SUNNY 強い気持ち・強い愛のレビュー・感想・評価
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サニーサイドとダークサイドの90年代 ルーズソックスと死体と小沢健二
一言で言えば、オリジナルの韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』から「政治色」を抜いて、90年代の日本社会と東京を中心としたユース・カルチャーを背景に、オリジナル作品の人間ドラマを再現した作品だ。
労働運動にのめりこみ、横領で逮捕されるナミの兄は、アニメ『エヴァンゲリオン』に熱中し、1999年のハルマゲドンで世界が終わると叫ぶ奈美のオタクでひきこもりの兄へ。「サニー」と敵対するグループとの乱闘は、民主化要求デモの現場から、屋外プールへ。ナミの父は政府の「下働き」をする公務員。奈美の一家は阪神・淡路大震災で被災して、淡路島から東京に移り住んできた被災家族。80年代の政情不安定な韓国が、90年代のコギャル文化全盛の日本に置き換わった。そして、おそらく意図的にだろうが、オウム真理教事件への言及はない。一見「暗さ」を排除したかに思えるが、はたしてそうか。
同じく90年代のユース・カルチャーを背景に、『SUNNY』とは対照的な若者群像を描いた行定勲監督『リバーズ・エッジ』と比較すると興味深い。日常の空虚感やキツさをやり過ごすため、河原で見つけた死体を「宝物」にする若者たち。いじめ、セックス、家庭内暴力、摂食障害、自殺。ダークな世界だ。しかし、奇妙なことに、両作とも羨望とキラキラ感の象徴であるモデルという存在にスティグマを刻印している。『リバーズ―』では、モデルのこずえは孤独で、過食嘔吐を繰り返す摂食障害。『SUNNY』では、モデルの奈々は顔に傷を負い姿を消す。
オリジナルの『サニー』とリメイクの『SUNNY』そして『リバーズ―』に通底しているのは、「青春の捏造」だ。「あの時代は輝いていた」「あの頃はよかった」「青春時代は暗かった」「あれは『黒歴史』だった」etc.。本当にそうか。過去をちょっと美化したり、または醜悪化したり。「事実」とはちょっと違う加工した記憶を私たちは「真実」だったと思っていないか。そうやってナミは、奈美は、ハルナは生きていく。
昔はよかったなー映画
韓国映画のリメイクだとは知らなかった、
テンポいいし、学生時代は楽しかったとか、
若い頃はやりたい放題だったとか、懐かしがるには
いい映画。とくに、90年代の邦楽ポップス知ってる人はストライクだ。
地面師たち の監督作品。
オザケン最高!
佐久間さんがラジオで言及していたので見てみました。自分はこの頃大学生でコギャル世代とは微妙に年代が上なのですが、楽曲は確かに懐かしい。大学生時代にHey Hey Heyとかで良く聴いてたなーと。池田イライザだけ高校時代と同じなのが何故なのか気になって夜も眠れません。あと、遺産を安易に友達にあげるのはどうなのかと思ってしまった。まー、韓流っぽいと言えばぽいけど、日本人はそこ違和感感じる人多いかもしれません。全体的にやかましい映画だったけど、あの頃に青春を過ごした人には刺さるんじゃないかな、と。
面白かった!
後悔から4年ほど経つがTwitterで話題になっていたのを見て鑑賞。
母の世代の方が上だが、まさに母を含めた仲良しグループのような内容だった。
母は早くに亡くなってしまったので、まさにという内容。
私のバックグラウンドがあったからか、尚更感慨深かった。
ナナの大人になった時がご本人だったのがちょっと残念だったかなー。
山本舞香がすごく可愛かった!
by平成生まれより
高校時代の思い出って?
本作も三浦春馬さんが見たくて鑑賞。
あのヘアスタイル、似合わないですね。
色気?を感じるかもしれないけれど。
でも、広瀬すずちゃんがビビっているみたいに、近くに来たら綺麗過ぎて何も考えられないだろうな。
広瀬すずちゃん、超可愛いのに役柄でダサいとか言われてるの不自然。いくら防臭剤の匂いプンプンの毛玉だらけのカーディガン着ていたって。
20年後の話と行きつ戻りつ映されて、
グループのしっかり者芹香は、事業で大成功したにもかかわらず余命宣告された身。
平凡な専業主婦ながらまあまあ幸せ?な生活の奈美。
不動産業の社員ながらノルマ達成できない梅。
医者と結婚したものの浮気されている裕子。
モデルだった奈々は、クスリやっていた同級生とのトラブルがあり姿を消して音信不通。
借金を抱えた井口心。
ハチャメチャながら楽しかった高校生活を懐かしみつつ芹香を皆で送り出す為?に集合?
高校時代仲良かったのなら、探偵雇わないと見つけられない、ってどうなんだろう。
一人につき10万円以上出して。
同窓会もあるし、電話で招集かけられる筈。
リリー•フランキーを出したいからだろうか。
藤井渉も落ち着いていたのはわかるけど、
ああなるかな?イメージ違う。
息子がソックリ❗️超イケメン。
文化祭だからと言ってクスリやっている子を野放しにする?
芹香のお金持ち具合が明かされて、
遺産等を友人たちに分けたり出費を惜しまない太っ腹なところがあったりするが、
親族が誰も出て来ず不自然だなと感じた。
出演者だけ、とても楽しんでいたみたい。
女性の友情物語
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偶然行った病院で、昔の友達が入院してるのを見かけた篠原。
彼女らは高校時代の仲良し6人組SUNNYのメンバーだった。
その友達はリーダー格で、田舎者だった自分を変えてくれた存在だった。
リーダーは余命1ヵ月で、SUNNYのメンバーに会いたいと言う。
篠原は探偵を使って一人一人見つけて行くが、それぞれ問題を抱えてた。
遊び人の夫と結婚してしまったうえに仕事が出来ずパワハラを受けてる渡辺、
玉の輿に乗ったが浮気されまくりの小池、アル中のともさか。
篠原自身も彼女らよりマシとは言え、夫や娘としっくり行っておらず鬱々としてた。
そんな中でリーダー死亡、葬式で1人以外が集まり、遺言で明るくダンスする。
結局探偵も残る1人は見つけられなかったが、リーダーがSUNNYの新聞広告を打ってた。
それにより最後の一人が登場、ついに勢ぞろいとなる。
最後の一人は高校時代からモデルをしてた、主人公の憧れの存在であり、
最後まで主人公を受け入れなかったが、心通じて危機を救ってくれた子だった。
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劇場で見た。何度となく泣きまくったわ。
上記のようにストーリーを書くと定番というか平凡なんやが、
こういう友情的な話に弱いんよな。
主人公の篠原と、その高校時代の広瀬は共に素朴で深みがあり、感情移入できた。
高校時代の自分を抱きしめるシーン(想像の中で)もまた涙した。
映画見てる時も無意識で他のことを考えてしまってることが多いのやが、
この映画はほぼそういうことが無かった。だから5点つけることにした。
しかし笑ったのが最後に現れた1人、高校時代とめっちゃそっくりやったこと。
よう似た女優見つけて来たなあと思ったら、この子だけ1人2役なのね(場)
❇️すずちゃんまた輝いてるね。変顔してても🤪かわいくて幸せになれる。
SUNNY 強い気持ち・強い愛
🇯🇵東京、千葉とか
女子高生の子を待つ家族の母親が主人公(篠原涼子さん)倦怠期で仕事ばかりの夫、反抗期の女と毎日の暮らしで退屈していた。
病院で入院していた昔の友人と会ったことから、昔のなかまを集め、高校時代とリンクして青春と友情を取り戻す。
この仲良し6人の過去で色々あった出来事を回想しながら、再結集する奮闘青春ドラマ。
❇️すずちゃんまた輝いてるね。変顔してても🤪かわいくて幸せになれる。
◎73C点。
★彡こんなファンタジーでハッピーに振り切ってみれば最高に楽しかった。
韓国版の方が、人種が違う分、すごくあり得そうでリアルに感じたので軍配は韓国版が優勝です🏅🎉
🟢感想。
1️⃣1996年頃の時代背景の高校仲良しグループの思い出や恋、友情が誇張されていて面白い。
★彡日本版だと何故か多少の違和感やツッコミはしゃーないかな?
2️⃣女子高生中心に廻る、街の風景や流行の歌なども懐かしい。
★彡洋服、お菓子、お店、音楽、当時の流行最先端が良かった。
3️⃣実際はこんなに上手くいかないよね。
★彡それでもいいじゃないこんな映画があってもと思ってしまうくらい、みんなはっちゃけて、泣いて、怒って昔に戻れるならと思いました。(ここはツッコむところではない映画ですね。)
4️⃣広瀬すずちゃんがメッチャ可愛い。
★彡この人を見ているだけで幸せになってしまうくらい輝いてますね。✨
✨🎧🏫💿📨🤝🫶👊💄👅🚬💊
🈲ネタバレ保管記憶用
現在の私目線(篠原涼子さん)
🌀お金持ちの男と結婚してお金には困ってないが、反抗期の娘と仕事バカ夫との生活が慌ただしくしている日々。
病院で入院していた、高校時代の友人を発見し、ガンで余命一ヶ月と宣告されていた。高校時代の仲間を集めて欲しいと懇願された。
全くその後の手がかりが無いので、探偵を雇い、仲間を探していく。
探しているうちに私は自分を見直しこれまでの生活を取り戻していく。
大人になった仲間には色々事情があって大変だけど、夫が出張している間になんとか探し出した。
最後に学生時代からモデルをしていた奈々の過去の事件もあって行先が見つけられなかった。
突然友人が亡くなり、全員で会う事はなかったが、葬式で集まれた。遺言で遺産の一部を分けてもらったり、仲間のビルを買ったり、薬中治療や美容院開業の資金を出す意向があった。目の前でダンスを踊れば…
過去を思い出しながらダンスを踊り楽しんだあとまさかのイライザが葬式に現れる!
これからみんなでたまに会うことになりそうだ。残りの人生を楽しむことにする‼️
高校時代の私目線(広瀬すずさん)
転校生で田舎者だった私を仲間にしてくれた5人。色んな悪さや楽しい事を教えてくれた。
みんなでダンス大会に出場し、賞金で沖縄に行く目標をかかげ、練習もしていた。
DJをしている三浦春馬先輩を好きになった私。しかし先輩は、私の仲間の現役高校生モデルのエライザがキスをしているのを見てしまい、落ち込んだままダンス大会当日。
派閥戦争もあって、目をつけられていたドラッグ女の生徒に絡まれてしまった。助けてくれた山本とエライザ。
ドラッグ女は鋭利な物で斬りつけてきた所、モデルのエライザがかばい顔を切られてしまった。その後エライザは転校し行方もわからなかった。そしてそのままみんなとは合っていない。
彼女が旅に出る理由。 恋しさと せつなさと 心強さに突き動かされていた、嗚呼懐かしの90's。
末期がんに侵された旧友の呼び掛けに応え、20数年ぶりに再開することになったかつての仲良し女子高生グループ「SUNNY」。
様々な事情を抱える大人になった彼女らの姿と、再会したことにより生じる心境の変化を、90年代と現代を行き来しながら描き出す青春コメディ。
監督/脚本は『モテキ』シリーズや『バクマン。』の大根仁。
主人公である専業主婦の阿部奈美を演じるのは『下妻物語』『ステキな金縛り』の篠原涼子。
女子高生時代の奈美を演じるのは『海街diary』『バケモノの子』の広瀬すず。
豊胸手術をしたセレブ妻、宮崎裕子を演じるのは『20世紀少年』シリーズや『八日目の蝉』の小池栄子。
人気モデルでもあるSUNNYの花形、奈々を演じるのは『オオカミ少女と黒王子』『犬ヶ島』の池田エライザ。
SUNNYのリーダー、伊藤芹香を演じるのは『暗殺教室』シリーズや『恋は雨上がりのように』の山本舞香。
奈美が憧れる大学生、藤井渉を演じるのは『君に届け』『永遠の0』の三浦春馬。
興信所の探偵、中川を演じるのは『バケモノの子』『万引き家族』のリリー・フランキー。
SUNNYのムードメーカーだった林梅の上司、新井を演じるのは『告白』や『モテキ』シリーズの新井浩文。
梅の兄を演じるのは『ちはやふる』シリーズや『君の膵臓をたべたい』の矢本悠馬。
2011年公開の韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』を、舞台を日本に置き換えてリメイク。
リメイク元の作品は未鑑賞であります。
鑑賞前は「邦画お得意の難病ものかよ…。観る気しねぇ〜🥱」とか思っていたのだが、いざ鑑賞してみるとこれが思いの外楽しめた♪
冒頭こそ、出来の悪い『ラ・ラ・ランド』的ミュージカルシーンを観させられてゲロゲロ〜🤮って感じだったんだけども、鑑賞を進めて行く内にどんどん映画にのめり込んでいってしまった。
本作の良さは、なんといってもキャスティングの妙!とにかくこれに尽きます。
SUNNYのメンバーが女子高生だった1995年と、すでに大人になっている現代とを行ったりきたりするのがこの映画の構造なのだが、こうなると当然のことながら、同じキャラクターでも2人の役者が必要になる。
こういう映画の場合、大抵は「こうはならんやろ〜💦」的なキャスティングになってしまうもの。
例えば、近作で言うと2017年公開の映画『君の膵臓をたべたい』。
この映画だと、北村匠海の12年後が小栗旬だった。いやいや、そうはならんやろ〜。
とくに酷かったのは、矢本悠馬の12年後が上地雄輔になってしまっていたこと。いやいやいやいや、そうはならんやろ〜〜〜…。完全に別人やないかい😅
事程左様に、なんかモヤモヤしたキャスティングになりがちなこの構成だが、本作においては大大大成功👏✨
コギャル時代と大人時代とで、キャスティングにおける齟齬が生じていない。ちゃんと同じ人物に見える。
これはキャスティングの時点でかなり似ている役者を選んだということもあるだろうけど、過去パート⇄現代パートを違和感なく見せるために、演技プランを熱心に擦り合わせた結果なのではないだろうか。
本作はコギャル時代の役者さんたちがめっちゃ頑張っている!篠原涼子とか渡辺直美とか小池栄子とか、かなり素に近い演技をしている訳だけれど、そこに若き女優陣が頑張って寄せている。
SUNNYの面々の演技は本当に素晴らしかった♪
役者の演技の素晴らしさもさることながら、若き女優たちを魅力的に映し出していたことも本作の美点の一つ。
とにかくSUNNYの面々がキラキラしてるんす!
その中でも、山本舞香と池田エライザは突出していたと思う訳だが、特に本作は山本舞香が良いんです!これまで特に何とも思わなかったんだけど、本作の山本舞香は本当に良い!!山根仁監督との相性が良かったからなのか、本当に素晴らしくって一発でファンになっちゃった💕
そしてもう一つ素晴らしいと思ったのは、1995年という時代感の描き方。
1995年の東京が実際どんな感じだったのか、自分は知らない。だからこの映画の再現がどこまで忠実なのかはわからない。まあこの時代の東京を知らない人間からしても、流石にこれはやり過ぎだろ…、というのはわかるんですけど。いくらなんでも、高校内があんなにコギャル動物園だったわきゃあないですよね💦
でも、本作でカリカチュア的に描かれている混沌とした90's、この感じがサイバーパンクなSF作品に登場する退廃した近未来都市っぽくて、すごく良い👍
本来の楽しみ方とは違うかもしれないが、自分は本作を『ブレードランナー』と同種の映画として鑑賞してました!
世紀末的な時代感や都市感、退廃&カオスな人間描写が素晴らしく、画面を観ているだけでワクワクした気持ちになりました♪
ルーズソックスが今回のキーアイテム。
1995年を象徴するものとして、ルーズソックスが扱われている。
初めて1995年に時代が移行した時、ローアングルで映し出されるのは通学する女子高生たちのルーズソックス。その純白な色は、恐れを知らない彼女たちの気持ちを表しているようだ。
そして1995年パートは、泥に塗れたルーズソックスと共に終わりを迎える。青春時代の始まりと終わりを、ルーズソックスの汚れによって描き切る。この辺りに山根仁監督の巧さが垣間見れます。
全体としてはとても良い映画体験だったのですが、まぁ気になる点もけっこうあった。
これはこの映画に限ったことではないけど、やっぱり不治の病の患者がそれっぽく映っていないというのは気になるところ。
多分芹香の頭髪はウィッグなんだろうけど、ガンの痛みにもがき苦しんでいる時にもウィッグがズレないというのはちょっと演出的に甘いんじゃない?
あの強気な芹香が弱音を吐いてしまうというショッキングな場面なんだから、そこにもう一歩視覚的な衝撃が欲しかった。
過去パートと現代パート、役者の齟齬がなくて凄いと前述したんだけど、三浦春馬に関してだけは流石に無理がある😅
三浦春馬の20年後が橋爪淳って…。そうはならんやろ〜〜。
これなら三浦春馬に老けメイクを施して、過去も現代も演じてもらうという手法で良かったんでないかい?
それともう一点。ここが一番気になったんだけど、広瀬すずが鰤谷に襲われるというシーンが3回もある。これは流石にくどすぎ。
特に3回目、SUNNY終焉という大事なシーンなんだけどさぁ。あんな大騒ぎしているのに、教師が1人も姿を見せないというのは一体どういう事なんだい?不良ドラマあるあるといえばそうなんだけど、こういうのって個人的にすっごく気になるんだよねー…😑
クライマックスの遺産贈与も…。
そんな都合の良い話がありますかねぇ…。そりゃ心は泣いて喜ぶだろうけど。
そして、心にあそこまで手厚い財産を残してあげたんだから、梅にももうちょい良いもんをプレゼントしてあげてくださいな。ブラック企業から引き抜いてあげれば?
奈美の家庭問題も、なんかぶん投げて終わった感が否めず。結局、旦那とのセックスレスは解消されたのかしら?
とまぁ、両手を挙げて最高っ!!ってテンションでは無いし、涙で前が見えない…的な感動も別にしなかったんだけど、在りし日の90'sに向けられた暖かな眼差しにはグッときたし、数ある90'sミュージシャンの中から小沢健二を拾い上げて光を当てたという点には大変好感が持てました。渋谷系といえばやっぱオザケンよ♪
本作の主人公を篠原涼子に演じさせたというのも大きなポイント!
95年頃と言えば「恋しさと せつなさと 心強さと」が大ヒットしていた時代。
時代の寵児だった篠原涼子が、あの頃を振り返るというメタ的な構図にはなんだかグッとくるものがありますね。
女性向けの映画って感じかもだけど、男が観ても面白い。あの頃を知っている人にも知らない人にも、お勧めしたい一作です。…いやぁ女子高生っておっかない…😨
※ 実は私、山本舞香とは完全に同郷。小さな街なので、もしかしたらすれ違ったりしていたかも。
かっぺかっぺと広瀬すずを馬鹿にしていたけど、山本舞香はもっとかっぺだぞ!!
ちゃんとした振付師付けて、踊らせれば良かったのに。
あの頃は良かった???
1990年って、バブルが弾ける前の年だよ。要は狂乱の年だったはずだ。
覚○剤、ポル○、裏ビデ○、援○交際、ブルセ○、オタク、コギャル、KPOP、エ○アニメ、ロリ○ン等々。要は日本のカウンター・カルチャーと言って過言でない。
こんな文化がクールなジャパンで世界に誇れる様な文化だった訳がない。
個人的に『33歳の僕は惑わされた』つまり、援○交際の相手として、僕は『どストライク』で、アニメと映画オタクだった僕は『ロリ○ン』って言われたものだ。言い訳をする。何故そう思われたか。つまり、この頃の女子高生が大嫌いだったのだ。正直言って、気持ち悪かったのだ。だから、誤解を周辺の者に与えたと思う。
振り返って考えれば、女性が、ある意味自立していたとも見れるが、やはり、男社会の器の中だけだったと感じる。女性が周囲の目を気にせずに、自立し始めた事は認めるが、やはり、狂乱の1990年だ。その翌年から狂乱文化は崩壊する。但し、その文化は『なり』を潜めただけで『裏社会』として、今も残っている。僕は今になっても、それも受け入れられない。勿論、全く妄想を抱かなかった訳ではないが。
追記 小室○哉(同学年ー僕が浪人しているので)系の楽曲は最後まで、受け入れる事は出来なかった。その頃はエヴンゲリオンにも登場する『DAT』を、ボーナスで大枚はたいて購入し『JAZZ』と『ワールド・ミュージック(ケルトミュージックとユッスー・ンドゥールのファンだった)』を聴いていた。ディスク・ユ○オンで、中古のレコードを購入して、DATに録音していた。そんな奴らは結構な数いた。そんな奴らは口をそろえて『最近の音楽は!』って言っていたものだ。でも、
追追記 僕の場合、友達はいらなかった。そんな奴らからも、フリージャズは受け入れて貰えなかったようだ。僕はそれで良かったと思っている。
この映画、韓国版のやきまし!それでは評価出来ない。そもそも、1990年って日本文化が韓国のそれに追いつかれ、抜かれた頃じゃないかなあ。日本人だから、誇りを持って申し上げるが、質ではなく力での話。ケイポップの流行。そして、韓国文化のアメリカ進出。韓国アイドルがジ○ニーズを抜く。さて、日本はどうする。この映画も韓国のやきまし。情けない。
世代どんぴしゃの映画で懐かしさを感じた作品。
僕の世代どんぴしゃの映画。
TRF、安室ちゃん、小沢健二など聞くだけでテンションあがる、懐かしさを感じる作品。
音楽、ギャルなど自分が中学、高校の時の流行そのもの。
そして、さまざまなことも考えさせられる映画でした。
余命1ヶ月だったら、どうするか?
映画では大好きな仲間に会いたい!という設定でしたが、自分ならどうするか。
そして、仮に自分がそうなった時に、
自分の人生の主役として、どうだった?と自分に尋ねたらどう答えるか。
僕は、今でも最高の人生だし、毎日幸せ、後悔がないかといえば嘘にはなるけど、人生やり直したいかと言えば、今が最高だからそうは思わない。
ただ、やっぱ、もっといける!!
と率直に思いました。
人生はゲーム。一回きりの。だから主役としてとことん楽しむ!
改めて決めた良い映画でした。
現代にも紛れて存続しているギャル達
めちゃくちゃはちゃめちゃでも、ほんとにダメなところスレスレでやめられる、一本筋が通っているのが真のギャル。心も身体も売らない、仲間は助ける、どんな環境でも選択は自分でする。ある意味とっても大和魂の染み込んだ日本人。やって良い範囲を超えるのは断じてアウトなのが画として示されることで、ギャルの定義がより示されていた。バブルが弾けて不況が家庭にも反映される中で多感な時期の少女達が発散口としてギャルになっていった。
アムラーコギャル世代の篠原涼子、当時安室奈美恵と同じ小室組に一瞬いて、歌も歌っていたもんなぁ。小池栄子もバリバリの現役感で、すごく画面が華やかになる。街中にいる篠原涼子と同世代のおばちゃんも、コギャルだったのかもと思うとなんだか楽しくなる。あんなにエネルギーと笑いに満ち満ちていた世代が、今は普通に社会に紛れているなんて、もったいない!ギャルになったことも憧れた事もないけれど、思いっきりあっけらかんとはっちゃけてくだらないことで笑い転げているところは見ていてこちらも面白いし楽しい。家庭環境やら色々あっても、落ち着ける友達がいて一緒にいれば楽しく過ごせて思いっきり青春を謳歌した学生時代があるなんて最高だと思う。
再現世代の広瀬すずと池田エライザのスタイルの良さに驚く。山本舞香はぴったりのリーダー役だが、グラビア路線でない広瀬すずがいざ水着になれば、顔だけでなくスタイルでも圧倒的に喰われちゃう。
一際大人びた池田エライザ演じる奈々だけは、15年後も1人2役。顔に傷が残っていなくて、ひと安心。故意に身を隠しているとも言われていたけれど、なんだったのだろう。
広瀬すず演じる奈美の初恋の相手、渉役の三浦春馬。今は亡きと思うと、より一層、戻らない90年代20年代、青春の輝かしさが美化される。ころっと好きになって一生懸命お洒落して近付こうとする奈美だったが、まさか、自分よりずっと大人っぽくて美人で綺麗でやっと親しくなれた奈々の彼氏だったとはショックだっただろう。苦くて可愛い想い出や、喧嘩や仲違いの苦しい想い出も蘇りながら、余命宣告された芹香との1ヶ月は進んでいく。
イキイキしていた10代を思い出して、どこか当時の延長上にいるそれぞれの人生も再びまた動き出す。
勉強より友情を選ぶギャルの価値観が眠る元ギャルの方々が再び今の日本で団結を増したら、活力すごいだろうなぁ。
個人的には、三浦春馬がもういないと思って見ると一瞬の表情すらも残したいとインスタントカメラで撮る気持ち、よくわかる。お互いに家庭ができたことも知り、写真を渡しさようならを告げる場面も、監督の予想以上に喪失感を味わった。作中では渉そっくりの息子が大きく育っているけれど、三浦春馬の遺伝子はもう途切れているのだもんなぁ。どうか天国で安らかにお眠りください。
懐かしくなる映画
このルーズソックスが流行った時期、ちょうど中学生くらいのときで、中学校ではルーズ禁止だったので、高校生のお姉さんたちはいいな〜と思っていた。
あの時代のことをたくさん思い出させてくれて、懐かしい気持ちになった。
大人になって、今それぞれ違う悩みがあって、
その悩みにも共感できるところがたくさんあったし、今の自分もこの映画と同じこと悩んでる〜みんな一緒なんだ、頑張ろうって
思えた映画だった。
素直に感動したし、よかった。
同年代には特に刺さるかも
そんな期待せずに見たけど面白かった!
自分もルーズ流行(の終わり頃)に高校生だったので当時の雰囲気がもう懐かしくて。
JK全てがあんなギャルじゃなかったけど、皆んな写真の時はエッグポーズしてたなぁとか。
最初と最後のJKダンスは圧巻!そして強い気持ち強い愛はやっぱり名曲!
あと、広瀬すずが失恋して泣きながら帰ってるシーン、SWEET 19BLUESがマッチしてて好きだった。
ストーリはけっこうツッコミどころ(ナナとえらい簡単に和解したな?!とか)多いけど、見終わった後清々しい気持ちになれた。
90年代のスタンダードだと思われたら恥
低学歴の女子校の女の子達の青春物語。
たしかにあの時代は激しい表現多かったけど、こんなのがスタンダードだったと思われたら恥ずかしくてしょうがない。
亡くなった女性が一人謎の資産家になってて同級生に資産分け与えるとか頭悪い人が考えたつまんない物語
救いは登場人物がみんな可愛い事。
高校生キャストの子たちが大人キャストに結構雰囲気似ててすごい。 コ...
高校生キャストの子たちが大人キャストに結構雰囲気似ててすごい。
コギャル世代ではないけどブームは覚えているから時々懐かしさも感じつつ、けど最初と最後のギャルたちが踊り出すミュージカル調の演出はちょっと寒いなぁと思ったり。
心だけ家に養育費に治療費にさすがにお金貰いすぎでずるいというか他メンバーそれでいいのかなって思ってしまった。後々ギスギスしそう。
奈々が後日談もなく最後に急に現れてしかも池田エライザのままだったのがすごく雑な感じがして残念だった。
素直に面白い!
素直な気持ちで鑑賞すると泣けるし、笑える、観終わった後も幸せ感の続く良い映画だと思いました!特に冒頭のミュージカル調のパートはコギャルの世界観に一気に引き込まれるので一見の価値ありです!
以下で気になった点を挙げますが、あくまで愛のあるツッコミ程度のものと捉えてください笑
・広瀬すずは演技が上手いのですが、過剰すぎの部分があって、逆に奈美に対して「薬やってるの?」と思う場面が笑
・手紙で遺産を分配するシーンで、芹香、メンバー集めに身銭切りまくった奈美にもう少し遺産分けてやってくれ...マンションとか言ってる他メンバーとの待遇が違いすぎると感じた。
・遺書で死ぬまで会えなかった心に対しては、がっつり触れてる割に、奈々に対しての遺書は無し?もうひと泣きポイントあるかと思ってたので少し拍子抜け。
・奈々と渉の関係のその後は?奈美が失恋する出来事だけなら渉の相手は奈々じゃなくても良いのでは?触れる時間が少なかったので、奈美が奈々に対して抱えたモヤモヤがストーリー上生きておらず、ただの無駄モヤモヤに。
・心は他メンバーとの境遇が違いすぎて重かった。他メンバーは「浮気された!」とか「旦那が無職で金遣い荒い!」程度なのにいきなり「借金取りに迫られるアル中」という笑えないレベルの設定飛び出して、シリアス感強かった。
・意図的に身を隠してるはずの奈々がサニー再結成の新聞を見てひょっこり顔を出した経緯は?あとどうせ葬儀来るなら踊れよ!笑 奈々に対しては少し唐突な印象を受ける描写がところどころあった。
・裕子になぜ副リーダーに就任依頼?過去編では裕子にスポットがあまりあたっていなかったので違和感。裕子は全体的に胸イジリされただけのメンバーという感じだった。
・尺の関係か、ところどころおや?と消化しきれない部分があった。特に奈々についてはメンバーひとりくらい減らしてでももう少し丁寧に触れて欲しかった。
・芹香の性格なら、ドラックに手を出した鰤谷に対して腹を立てながらも仲間だから支えてたのではないかと思う。
見終わってからいろいろ調べるとどうやら韓国のオリジナル版があるようで、メンバーのポジション等、もしオリジナルへの配慮だとしたらすいません。ただ、あら探しというつもりはなくて、本当に感動した故の愛あるツッコミですので、サニーファンの皆さん、どうかご容赦ください笑
悪くはないけど。
興信所で友達を探すのって、なんか運命感がないから微妙。
そこはリアリティを無視する偶然が起きても良いと思った。
あと、池田エライザはどうして見つからなかったの?(その辺りの説明を見落としたの?)
山本舞香
高校時代のキャスト それぞれ良い!
ウメも鰤谷も!
すずちゃんは間違いないんだけど
やっぱり山本舞香の存在感すごいね。
もっと売れても良いと思う女優。
大人役はエライザだけどうした??
そこが気になって最後のダンスにノレなかったよ。
あと財産分与が、、、現実的じゃなさすぎー。
大根監督は音楽やダンスを取り入れるのが本当うまくて
モテキでもそこに感動した。
今回もララララブソングで胸をわしづかみにされたけど
モテキほどハマらなかったかなぁ。
ほぇ〜
前半のテンポのよさから一転、後半になると1つ1つの物語が重みを増していく気がした。挿入歌のタイミングやジャンルもうまく表現はできないが、鳥肌が立った。基本的に転校生としてグループに入る奈美が中心として描かれているがそれぞれの物語においてそれぞれが主役になっていて、それでいてグループの中心的存在の芹香を中心にストーリー展開がされている作品の雰囲気がとても好きだった。まだ全員見つかってない状況でビデオレターを見て、昔の自分たちが言ったこととは正反対のことを言っているが、奈々に関しては何も言っておらず未来に関しても不明な点が少しモヤモヤが残った。笑いあり涙ありで、エンドロールまでかわいくて細かいところまで作られているので楽しむには十分だと思います!
結論としては、全体を通して広瀬すずちゃんが可愛かったですね!
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