「緊張感がなく熱さも伝わらず!!」オンリー・ザ・ブレイブ アンジェロさんの映画レビュー(感想・評価)
緊張感がなく熱さも伝わらず!!
タイトルから期待しましたが、微妙でした。災害ものは災害シーンとドラマ部分のバランスだと思いますが、ほぼドラマパートで構成され怠かったです。緊張感がなく、隊長がなぜ判断ミスをしたのという肝心な部分も良く分からず不満でした。沢山の隊員も印象に残りませんでした。ホットショットに任命されるのがどれだけ名誉な事なのか、伝わってきませんでした。ジョシュ・ブローリンの妻役がジェニファー・コネリーなのは見た目が若すぎて違和感を感じ、やはり言動も鼻に付きました。あれだけエロい妻がいて子供は作らないようにしているとか、隊長はとても立派な人に思えませんでした。終盤でマイルズが会場に現れた時の皆の表情は良かったです。最低限説明が必要な事は台詞にないので、熱さが伝わらず、妻の愚痴とか隊員達の悪ふざけばかりは台本にあるという、長尺を活かし切れていない内容と脚本が共に好きになれませんでした。序盤からちゃんと観ていても思い入れが全く湧かないので、逃げたり混乱する描写が一切ないラストもサラッとし過ぎて、インパクトはありませんでした。チラシには「愛する人を守る、ただそれだけ。」とありますが、映画の内容に依拠せず雰囲気で書いただけだと思います。(18/11/16追記)どうやらカリフォルニア州政府が鉄道を建設したいが為に、邪魔な町に延焼するよう、山で人工火災を起こしているという事が明らかになりました。いまいちはっきりしない映画なのはこれが原因でした。
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