「21歳」オンリー・ザ・ブレイブ くりさんの映画レビュー(感想・評価)
21歳
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国に認可された
森林消防隊であるホットショットに
到達するまでの序章。
その任務の苛酷さと
仲間たちとの絆が描かれ、
とても熱いです。
一転して、
当初はそんなに深刻には
感じられないヤーネルヒル火災の
現場のシーン。
航空機からの散布ミスで
迎え火失敗ー
なにか雲行きが怪しい…
観ていてとても腹がたちました。
何故、GPSを持たない。
何故 、耐熱性が高い装備がない
何故、信号弾など位置を知らせる
道具がない
隊員の年齢を知って、驚きました。
21歳という若さで、
あんなにも、苛酷でリスキーな
仕事に殉じた方が何人もいることに。
現代では、知らずにでも
すごせてしまうんですが
安全は、
人にしられないところで
命をかけて守っている人が存在して
成立しているという事実に
愕然とします。
そして、
自分の無知や無関心さに。
終始映像から
自身の地域を守るという精神に、
敬意と誇りを感じました。
が
せめて、
装備にもっとお金をかけてほしい。
どうやったら再発しないのかという
活動を現状は展開しています。
という
エピローグが欲しかったですね。
起こった事実だけで終わりでは、
あまりにも、せつないと思ったのは
私だけでしょうか…
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