ・コシンスキー。デビュー作の『トロン:レガシー』はイマイチでしたが、着実に力を着けている印象、本作で群像劇もばっちり演出できる点をアピールしてくれたので、トップガンの続編への期待が俄然高まりました。ドラマとは何の関係もありませんが、『ボヘミアン・ラプソディ』を鑑賞済の方は消防団員の面接シーンでドキッとすると思います。
マイルズ・テラーは米国映画の希望だ
しかし、つまらない映画しかつくっていない。なにをすべきが分かっていない。それが米国映画の凋落といえる。
のうがきはそれぞれだ。
単純にいえば、もういちどこの映画を観たいかどうか。
実話だけに辛い
前半は主人公が成長する姿を楽しく観れましたが、後半〜ラスト予想を裏切る怖さでした。1人は負傷するだろうなくらいで観てたらまさかの...。防火テントに包まる練習何度もしてたけど、彼らの恐怖を思うと辛過ぎます。つい2ヶ月前にはカリフォルニア州史上最悪の山火事があったところだし、本当に深刻な問題です。
男達の勇姿溢れる映画大好き
こういう話は本当に胸を打たれる。
過酷で怖さや苦しさがあるけど、観るとまた新たに勇敢な人達に出逢える。
こういう人達がいたんだ、と言うことを知るのが嬉しい。
前情報なしに観たのも良かった!
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