劇場公開日 2018年4月13日

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「何も考えずに楽しむだけ。」パシフィック・リム アップライジング お水汲み当番さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0何も考えずに楽しむだけ。

2020年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

日本の誇る怪獣や巨大ロボット映画へのオマージュ。
巨大な予算を投入し、力まかせで楽しませようという娯楽作品です。

単純に楽しむ以外、何も残らない、単なる2時間の映画ではありますが、充分に面白かったです。

実はこの映画、第一作とは配給会社が変更になっていたのですね。
ワーナーからユニバーサルへ。

ワーナー・ブラザーズへの謝辞がエンドロールに出てきたので、あれっ? と気がついたのですが。

だけど菊池凛子は前作の配役を引き継いでいますし、前作の監督が今作でも製作陣の一角には残っているし、そもそもロボットのデザインは同じわけですから、いったいどんな事件があって配給会社が変更になったのか、このあたりの「影の(大人の)エピソード」も知りたいと思った私はゲスですか。

そう言えば、今作は中国の力の増大をひしひしと感じさせる作りになっており、事実、CGなどの製作の多くも中国で行われており、ああ日本沈没という印象を強く感じたものでした。

本作の製作会社レジェンダリーも、2年前に中国の会社に買収されてしまったとのことで、東京をぶっ壊すシーンなのに風景看板には中国語の簡字体が使われているシーンもあり、映画の中ではすでに東京も中国領なのかも知れないな、とか思ったりしたものです。

お水汲み当番