「神々しいドロドロ感」聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア いけいさんの映画レビュー(感想・評価)
神々しいドロドロ感
「ロブスター」でヨルゴス・ランティモス監督を知り、特別面白かったというほどでもないが独特な雰囲気がとても印象に残り、本作も鑑賞。
タイトルからして神話をモチーフにしているようだが、さすがはヨルゴス・ランティモス監督、やっぱり訳わからん…(汗)
序盤の思いのほかきれいな影像は本作を大いに期待させたが、終始流れるやたらと怖い効果音とともに結局すぐに薄気味悪い展開に。そしてそのままドロドロしながらエンディングへ。
本作は映画としてはとても良くできていると思うし、バリー・コーガンの鬼気迫る演技は背筋が凍るほどインパクト大だが、個人的にはちょっとついていけない世界観といったところが正直な感想かな。
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