「事件を解明するということ」ザ・シークレットマン 未佐緒00さんの映画レビュー(感想・評価)
事件を解明するということ
刑事と犯人がいて事件が終るという単純なものではなく、組織、国は知っていて、国民だけが何も知らない蚊帳の外。
例えるならもやしのひげが奥歯に挟まったような感じ。
飲み込んで隠蔽ができればいいが、それができない。
得をするのは誰、許されるのは誰。
終わった事件かもしれないけど、現実で関わった人はどんな気持ちでいるのか。
リーアム・ニーソンが演じるマーク・フェルトの最後の決断には、はっとしました、国も仕事も大事なことも変わりはないけど、それを守る個人の幸福はどうなのか、
彼の奥さんは幸せだったのか。
今までリーアム・ニーソン、アクションだけでなくコメディも観ましたが、この映画でまた彼の魅力が増してきたように感じます。
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