マスカレード・ホテルのレビュー・感想・評価
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ほぼ原作通り。
東野圭吾のベストセラーを鈴木雅之監督が映画化。
東野圭吾の原作は変えにくいのか。いろいろ思い返してみても、原作の何かをごそっと除いたり、いろいろ付け加えたり、一変させたりということがほとんどないと思われる。
原作で受けたイメージとほぼ同じ世界がスクリーンで展開される。
ふと思う。これはいいことなのだろうか。
難しい問題である。改変すると、原作の方がいいという声があがる、さすが映画人よく変えた、と言われることもある。
原作と映像の関係は難しいのだ。たとえば、本作を原作を知らずに観た人は、あの犯人に驚けたのか。それは、原作を知っている者にはもはやわかりようがない。
だが「犬神家の一族」や「砂の器」のように何度も映像化されるものもある。犯人が誰かわかっていても我々は観る。
いくら考えても難しい問題だ。
ところで、高級ホテルに泊まったことがないので(原作を読んで一度泊まってみたいと思った)、よくわからないが、高級ホテルの客室の電話、て、あんなオフィスにある感じ?
犯人?がすぐ分かってしまう映画
突出した作品ではないが
原作に忠実、映画は何も悪くない。
仮面を被り自由に。
思ったより小粒
何が良くないんだろう
原作未読です。
悪くはないと思いました。
ただ、良くもないと思います。
映像というかホテルの内装、出演陣がとても絢爛豪華で、二時間の現実逃避をしたい方にはいいかもしれません。
ホテルマンの経験はないので実情は分かりませんが、仕事の上での苦労が一貫してお客様のクレームというところに終始していて、それ以外にはないのかな? という疑問とともに、例えば新田さんは英語が堪能な設定なので、英語でのやり取りを見たかったというのもあるし。
クレームのつけ方に関しても、ほぼ全て「大声で怒鳴る」からの「申し訳ございません」というものなので、そこは物足りなさを感じました。
とある地域の方に(人によると思いますが)見られがちだと言われる「逆説的な嫌味」(ほんまに元気な子やなぁ。賑やかでええわぁ。→うるさいから静かにさせろ)というような、変化球的なクレームをつける人がいてもいいだろうし。
実際にホテルに従事している方々が何ヶ国語くらいを話せるものなのか分かりませんが、少数の人のみしか使わない言葉で話す外国のお客様からの依頼があってバタついてしまうとか、そういうエピソードもあると、もっとホテルマンの仕事の大変さという意味では幅が出たのかなと感じました。(原作にない、と言われればそれまでですが)
新田のバックボーン含めて、警察側も、ひたすら「事件の捜査をしている」ことしか描かれていないことと、山岸さんがホテルマンになった経緯もそうなのですが、そこが双方、ちょっとした思い出話のような感じで深く掘り下げられた描写があるわけではないので「何かがあったら、私はホテルマンを辞めます」「俺も刑事を辞めます」という言葉の重みが伝わりにくく、そこに感情移入できなかったことが自分としても残念でした。
新田と山岸がどれだけ自分の仕事を誇りにしているのかということを、もっと丁寧に描いて欲しかったと思いました。
それだと尺的に厳しいならば、あの登場人物たちのショートショートのようなプチエピソードの山を3個ぐらい削ってでも。とまで思ってしまいます。
なるべく原作に忠実に作るというのも信念のひとつとしては好きなのですが、いくつか「これは私だったら削るかなぁ」というものがありました。その代わり作品に深みを出すことが出来るなら、そこは断腸の思いということで。
犯人役の方の正体が最初は分からなかったからドキドキした、という感想を拝見して、それは素直に羨ましかったです。あの方は鼻から口元のラインと声に凄く特徴があるので、私は一瞬で気付いてしまいました。
見終わって
「これは、お正月の二時間特番じゃダメだったのかなぁ」「わざわざ映画館でやるかなぁ」
という感想を持ちました。
キャラ萌え映画としてはいいのかな……
木村さんをはじめ、出演している皆さんは相変わらず素晴らしかったと思います。
特に木村さんは、検察側の罪人から特に感じていることですが、ひとつひとつの作品に対してとても愛を持って丁寧に臨んでいらっしゃるような、そういう思いをスクリーン越しに感じます。あと顔がいい。
生瀬さんのお芝居は相変わらずとても良かったですし、長澤まさみさんは笑顔と姿勢が素敵でした。
追伸
高嶋兄と宇梶さんもっと見たかったー!! すごくいいキャラクターだったっぽいのに、あれだけって。そりゃないぜーー! と叫びたい。
完成度の高さが素晴らしい
これは続編、あり得る面白さ
まあまあ良かった。
マスカレードホテル見てきました、この映画は以前から何度も予告編で見て気になったので見ることにしました。良かった点はキムタクと長澤まさみのコンビ間がとてもよく、先読みができなくて映画がどこに進んでいるのかがわからない部分が面白かったです。登場人物では石川恋と菜々緒がいい演技をしてました。石川恋も裏では可愛い女の子ですが、表に出ると本物のホテルマンに見えてとても良かったです、ビリギャルのイメージもまったくなくてパンフレットを見て気づいたのでびっくりしました。マイナス点はしょっぱなでキムタクがしゃべりすぎていたため怪しい人物がなんとなくわかったので途中から少し先読みができました。豪華俳優はそろっていますが少ししか出ていないという部分を含め、個人的な最終評価は10点中7点です。コードブルーよりは良かったと思います。しかしフジテレビは映画を作るとストーリーがドラマっぽく見えるのは相変わらずだなと思いました。
観て得する映画
最後まで重厚感とミステリーが味わえる素晴らしい作品でした。
疑うことを職務とする者と、信じることを職務にする者の絶妙なマッチングが作品力を上げていたなと思います。
主役二人の演技力は、ホントに安定だし、また観たいなって思えます。
キムタクとかは、俺のワールド味わっとけっていう独特のものがあると思うけど、個人的にはそれが好き。
その雰囲気で観てる人とか、周りの役者を納得させるだけの実力があるからこそだなと思った。
原作は読んでなくて、結論知らなかったからこそ最後に騙されたっていう初見ならではの醍醐味も味わえました。
感情移入もすごいしやすくて、映画の完成度すごい高かったし友達にも勧めたいです!
一人でも、カップルでも、友達とでも、家族でも絶対楽しめるし、観た後の食事でも「あのシーン良かったよね」とか会話が盛り上がるのは間違いなしです。
初デートとかでも外れなしのお勧め映画でした。
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