あいあい傘のレビュー・感想・評価
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いい映画と思います。
だからこそこれは舞台で観たい作品かなー、映画館というよりは!
単純にもっと素直な感じの演技を見たい!まだよくなる作品ではないかなと思います。
伝えたいことっていうか、テーマみたいなのが重いはずなのにおわった後爽快な感じ、伝わりやすい作品だったのでは?
今期やってる映画の中では1番の作品だと評価します。
また演劇でやる予定はあるのでしょうか?
是非見たいですねー!
キャスティングがハマってない
「今年1番泣ける」のキャッチコピーはやめた方がいい
久しぶりの感動作
☆☆☆★★ 本来ならば、都内だとスバル座あたりでの1館興行でのロン...
☆☆☆★★
本来ならば、都内だとスバル座あたりでの1館興行でのロングランで、ジワジワと評判を上げて行くのに相応しい内容の作品では?と思う。
それがシネコン最大手のTOHOシネマズにての大興行。しかも観たのは東宝旗艦の日比谷1番スクリーン。
「無謀にも程が有る!」
予想通りに場内はガラガラ。人情話の佳作だと思うのだか、これではその良さが伝わる前に早期打ち切りの可能性が大。
全くもって勿体無いと言うしか無い。
始めに《人情話の佳作》と書き込んだものの。映画が始まってからの前半部分は、正直言って苛々する箇所が多かった。
その理由の最たるところは。主演の倉科カナが、周りに対して、どこか自分勝手に振る舞うところ。
彼女を中心として、市原・高橋・やべの。狂言回しにあたる3人の関係性が中々良いのですが。その温かみの有る雰囲気を、この主人公は土足で平気に掻き回す。
尤も、もしも私が本人の立場に立ったならば。一体どんな態度を取ってしまうのか…。
少なくとも、25年と言う月日の長さを鑑みれば。本人と同じ態度を取ってしまうのかも知れないのだけれどΣ(-᷅_-᷄๑)
原案・脚本・監督は俳優の宅間孝行。
俳優出身と有って、一体どの様な演出か?と、ちょっと注目はしていた。
これは意外なと言っては本人に失礼か。なかなかの演出力で…と言いつつ、パンフォーカスを必要以上に使うのには、少しばかり苦笑せざるを得ないところでは有りました(u_u)
まあ、文句を言う程でも無いですけどね。
でも意外にも画のしつかりとした作品になっているのは収穫。
俳優達とカメラとの位置関係が、テレビドラマとは違い。映像作品としての美しさが有った…と言っては、褒め過ぎかも知れないけれども(^_^;)
宿屋で倉科と市原が話す場面等は、その画面の作り方が、オーソドックスな日本映画を彷彿とさせるし。印象的だった居酒屋での長廻し等、今後も注目して行きたいと思わせてくれました。
2018年10月28日 TOHOシネマズ日比谷/スクリーン1
涙腺崩壊しました!
漬け物
他のレビューにもあったけど、前半のふざけたギャグはくどい。くだら...
他のレビューにもあったけど、前半のふざけたギャグはくどい。くだらないとさえ思いました。
後半の流れはよかったです。物語全体の構成やエピソードもよかった。泣けました。
あと、立川談春の口調は落語っぽくて周りの雰囲気をトーンダウンさせているように感じました。
映画ではときどき、今、売れているタレントを使ったりするけど、市川隼人や原田知世がすごくよかっただけに、ちゃんとした俳優を使えばいいのにと思いました。
号泣してしまった
会いに行きたくても会えないつらさ
静の談春と原田知世にたいして、動のテキヤの面々。
騒々しさにちょっと冷めるし、やべきょうすけのしつこさにハズレか?と心配になる序盤。しかしそれが功を奏するのか、寅さん的な彼らの世話焼きと人の好さが、どんどん物語にハマっていく。出てくる役者が的を得ていて、白眉はトミーズ雅だ。こういう関西人いる!と思わせといてピキッと要を占める役目を果たしてきた。
六郎演じる談春の演技はどこかテンポが合わないように感じるのだが、それ(計算なのかも?)がかえって彼がこの町にいる理由の憂いにも通じるようで、キャスティングの見事さだろうと思えた。
原田知世の演じるおかみさんの心遣いの見事さもよし。倉科カナ演じる娘さつきの戸惑いといら立ちもよし。六郎とさつきの再会の場面の描き方は、過ぎることなく、不足することなく、二人の抑えきれない感情がじゅうぶんに伝わってくるシーンであった。泣けた。
後半からすごく面白くなる作品
落語の様な良いお話
笑いを抑えた吉本新喜劇風
あいあい傘って死語だよなぁ~今の日本で何故これ公開するのかな?
試写会で観させて頂きました。映画上映終了後、場内では多くの方が、拍手をしていましたので、この作品を気に入られた方も多分多かったと思います。
試写会チケットが当選して無料で観ておきながら、面白くなかったと言うのは大変失礼な事ですが、私はどうしても、好きになれませんでした。
本作は宅間孝行氏の監督、脚本作品と言う事ですが、本作は2007年に監督が所属していた劇団で上演されヒットしていたらしい作品を今回映画化したそうです。
ですが、監督は10年の時を経てまで何故この作品を世に出したかったのか?今の時代にこそ伝えなければならないメッセージ性が有るのか?或いは時代を超えた普遍的なテーマを描いた作品なのか?どちらの要素も本作からは感じられなかった事が、好きになれない要素の一つです。
普遍的なテーマの家族物や人情物と言えば松竹映画が得意する映画で、小津監督の家族をテーマにした作品の数々は私の大好物で、ついつい家族を描いた邦画作品を観ると小津作品と比べてしまう事自体、私がバカなのでしょうか?
今の邦画界では絶対にあの世界感は無いよなぁと思いつつ(高校生の恋愛物映画ばかりがてんこ盛り!アニメ原作物や実写も含めて10代の恋愛物多すぎます)も、いつも家族愛を描いた作品だとついつい期待が膨らみ過ぎてしまう為か、今回もちょっと期待した分残念ですが外れてしまいました。これから観たい方にはごめんなさい!
けなしてばかりもいけないので良かった点を書きますが、雨宮と言う気の良い兄ちゃんを市原隼人が熱演していました。あのキャラはテキヤの役でお馴染み寅さんを思い起こしますね。
バカでお人好しなキャラはこう言う物語では外せないですよね。
特に本作でヒロインさつきがキャンキャンやかましいくて、不自然な芝居の連続で、頭痛くなってしまうので、本当に雨宮の天然キャラ!そして原田知世の控え目なおばさんキャラも良かった!この2人で救われました!ラストの父と娘の展開は悪くないが、どうして無理に「あいあい傘」に持っていくのが???って感じ。
第2番目に気に入らないのは、映画の始まりのシーンでは兎に角カット割が多くて落ち着きがない、展開で、観ていてもう少し長回しでも良いかな?と思ったりしながら観ていました。
でも、観ていて内容に追い付かないと言うわけでは決してないのですが、只余りにも短いカメラショットばかりが目立って登場人物に中々感情移入が出来ない状態が続いたので。ついには睡魔に襲われましたが、何とか寝落ちせずに見終えた時、頑張った自分に、座布団1枚上げたい気分でした。
第3番目はストーリー自体成立していない感が有ると思いますね。ヒロインさつきの母は回想シーンのみの登場です。そして25年もの間、母親は蒸発して死んだと言う父の事を娘に話していた様子が殆どない設定に矛盾が有ります。劇中で父が家を去った理由が劇中で描かれている状況なら、母親が娘に真実を普通は伝えていない筈はありません。母子家庭で苦労ばかりと言うのも、設定上おかしい点が残るのです。更に、さつきの現在の挙動が、アラサーの母子家庭で苦労して生きて来た人間にしては、まるで子供です!登場人物のキャラ設定に矛盾がこんなにてんこ盛りでは、泣くになけません。ラストの展開にも今迄のさつきキャラだと少し不自然ですね。
優しい父と娘の物語を描くと言うより、今本作を製作したのは、政治不信を煽りたい映画なのでは?と勘ぐりたい作品でした!!私の考え過ぎでしょうかね?
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