映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ 拉麺大乱のレビュー・感想・評価
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爆盛カンフーボーイズ
面白かった。ドンパンパン倒した後がよく分からんかったなー。ジェンカ拳あたりから哲学みたいになってた。
前半は映画パロディも多くて大人でも楽しめた。主にジャッキーリスペクトしてあってよかったなー。
クレヨンしんちゃんらしい作品
ラストぶん投げ
普通に面白いけれど…
しんちゃんの映画は子供の頃から親になった今でも見ていますが今回の作品は序盤がかなり面白く、後半はちょっと投げやり感を感じました。
前半部分はギャグもキレッキレで子供も爆笑。
大人の私でも期待を裏切らないマサオのギャグ場面にクスっとしてしまいました、映画では必ずマサオ君を絡めた面白シーンが定番ですからね。今回はそれ目当てで見に行く方もいるのでは?
でも惜しい事に後半と言うかオチ部分では「はい??」と言う展開で大分省略にな感じだったのが残念かなぁ…と思いました。
他の方でも書かれていましたが個人的にはマサオ君がぷにぷに拳をマスターして欲しかったなぁとも思いましたが仕方ない、でも全体的に面白かった作品です!
ロボとーちゃん以来の感動と面白さ
ネタバレに近いネタバレ無し
惜しい…惜しすぎる…
クレしん映画の名作と言われるものには感動モノが多いが、この映画は感動無しに名作と言えるほどの可能性があった…
問題点はオチである。踊れアミーゴを彷彿させるようなものでラストのがっかり感は半端では無い。
ストーリー構成に雑なところが多く、絶対に時間配分を間違えたとしか思えない。伏線が一応あるのだが、丁寧に張られておらず、唐突に出て来たとしか思えずにいられない。
色々なことをしたかったのか良い描写を入れているのが良いが、こちらも気持ち良く回収されず消化不良感がある。
というかこれだけ時間が足りないんだったらもっと削れるところがあったと思う。
観光なんてするなというツッコミがあったが、その場面自体丸々要らなかったと思う。
結局アイツは何だったんだ?
総評を言えばコース料理でメインの途中まで最高だったが生焼けに気づいて嫌な気分になるような作品だった。
ただ、メインの途中までは本当に面白かったので一度は観て欲しい作品だった。
「正義」を相手に戦うかすかべ防衛隊!
またもやられてしまった。いつも人間味あふれるクレしん映画だけれど、今回はくだらないギャグのオンパレードの中で、最後に人間の本質というか人間の心髄を鋭く突くような結論を導き出す。これ、大人が見てグサッと胸が痛いほどですよ。☆は3.5にしたけど、気持ち的には☆では数えられない単位ですごく好き。
もちろん全体のトーンはいつものクレしん映画と変わらず、カンフー映画のパロディなどを踏まえて、安定のギャグ感で笑って観られる感じ。ただ今回特筆すべきが、映画の最後にしんのすけたちが闘う相手が「悪」ではなくむしろ「正義」の方であり、敵ではなく味方であるという点。正義感あふれる味方が、パワーを手に入れてしまったがために正義を見失ってしまう。その正義感としんのすけたちは戦うのだ!ってこれファミリー向けのアニメですか?っていうくらいの深遠さ。クレしん映画が常に、表も裏も嘘も真実もある人間を愛し見つめてきた極北じゃないのか、って大袈裟なことを思ってしまう。そして最後の最後に繰り広げられる抱腹絶倒の大団円。深遠なことを言っておきながら、作中で最もくだらないギャグで落とし前をつけるあたり、やっぱりクレしん映画たまらない。
しかも今回は、かすかべ防衛隊系作品でありながら、野原一家もかなりフィーチャーされているという点(クレしん映画は概ね、かすかべ防衛隊系作品と野原家系作品とが交互に作られている)。これは個人的に嬉しいポイント。かすかべ防衛隊も野原一家もどちらも好きなので、一作品で両方楽しめるのはありがたい。欲を言えば、もっとしんのすけと風間くんのイチャイチャを見たかったゾ(邪念)。
今回、この映画を観てふと思ったのだけれど、今ハリウッドで流行しているヒーロー映画(MARVELやDCなど)って、実際クレしん映画と実は大差ないのではないか?ということ。映像のド迫力でなんかごまかされているけど、ストーリーの中身って、やってることアメコミ映画もクレしん映画も実はそんなに変わらない(ありえなさも含めて)。まぁどちらも元が漫画なわけだから驚くことでもないかもしれないけど、なんとなくアメコミ映画が苦手と思っている私からすると、「漫画」としてのプライドを貫いているクレしんの方が好感が持てるなぁと思ったのだった。
心身疲れた人に見て欲しい!!
思っていたより良かった
かすかべ防衛隊は凄い。
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