「炎の熊!」オンリー・ザ・ブレイブ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
炎の熊!
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山火事と向き合って戦う熱い男たちのドラマ。日本じゃこんな山火事専門の消防隊なんて無さそうだけど、さすがはアメリカ、広い国土には様々な困難が待ち受けてるんだな、と妙なところに惹かれた。町の豪邸のプールからヘリで水を吸い上げてそれを森の消火に使ったり、防火テントなんてのがあるんだとカルチャーショックまで受けた。
『15時17分、パリ行き』と同じく、実話をメインに描いた作品の中でも、再現ドラマというプロットに近い。たしかに勇敢な男らしさと、悲しい結末で感動的に締めくくってはいるのだが、終盤に行くまでのそれぞれのドラマが面白くないのだ。実話であるだけに改変は出来ないのだろうし、脚色も難しそうではあるのですが・・・
地方自治体として初の“ホットショット”認定の部分をもっと感動的に描いていたら違った作品になったのかもしれないし、「生き残ったことの罪悪感」を感じたブレンダンの気持ちにもっと迫ってたら良かったかなぁ・・・。
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