劇場公開日 2018年6月22日

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「興行的には失敗」オンリー・ザ・ブレイブ みっくさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0興行的には失敗

2020年2月15日
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悪い映画じゃない。
演技も、映像も良くて、メッセージもある。
やっぱり実話の重みはココロに突き刺さる。

でも、売れなかった。
原因は分からない。
でも、「戦犯」にされそうなのは、主演のジョシュ・ブローリンだろうか。
彼の代表作は?
「グーニーズ」の兄貴?冗談はおいておこう。
ここ10年ほど、大作、話題作で重要な役柄で活躍してきた。
(「重要な役」とは、「主役じゃない」の婉曲表現だ。)
そんな彼の数少ない主演作。

例えば、彼でなく他の役者、
トム・クルーズだったら?
ギャラの分、制作費が上がるだろうが、それ以上に収入が入るのでは?
(まあ、トムが「死ぬ役」をやりたがるかは不明。死ぬのは「コラテラル」ぐらいでは)

ハリウッドでは、警官の映画は多いが、消防士の映画は、「タワーリング・インフェルノ」「バックドラフト」「炎のメモリアル」ぐらいしか思い出せない。森林火災消防士の映画は初めてだ。
そういう意味で、貴重な作品であり、彼らの活躍や勇気を描く意義はあったのだと思う。そういう意味でも、より多くの人に見てもらえなかったのは残念である。

みっく