「観た直後は(…意味が分からん)でしたが、調べてみると(…わかるけどわからん)」聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア maruさんの映画レビュー(感想・評価)
観た直後は(…意味が分からん)でしたが、調べてみると(…わかるけどわからん)
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「多少の映画と宗教の知識ありき」で観ないと、わかりにくい節がある。それらの知識がないと、ラストシーンまで『なぜ死にそうになっているか』や、『なぜ助かったのか』という理由が明確にはならず、結末は鑑賞者に委ねられる。
物語を観ながら(超常的な力?薬品で?…スティーブン(コリン・ファレル)が医師だから、病院に出入りするマーティンは何か薬品を盗んで使った?…ボブとキムの前でわざとタバコを吸って、好奇心を煽って、ボブにタバコを渡した?…そのタバコに毒が?抵抗力の弱い低年齢のボブは、病状の進行が早いのか?…え?スティーブン、ルーレットで殺すの?…うわ死んだ…え?3人は助かってる…単純に毒殺で、他は解毒剤が与えられた?)と、宗教の知識がほぼ無いので、その線で最後まで観てしまい、やっぱり腑に落ちなかった。
宗教のことは全然知らないが、ユダヤ教とキリスト教をどこか示唆しているような気がする。マーティンが『目には目を』のメッセージを伝えた所なんて、それこそもキリスト教とユダヤ教をそれこそ「比喩」してるとしたら、ユダヤ教徒とキリスト教徒との大きな違い・赦しのなさ=ユダヤは戒律にものすごく厳しいという部分が垣間見えた気がする。
Amazingではないが、Interestingな映画だと思う。
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