バトル・オブ・ザ・セクシーズのレビュー・感想・評価
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エマストーンが凄かった。終わり方良かった。 テニスシーン多めで意外...
エマストーンが凄かった。終わり方良かった。
テニスシーン多めで意外。実話という重み。
けど途中飽きてしまった。もっとコンパクトにして欲しかった。
「アイトーニャ〜」より全然良いけど。あまり感情動かず。
70年代アメリカ
ビリー・ジーン・キングという人物やこの一戦のことは知らなかったけど、当時のアメリカの時代の流れを考えれば、男女平等、性の解放は必然的だったんだろう。
ただ、こういうオピニオンリーダーがその立場に立って言うべきことを言うからこそ動きは活発化するわけで、この一戦を迎えるまでに彼女に起こったことはそれも天啓か。
あと70年代のアメリカファッション、デザインは個人的にツボなのでそういう点からも楽しめた。
2018年度ベストムービー!
実話。エマ・ストーンが『ラ・ラ・ランド』よりも印象に残った。「2時間、映画を堪能した」という気分にさせてくれる良い映画。今年最も見応えのある一本だと思う。
*夜勤明け3/3本目。寝落ちする暇が無かった(笑)
☆☆☆★★ 簡単に 【バトル・オブ・ザ・セクシーズ】(性別間の戦い...
☆☆☆★★
簡単に
【バトル・オブ・ザ・セクシーズ】(性別間の戦い)とは、どうやら試合当時から大々的に宣伝され言われていたらしい。
その為に、映画も一応《男性至上主義》と《ウーマンリブ》との戦いを全面的に打ち出してはいる。だが実際に作品全体をみると、自分本来の姿を取り戻す為の戦い。
いわゆる、決められた社会のモラルとの葛藤を描いている様に見える。
映画を観る前は「ナブラチロワの映画かな?」…と思っていたら違っていたが。映画を観終わりウィキを見たら、ナブラチロワとは深い関わりが有る様で、なるほど…と。
エリザベス・シューの変わり様にちょっとショックを隠せない80年代至上主義オヤジ…。
2018年7月13日 TOHOシネマズ/シャンテシネ1
45年前は、アメリカでもこんなに女性蔑視が横行していた事に驚きまし...
45年前は、アメリカでもこんなに女性蔑視が横行していた事に驚きました。
しかし、実話とはいえ性別も年齢も違う2人が勝負する事の意味があまり見出せませんでした。
ロッキーが如く
ゲームの結果にさしたる意味はない。いかにして二人がゲームを迎えたかが重要。男女を問う話ではあるが、決してゲームの結果に着地しない。その後の歓喜なのか苦しいのか分からぬ慟哭、自分の仕事を仕上げた者の複雑な想いが噴き出る。恋愛と仕事は別とばかり、自身が立ち向かわなければならないミッションが現れば、それに懸命に立ち向かう。映画の趣旨に反した旧式表現を用いれば、これは男の生き様。男女関係なく同じようにミッションに向かう。男女差別の無意味さをこういうアプローチから説くのは斬新でもある。
同性愛ならフリーで良いのかと言えば、決して情事を美化しない。不倫は不倫として扱う。本人の罪悪感はともかく、都合の良い男、ラリーキングの振る舞いが効いてくる。このあたりもフェアな表現への意識なんだろう。
啓発
個人的に、LGBTに対して偏見は持ってないが、LGBT以前に女性に対しての差別にも無頓着なのかもしれない。女性のチャレンジ、可能性を妨げるのは人間として間違いである事を気付かせてくれる作品であった。
そして、エマストーンの役作りに終始ビックリさせられる。ただ、あるシーンに関しては正直ダサかった。ルーニー・マーラーだったら、もっと濃いシーンが撮れてたと思う。肌を露出すると、女性軽視として、フェミニストが許さないのかな…。何はともあれ、本物の敵(戦う相手)を見つけるのも面白い作品であった。
エマストーンすごい!
エマストーンのビリージーンキングが素晴らしかった。
見た目も含め、ララランドのヒロインと同じ人が演じてるとは思えないほど、力強いテニスプレイヤーでした。
これが約50年前のアメリカでの実話というのも驚きです。今、“驚き”と言えるようになったのも、こういった勇気ある行動をとり、時代を変えるきっかけをつくってくれた方々がいたから…と、改めて感謝。
映画を通して語り継がれるって、いいですね。
Me too運動に乗った作品
だが単なるフェミニズムの映画ではない。同性愛に目覚めたビリー・ジーン・キングとそれをそっと見守る友人たちのストーリーでもある。
中でも、ジーンに裏切られショックを受けながらも献身的に彼女のテニスをサポートする夫のラリーがイケメン過ぎて泣ける。ラストの離婚は必然の展開だったが、単なる泥沼離婚ではなくお互いを尊重したからこその離婚であり気高さすら感じた。
7月公開映画のMVP‼️
謹んで7月公開映画の月間MVPを進呈させていただきます。
人は自分の考えを改めたり、過ちを認めたくない時、反対意見の側にいる人に、さしたる根拠も無く、レッテル貼りをしてしまいます。『アイツは体育会系だから』『オタクだから』『ゲイだから』『親が〇〇だから』と一括りにして、個別の意見や発想の検証などせずに出自的なものや本人の努力では変えようがない環境などを貶めることで元から否定するためです。正面から議論するよりずっと楽ですからね。
決め付けの言説で会議や交渉を仕切り、一見頭がいいように周囲の人たちを勘違いさせる(よく考えたら中身は薄っぺらなことが多い)コワモテの人があなたの近くにもいませんか?
この映画の時代は今と比べて世の中が複雑でなく、男女差別のように対立軸が分かりやすかっただけで、今の世の男性の思考パターンは殆ど変わっていないように思います。
このサイトでも、言葉や品性の下劣さで自分の気に入らない作品を貶めることだけが目的で議論や異なる意見を聞く気など全くないとしか思えない心無いレビューをたまに見かけます。
自分が当たり前、あるいは正しいと思ってきたことに対しても、時には健全な猜疑心を抱くことが必要だということを考えさせられました。
世の中が変わっていく時には、世界の半分がのしかかってくるような重圧と闘っている人がいるんですね。
LGBTの人に勇気を与える映画
実在した女子テニスの王者
ビリー・ジーン・キングはチケットの売上は同じなのに
賞金額が男子テニスの1/8なのに協会に意を唱え、
協会を脱退し女子のみの協会を新規に設立。
チケットの販売から会場運営に至るまで
女性だけで行うことになっていく。
そんな中、男性至上主義の看板を背負い
かつての男子テニスの王者リッグスが
エキシビションマッチとして女子テニス王者を
指名し戦いを持ちかける。
まさに「性別をこえた戦い」が繰り広げられることに。
アメリカの今を知るのに有益かつ
新たな流れの一環の作品といえます。
まず女性の身分が低かったという事実。
実際、この映画の70年より古い50年代では
女性の立場はもっと低かった。
30年代に至っては選挙権すらなかった。
また同性愛は精神病とされてた時代もあり、
2014年以降のアメリカでは殆どの州で同性婚が
許可されるようになった事もあり
LGBTの人達への応援の意味も含まれている。
タイトルやポスターから単純に明るい
映画なのかな?と思って観たら、
しっかりと芯の通ったメッセージ性の
強い映画に仕上がっていた。
毎度ゲイ役でいい味出した演技をする
アラン・カミングも出演するし、
エルトン・ジョンの曲も入ってくる。
性別を超えた作品として、
「キャロル」や「ブロークバックマウンテン」
「ムーンライト」など
近年はアカデミー賞にも関与するものも多い。
海外の作品でも「アデル ブルーは熱い色」など
お目にかかることも増えた。
現にハリウッドでも監督や俳優など
同性愛者をカミングアウトする人も増えた。
1900年代までは理解を得られなかった人達、
2000年以降はそういう映画も増えてきて
そういう映画たちもヒットをしてきている。
日本人も馴染みのない訳ではなく、
テレビでもトランスジェンダーの人達は
お目にかかるし、現に街に出れば
そういった方々もいる。
この映画は「女性に男性同等の権利を!」
がモチベーションではあるが、その基礎の土台は
LGBTの方々への応援も含まれている映画でした。
スティーブカレルという化け物
実話物の妙味として終わった後の実人物との比較があるが、スティーブカレルのクリソツぶりが怖い(笑)
まさかのあのショット(笑)
主役を食ってしまうスティーブカレル、まさに劇薬俳優。
実話だから仕方ないとはいえ、結構ラストは、、、
アルゴの時にも思ったが、実話でこんな話があるの?という期待以上にクライマックスは盛り上がらない。
そこへ至る過程は面白いだけに尻窄みに感じてしまう。
試合後の戦いの方がビリージーンとしては大変そう。
このような試合があったことを知らなかったのでそれを知ることができたことはよかった。
テーマはいい!
うーーん、テーマはいいんだけどなんか足りないなぁと感じました。
テンポがあまり良くなく、だらだらと続く感じがありました。 最後のテニスシーンはすごいハラハラし、とても没頭できました。
スティーブカレルの演技は素晴らしく、コメディ感ある中に嫌なやつ感がよく出ていました。エマストーンも、いつもの華やかな感じからすごい変わりようで驚きました。
すごい役者を揃えたがうまく行かせきれてない感が少しあるかなと感じました…
でも、色々考えさせられるので一見する価値ありです!
思っていた話とは全然違った
単なるコメディータッチのドキュメンタリーだと思って見に行ったのだがいい意味で裏切られた。
演出、役者共に素晴らしかった。キャスティングが絶妙。エマ ストーンの苦悩する演技も素晴らしく、比べるものではないが、ララランドより本作の演技が凄みを感じた。また、化粧っ気のない顔から美しさや整ってるのが溢れていた。傑作です。
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