劇場公開日 2018年11月24日

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「【大都会、台北で心に蟠りを持ちながら生きる男女3人の姿を軸に、3人と関わる人々の姿も絡めて描いた、趣ある作品。】」台北暮色 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【大都会、台北で心に蟠りを持ちながら生きる男女3人の姿を軸に、3人と関わる人々の姿も絡めて描いた、趣ある作品。】

2025年8月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

ー 台湾映画を観ると、何故か懐かしい気持ちになるのは私だけであろうか。人種的に親和性があるからかもしれない。-

■内容&感想
1.「ジョニーはそこにいますか?」という間違い電話を何度も受ける一人暮らしの女性シュー(リマ・ジタン)
  彼女は、台中に元恋人がいるが、孤独に一人で買って来たインコと暮らしている。

2.軽いコミュニケーション障害を持つ少年、リー(ホァン・ユエン)。が、彼は心優しい。

3.車中生活を送る中年男性フォン(クー・ユールン)。が、彼も心優しいが、幼い時に両親が離婚し、その事が心の傷になっている。

□今作は、そんな3人の男女が出会い、お互いにコミュニケーションを取るようになり、距離を少しだけ縮める様を、抑制したトーンで描いている。
 特に、フォンがシューが住むアパートを修理して上げた事で、二人の距離が縮まりシューが秘めていた哀しみを口にするシーン。
 ”7歳の娘が香港に居るの。””寂しくない?””電話で時々話すんだけど・・。”
 そして、彼女は地下鉄の中で娘に”学校はどう?”と電話した後に、フォンのボロッチイ車に同乗するのである。高速道路の道でエンストしてしまうが、二人は力を合わせて車を脇に寄せようとするのである。

<今作は、大都会、台北で心に蟠りを持ちながら生きる男女3人の姿を軸に、3人と関わる人々の姿も描いた趣ある作品である。>

NOBU
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