「責任転嫁」聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア とみさんの映画レビュー(感想・評価)
責任転嫁
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・メッセージ
自分の選択に誰かの命がかかっている時、その選択から逃げてしまう人の弱さを表した作品なのかと思った。
・メッセージを考慮した物語の流れ
自身の失態が招いた究極の選択。
全ての選択肢には大切な人の死がある。
父親は慎重な選択ではなく逃避をした。
最初は、問題を解決しようとした。無理だとなった時、彼には選択するという道と選択から逃げるという道があった。彼は逃げた。
・面白さ
選択権を持つ者の選択を待つことしかできない者がとりそうな行動が表現されていた。(髪を切る息子、素直になる娘、従順さをアピールする妻)
父親は 自分→妻、娘→息子
母親は 自分→息子→夫→娘
娘は 自分→好きな人→父親→弟→母親
息子は 自分→母親→父親→姉
の順で好感度がハッキリしていたように感じた。この構図がかなり一般的な家族と同じような気がして面白かった。
・ツッコミ所
父親が頭悪い。
好きなシーン
真顔の棒読みで初めての自慰行為の話をしているシーン
嫌いなシーン
最初に手術のシーン
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