「おいしいご飯は閉ざした心を開く」星めぐりの町 とえさんの映画レビュー(感想・評価)
おいしいご飯は閉ざした心を開く
心が温かくなる映画だったわー
5歳の時に東日本大震災で家族を失った少年 政美と、
巡り巡って彼を預かることになった豆腐屋さん(小林稔侍)
しかし、政美は心を閉ざして、口をきこうとしない
そんな少年の心を溶かしたのは
田舎の綺麗な空気と、美味しい水、
そして何より、美味しいご飯だった
私は、その「人と人の心をつなぐのは、美味しいご飯」にとても共感した
私もこれまで、仕事や人間関係で辛かった時、温かい食事の優しい湯気に何度も助けられたからだった
この映画は、そんな「行き場を無くした被災地の孤児」を描きながら、
高齢化が進み、後継者を無くした田舎町で彼らが希望となっていく姿も描く
血が繋がってる、繋がっていないに関わらず、子供たちは誰にとっても、未来への希望の星なのだ
私は、この映画に溢れる優しさがとても好きになった
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