「アメリカの深い闇」ザ・シークレットマン BARCA!さんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカの深い闇
ウォーターゲート事件当時のFBI副長官であったマーク・フェルトを軸にして描いた作品。
フェルトの視点から描くことでニクソン側の汚さとずるさがよく描かれている。事件がFBI内の混乱と重なっていただけに、さすがにFBIも足並みを揃えられなかったことを踏まえると、ジョン・エドガー・フーヴァーのFBIに対する影響力の計り知れない大きさを感じた。
ニクソン政権とFBIのイタチごっことも言えるやり合いはアメリカの本来の姿を見てとれた。
内容は面白いのだが、ストーリーが淡々と進んでいくので、少し退屈にも感じた。
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