「興味の持続力のクセが凄い!?」聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
興味の持続力のクセが凄い!?
クリックして本文を読む
サスペンスな展開にホラーでスリラー要素がてんこ盛りなジャンル映画に突き進まない不穏な雰囲気だけをブレずに描写していく。
序盤から幸せそうな家族でありながら無感情と言うか血が通ってない人間にも思える役の演出。
ライフル片手にルーレットと滑稽過ぎて緊迫感が失われそうになるが不穏感は健在でラストに緊迫感が絶頂に無言のまま何も起こらない余韻だけ。
必死に髪を切ったことをアピールしたり悪に寝返るように駆け落ちを提案したり子供はまた作れると悪魔のような囁きをしたり家庭崩壊絶好調!?
説明が付かない不思議な力を持ちホラーやスリラー要素に持って行かない方向性が良いのであってソッチに行ったら差し障りのない作品になっていた筈で。
監督の過去作を観ているからこそ本作にハマれる感じはある。
コメントする