「背景をある程度理解できているかで面白さは変化する」ザ・シークレットマン ポップコーン男さんの映画レビュー(感想・評価)
背景をある程度理解できているかで面白さは変化する
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実話を扱った作品で全く知らなくても、あるいは知らない方が楽しめる作品もありますが、こちらは知らないとあまり楽しめないとおもいます。
ペンタゴンペーパーズを鑑賞してるのとウォーターゲート事件もウィキで見たことあるのである程度の理解は可能だった。
しかしながらマークのフーバー長官への思いや、役職へのの想いは背景を知らないと?となってしまう。
リーアム・ニーソンの演技も寡黙であり判断力も決断力も優れている、腐敗していく政府への葛藤等が非常に上手く描かれていた。
しかしながら史実に忠実なので大きな流れもゆっくりと描かれており、若干テンポの悪さが見られた。
絶対的な権力に、しかも相当の立場の人間がリークするのは想像を絶する勇気と決断が必要であったのに違いない。
しかし先日鑑賞したリチャード・ジュエルがこの事件の数十年後にFBIによって犯人に仕立てあげられるという何とも言えない歴史が続いていくのは、複雑な心境だ。
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