おだやかな革命

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おだやかな革命

解説

過疎化や高齢化など多くの課題を抱えた地域で、これからの暮らしを自分たちの手で作り出し、本当の豊かさを取り戻していく人々の姿を描いたドキュメンタリー。監督は、在来作物をテーマにした「よみがえりのレシピ」の渡辺智史。原発事故後に福島県の酒蔵の当主が立ち上げた会津電力、放射能汚染によって居住制限区域となった飯舘村で畜産農家が立ち上げた飯舘電力、集落の存続のために100世帯全戸が出資した岐阜県郡上市・石徹白の小水力事業といった、さまざまな地域で行われている自立のための取り組みを紹介し、それぞれの「暮らしの選択」の先にある生きがいや喜びに満ちた暮らしを通して、現代社会が見失った「豊かさ」とは何かを問いかける。ナレーションを女優の鶴田真由が担当。

2017年製作/100分/日本
配給:いでは堂
劇場公開日:2018年2月3日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0エネルギーの話だけではない

2018年7月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

現在の日本の重要な問題
東京の一極集中で人口の不均衡と富の不均衡が高まっている
地方の中央への依存度が高くなり、憧れ卑屈になる
負けない心意気が素晴らしい
けど自然エネルギーは資本がかかる そこにつけこむ悪者もいる
気をつけよう

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daikokumai

4.0いろんな意味で勇気づけられる映画でした

2018年7月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

映画「おだやかな革命」を今池シネマテークで見逃したので、関のマーゴで観てきましたよ〜
もちろん、よかったぁ!
石徹白がたくさん出てきます。
あの場所も、平野夫妻はもちろんあの人もあの方も。
知らない石徹白の現状も知ることができ、より大好きになっていく。
住んでみたいと思ってしまう、いい映画でした。
映画は初っ端から311の原発事故からはじまり、会津と飯舘村での悲しい現実から、地方(生産者)と都市(消費者)がつながっている生活クラブを通じて自然エネルギーで再生していくという転換劇を、食とエネルギーという観点で未来につなげていく。
次の舞台が、郡上白鳥の石徹白が限界集落から移住者の発案でマイクロ水力発電の導入したり、野良着をアレンジして用品店を営むなど、平野夫妻が土地の人と交流する中で、古き良き文化が新しい文化と見事に融合し、その動きが現代の石徹白の魅力となって新たな移住者が増え、安く売って高く買うしかなかった貨幣経済が、すべて地元に還元できるくらいの元気さを取り戻し、すでに限界集落の反対の方向へ向かっている。
それは、次に登場する西粟倉村でも同じような展開が起きる。
植林された山に価値がなくなり、放置されているのは、売る方が赤字になるほどの貨幣経済だから、都市は地方から安く買い叩いて、高いものを売りつけ、地方はどんどん痩せ細り魅力のない土地になっていく。
都市は食もエネルギーもないから、本当に裕福なのは自然が残る地方。
その価値観を貨幣経済から、循環へ切り替えるだけで地方は自分の所をまかない、余剰を売ることができる。
考え方次第で、とても勇気づけられる映画でした。

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fuhgetsu

4.5おだやかな革命

2018年5月7日
iPhoneアプリから投稿

ローカル経済と生き方について。一つ一つの積み重ね。地域との調和。まずは、地域にやらせてもらう、混ぜていただくという、謙虚な姿勢。やっぱり、生き方なんだな。ローカルの資源に気づくこと。都会は地方からの人材とエネルギーと食料に依存してる。普段は気づかないけど。貨幣と他の価値と、貨幣をいいバランスで、少しずつ。そして生き方を磨く。そんな革命を自分の中にも起こしていく。そう、思った。

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たこたろう

3.5これからの豊かさを探る

2018年2月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

都会でデスクワークをしてお金をたんまり稼ぐが水・食料・電気などのインフラは全て他人任せ。地方で体を使ってモノづくりをして少しのお金と自前のインフラをベースに暮らす。
どちらを幸せと思うか、どちらが生き延びられるか。

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こばりん