アバター ウェイ・オブ・ウォーターのレビュー・感想・評価
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今度は海猿だ!感動vs尿意。
長尺なのはわかっていたので当然用事は済ませていたものの、やはり終盤はフルタンクに。
4DXの座席が容赦なく膀胱を刺激しまくっていたが、それを忘れさせる出来栄え。
まだやるんかい⁉️みたいなエンディングも嬉しい誤算。
何度でも観たいが、さすがにしんどいので一作目からテレビドラマサイズに再編集して、Disney +あたりで配信してほしい。
初めはぜひ劇場で鑑賞して欲しいが、ポップコーン&コーラは我慢だ。
で、キリのパパ?は結局誰よ。
海の世界
評価すべき作品だが、今後の続編への疑問も
歴史を遡れば、汽車がカメラの方に走ってくるだけの映像が最初の映画である。そこには物語もキャラもない。ただ映像が動くことそれ自体への驚き。それで言うとキャメロンが毎回更新しようとしていることはある意味本質的な「映画」体験だとも言える。
彼の目指している作品の方向性から、彼の映画の話が弱いのは織り込み済みである。タイタニック以降、キャメロンは「一般大衆には複雑なストーリーだと情報量が多すぎるので映像に集中させるためにべタで行こう」と決めてしまっているんだと思う。(その読みが当たってしまったことで、彼の物語への工夫が無くなってしまったのは残念なことだが。)
では今回、その弱い物語を埋めるだけの圧倒的な映像表現を彼は10年の時間をかけて、開発できたか?今回もそのラインは超えられてはいるのではないだろうか。特に海中での浮遊感、臨場感は今までの映画では体験できない新しい感覚があり、明らかに前作を超えてきている。
今のキャメロンを見ていると、なぜか90年代のマイケル・ジャクソンを思い出す。80年代の栄光で得たあらゆるセレブ人脈や当時の最新技術をミュージックビデオや宣伝に惜しむことなく投入し、物量作戦でなんとか王座を死守していたマイケル。見てるこっちとしては「好きかどうかは置いといてなんだかとにかく凄いな。こんな金のかかったもの見たことない。」という印象になる。今のキャメロンもまさにそういう状況ではないか。一つの技術が抜きんでてすごい、というよりも総合力と物量に圧倒される。
が、同時に、ウェイオブウォーターはその方法論の臨界点が近づいてきていることも感じさせる作品だった。使っている金と時間に比例した「驚き」が作れているかというと、今回は前作からほんの少し進化したという領域にとどまってしまっている。
もう一つ気づいたのが、私はアクション監督としての彼の力量に魅了されてきたが、宮崎駿や、ジョージルーカスのように、彼の作り出す世界感が好きで彼のファンになったわけではないということだ。アバターの世界観は正直70年代のニューエイジカルチャーの思想やビジュアルそのままで、新しい世界観を生み出せてはいない。そこがこの作品がスターウォーズやブレードランナーのような作品になりえない大きな理由かもしれない。
とにかく以上のような理由から、私は今作を見て、次作以降アバターをあと3作も作る必要があるのかと疑問を持ってしまった。彼の年齢を考えれば、このままだとアバターで彼のキャリアが終わってしまう。それよりも様々なSF、アクション作品に取り組んでもらうほうが、ファンが求めているものが見られるのではないだろうか。
最後にもう一つ。前作同様、今回もキャメロンの「背の高い女性好き」フェチがすごい。わざわざキャメロンが若い時には憧れの女優であったであろうシガニーに少女の役をやらせて、その少女より背の低い人間キャラが恋心を寄せているっていう設定がもうなんだか・・。下手するとアバターが人間よりデカいっていう設定はそれだけのためなのかもしれない・・笑。
2022年最高傑作
物語の進行としては前作とパラレルなものであり、多くの類似点を見ることができる。ナヴィとスカイピープルの対立構図、幾度となく襲いかかる人間の脅威に対し、基本的に劣勢のナヴィがなんとか立ち向かい、最後には一定の勝利を収める。別人種が混じり合い、絆を深めていく。但し、本作で異なったのは、主人公ジェイクの所属意識がオマティカヤ族から自身の家族へと変移したということだろう。そして何よりも大きな進化を遂げたのは、世界観の奥行きと、圧倒的な映像美だ。前作の時点で世界観は確立され、映像のクオリティーも群を抜いていたが、本作ではそれらがより洗練され、現代映画の到達点を示してくれた。
さて、本シリーズは、ジェームズ・キャメロンの集大成としての位置付けな訳だが、その世界観やストーリーには多くの元ネタが存在する。それはジェームズ自身も認めることのようで、前作の公開後多く議論された問題でもあった。例えば本作では、『スターウォーズ』の要素や、『風の谷のナウシカ』の要素を見てとることができた。スターウォーズが元ネタとなったと考えられるものを以下に挙げたい。1つに、「エイワ」と呼ばれるナヴィに共通するネットワークのようなものだ。これはスターウォーズにおける「フォース」という要素に重ねることができ、それらは両者ともに世界観の根幹に存在するものだ。これは『進撃の巨人』におけるユミルの民の座標とも似通って見えるが、公開時期を考えると、どちらかがもう片方を参考にしたとは考えにくい。また本作におけるスターウォーズとの最大の類似点であると考えられるのが、「敵対する親子が絆を取り戻す」というストーリーラインだ。スターウォーズでは誰もが知る通り、ダースベイダーがルークに自らが父親であることを告げ、最後は息子のために命を落とす。本作では、マイルズ(大佐)とスパーダーが親子関係であり、スパーダーがネイティリによって人質に取られた際にはマイルズが助け、またマイルズとジェイクの決闘後、海中に取り残された彼をスパイダーが助けた。このように、本作ではスターウォーズ同様に敵対関係でありながらも絶えることのない親子の絆が象徴的に描写された。先に述べた通り、本作ではジェイクの所属意識が家族へと変移したこともあるから、全体を通して「家族」というものにスポットが当てられ、さまざまな家族の絆の形を描写している、というのが本作の大きな特徴であると考えられる。
元ネタはまだまだ存在する。ラスト、ネテヤムを母なる海へ返すシーンがある。かのシーンは完全に『風の谷のナウシカ』のラストシーンが元となっていると言える。但し、ナウシカの場合は「金色の野」に降り立ったことで生き返るが、本作の場合はそんなにうまくはいかない。海は生かし、海は奪う。世の摂理に決して逆らうことはなく、あくまで生命は不可逆的であり、神秘でもない。エイワはただひたすらに真っ直ぐに、現実を突きつけた。兎角、光の触手のような描写については、酷似していると言って良いだろう。
他にも、キリがエイワを介して他の生物を操る能力を開花させたことも、ある意味で例えば『ファンタスティック・ビースト』の模倣感を感じた。キリの危うさ、「暗黒感」のようなものが本作中にたびたび見られたから、次作以降、ファンタビでいうオブスキュラスのような存在になっていき、今後の展開のトリガーとなるのではないか、と予想される。
正直、文句のつけようがほとんどない、期待通りの作品であった。宿敵である大将が生き残り、次作への布石となっていた点も、その展開を「家族」にフォーカスすることで本作全体の主題へと結びつけ、ごく自然な形で迎えたことも、素晴らしいとしか言いようがない。ただし、二作目にして世界観の拡張は行われたが、構成自体に大きな変化はなく、主軸となるスカイピープルとの対立構図も依然堅持されており、同様の構成が続くようではマンネリ化は避けられないのではないかとも思う。だからと言って人間側から描き、ナヴィ側が悪に見えるような作品が生み出されるとも考えにくい。それをするにはあまりにも人間を絶対悪として描きすぎたし、単純な善悪二元論を否定し、正義の裏にはまた別の正義があるという主題については、媒体が違えど『進撃の巨人』が達成しているから、二番煎じのようになってしまう。そもそも、本作はストーリー構成以前に映像と音響の探究が非凡であり、あえてストーリー性における画期性を求めていく必要はない。だからこそ、作中に多くの作品との類似点を見ることができ、それにより観客が受容しやすく、また王道であるが故の安定感も感じられた。マンネリ化への対策は何かしら考えられているだろうから、次作に本当に期待が持てると感じる。私が予想した、キリがキーパーソンとなり展開していくという説か、それとも全く別の角度から物語を転換させてくれるのか、今から楽しみだ。
ビデオゲームの”オープニングムービー”にしては、映画館級の良い出来だ!
この映画は、2022-23年年末年始映画では必修だと思うので、何も疑問に思わず、劇場に足を運びました。
もちろん前作は、とても斬新で、娯楽映画として、とても面白かったからでもある。
僕はその前作を劇場鑑賞して以来、本作予告編を数回観ただけで、予習なく鑑賞したが。。。
前作は「不動産の立ち退き問題」がこじれて、バッフクラン(イデオン)=スカイ ピープルの開拓会社が、邪魔な原住民を 襲う 未来西部劇 だった筈だが。。。
今回は あまり理由付けのない男同士2名の大喧嘩に周囲が付き合う。
映画としては、前作から13年も経ったのに。。。。CGに影さえ付けられない低進化が、この映画のすべてを物語っており、「お金が欲しい!」制作会社がこずかい欲しさに、1晩一生懸命考えて、
古い宝物を掘り起こしました。というモノでした。
前作で気になった「私は感じる」を「私は見える」と和訳した件
今回は 3D・吹替え版 を鑑賞したので、確認できなかったが、2か所だけ「感じる」として日本語訳が存在したので、少しだけ改善できたようだ。
戦傷で身体障害者に成った主人公は 新たに"原住民の青い体"を手に入れる事により、都合よく過去を清算し、"完全なパンドラ人"に成った事で、平気で かっての仲間である人間をも殺す。
両陣営とも、相手を殺戮する事へのためらいも葛藤もなく、敵は皆殺しする 昔ながらの 命は軽い"西部劇"だった。
この映画は3時間の時間をかけて、異世界映像を魅せただけの古い西部劇映画でした。
この映画を観たら。前作「アバター」を、再度観て、変わらぬ悲しさを感じてみたい。そして「天国の門(1981年)」を観る事も、併せて勧めたい。
前作を越えず
映像は美しく、3Dの表現はとても自然で素晴らしい。
できるだけ大きなスクリーンの前寄りで見ることをお薦めします。
ただ、映像表現の斬新さは感じられなかった。良くも悪くも前作の延長線上。
映画として、物語としては、前作の繰り返しに近いと感じた。いや、物語としては前作の方が上。今回のテーマは家族愛なのかもしれないが、表面的で、感情を圧倒するようなものがなかった。
「家族を守るのが父の役割だ」
何度も主人公に言わせるが、物語で語ってほしかった。
ひと言で言えば、エイリアンやターミネータ-の続編と似たがっかり感。
アクション、格闘シーンが好きな人にはいいかもしれないが、私にはしつこく、過剰に感じた。長い。
3D ハイフレームレートで鑑賞。
北の国から
圧倒的な映像体験
種族を越えて…
スカイピープルによるパンドラ襲撃から10年。平和に暮らしていたナヴィ達のもとに再び戦禍の訪れが・・・。家族を守るために決断を迫られたジェイクが、海の部族の元へ行き、絆を武器に新たな闘いに身を投じていく物語。
いやぁ~待ってました‼
歴代興行収入1位を叩き出した巨大SFの13年ぶりの続編ですね。
エイワが応えた、超絶トリハダ展開の前作からそんなに時間が経っていたのか…。
本作も、概ねの流れは前作同様。今回は森から海へと舞台が移動。
今回も、部族や家族との絆、自然破壊や、人(?)と動物達の異種交流等々、メッセージ性がガンガンに強い作品ですね。
この点こそが、他の大型SF作品シリーズとアバターシリーズが一線を画するポイントではないでしょうか?
勿論、バトルシーンも迫力満点‼人間の未来兵器に自然の力を借りて闘う姿は前作譲りですね。
どうでも良いけど、スカイピープルは新兵器もよいがまずはガラスの強化を(笑)‼弓矢一本で戦闘艇一機とかコスパ凄すぎ‼でもこれがたまらなくカッコ良いんですよね~。
さておき、ネイティリのボウアクションは強くてカッコ良すぎ‼ひとつひとつにシビれますね。
そんな彼女がピンチにとった奥の手は・・・これは予想外。成程、奴にも心が少しは残っていたのかな・・・。
次点で、スパイダーの存在感が良い。裏主人公と言っても過言ではないかもですね。
また、ジェイクと彼の闘い・・・洗濯バサミにRNC、格オタのワタクシ、大歓喜(笑)!!
海の部族とのシーンは考えさせられますね。我々から見れば、どちらも似たように見えますが、人間で言えば別の国の人みたいな感覚なのかな。
だとすれば、よそ者の争いを持ち込むなってのは・・・悲しいが正論なのかも。
そんな感じで、人間にも通ずる問題を投げかけてくる点は深いですね。そして家族の絆についても・・・。
全体的な感想としては、前作があまりにも超名作すぎたのでそこには届きませんでしたが、圧倒的な映像美にはため息が出るほど。ホントいつまでも観ていられそう・・・。
とは言え、やはり3時間越えはちょっと長過ぎたかな。。
個人的に、海の部族との場面があまりにも長く、クライマックスの山場ではちょっと集中力が切れ始めちゃった。。
向こうの兄弟(?)とのケンカから仲良くなって・・・のくだりとか、時間取った割には別に後半に活かされていたワケでも無いような・・・。。でもロアクとパヤカンの描写は重要だし、心を打たれましたね!
あとは、作品の良し悪しでは無いですが、今作、日本においてはビックタイトルに比例した盛り上がりを見せていないような気がするのが少し寂しい所。
マーベル作品等にしてもそうですが、ここの所皆、大型SFに対する熱気が少し冷めてきているのかな…。
話が逸れましたが、迫力と興奮に加え、人間にも通ずる様々な問題を投げかけてくる名作シリーズとして、これからの展開も非常に楽しみです♪
監督の想像力に感服
前作は森が舞台、今作は海(水中)を舞台にして最新テクノロジーを見せてくれる。前回、青い顔の造形がどうにも受け入れ難かったが、今回初めて登場したキャラクターは多少愛嬌があるので、ちょっと考え方を変えたのかな。
話す言葉(海の人達は英語だったが)も見た目も身体能力も違って現代の我々よりだいぶ進歩している、にも関わらず、恐らく監督は普遍的なテーマのつもりなのだろうが、家族は一致団結(まぁそれは構わないが)、父親は家族を守る、とウィル・スミス並みに前近代的な価値観が可笑しい。
次男坊が凶暴な巨大魚に追われて岩の隙間を逃げ回るシーンなど3Dのおかげでかなりエキサイティングだったし、海中のシーンも綺麗だったが、戦闘シーンが多過ぎて少し飽きた。
あと、こういうアンリアルな世界観をどのくらい受容できるか、という問題。「こんな魚がいて、人を乗せた時にここが持ち手になったりして」「人と意思疎通ができる魚がいて、手話が通じたりして」とよくまぁ都合のいい設定を考えるもんだよ。主人公、そんな爆弾持ってたんや!ってシーンもあったし。
主なキャラクターで唯一生身の人間だったスパイダーが、ネイマールに似てた。
異文化を上から目線で断罪
映画「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」IMAX3D
アバター、映像体験としては盛りだくさんで楽しいけど、映像から野外でも自然光を感じないショットが散見。なんなら前作の森の方が奥行きを感じた。3D鑑賞なのに!
ラッセン的な透明感の海世界は見ていて底抜けに気持ち良い。分かる、全てはそれに尽きる映画。お値段分の価値は充分あり。
しかし自分にはキャメロンの思想やっぱダメかもと再確認してしまった。グロ趣味とか嗜好は好きなんだけど細かいとこで根本的資質合わない感じ。
たぶん監督は異文化に対して尊敬とか理解してるつもりなんだけど上から目線でジャッジ……。その人間性が、滲んでました。
続編あれば観る…けど、人生の参考にはしたくない映画。
日本人なら捕鯨批判は如実に受信してしまう演出。でもトータルで見ると一本の中で二枚舌論理。矛盾してる。
小さくて知性が無い魚なら漁を親子のコミュニケーションとして楽しみ、なんなら人生最大の"良かったこと"として描く。
捕鯨がある民族を描かず、侵略者が捕鯨するってのも、かなり悪意に満ちてる。日系俳優を配するセンスも醜悪。
パンドラ世界は生命が繋がってるような宗教観を持ち出すのに、結局は知性が低い虫ケラや動物には生命の重さを認めない。そんな世界観。すごーく監督らしさを感じてしまった。
自分は監督キャメロンの人間性が苦手。
作品に罪は無い、だから異世界の動物キャラクターはどれも好きです。
自分は彼らに優劣付けたくないなぁ。
日本人だと簡単に言えば「いただきます」の言葉の中に命をいただく食物連鎖の尊さを知ってるじゃないですか。
エイワ(永遠の環、サークルオブライフの言い換え? もしくは永和か?)とか言う前に、もっと学ぶべき事あったんじゃ無いかなぁ…。
今回の主人公はジェイクと子ども、二世代ストーリー。次世代と"そして父になったジェイク"の物語。
続編前提だからであろうけど、未熟で家族よりエゴで最終決戦に向かうのは父親としてどうなのよ、とムカつくし、続編があれば最終作で父が死んで、そして次世代へ、と先も見通せる。
古典的ではあるけれど、アバターってそういう作品だったっけ、という気持ちにも。
子供たちは、このパンドラの世界しか無いんでしょ。それとも続編でひっくり返しを見せるのか。アバターの冠を活かすことが出来てない。
そもそも今作ではアバターという"かりそめの姿"ギミックもはや関係ないよね。そして、活かされてもいない。ハンデのある人生を知ってるから応援したかった主人公はもう別人。子育てにもあの経験は活かさなそう。
思い起こせば映像体験の素晴らしさより、作品を包む未熟な思想みたいなものにイライラさせられてしまう。
映像はすごい! テーマ性ペラい! そんな映画に思えてしまいましたよ。
確かに映像は凄まじいが…
IMAX レーザーGT 3Dで鑑賞
久々の3D体験というのと実写とCGの境目がほぼ分からない映像美は確かに素晴らしかったが、
3時間越えのせいか内容がとにかく薄い、細かい諸設定の披露の為に使われてる時間があまりにも長く、中盤の長い中だるみはSFオタクが語る設定資料集見せつけられてるみたいで勘弁して欲しかった…
とはいえジェームスキャメロンらしく、アクションシーンの出来は物凄くよかったので、アクション主体で1時間半くらいにまとめたら面白かったのではないだろうか
映画館で観るべき映画
前作は3D映画ブームの火付け役というだけあって、その迫力と奥行きのある映像に圧倒されたものである。パンドラのビジュアルも最先端のVFXで美しく表現されており、今まで観たどのSF映画よりもクオリティが高くて驚かされた。
そんな革新的だった「アバター」の続編ということで、あの時の感動をまた味わえるのかという期待を胸に鑑賞した。
結論から言うと、間違いなく前作以上の映像革新になっていると思う。
まず驚かされるのは水の表現である。本作の監督ジェームズ・キャメロンは、かつて「アビス」で深海の神秘を最新の映像技術で表現したり、映画「タイタニック」の大ヒットを受けて製作されたドキュメンタリー「タイタニックの秘密」では独自のカメラシステムを使って海底深く沈むタイタニック号の撮影に成功した過去を持っている。おそらく海に対する思い入れは相当に強いのだろう。そのこだわりが本作からは感じられた。
また、パンドラの景観や様々なクリーチャーのビジュアルも、前作に比べると更に緻密に作られていて感心させられた。まるで本当にそこに存在しているかのようなリアルさに鳥肌が立った。
一方、物語は前作から約10年後を舞台に、ジェイクたちの家族愛を描くドラマになっている。ジェイクたちには3人の子供がいて、更に前作に登場したグレイス博士のDNAを継承した娘キリと、前作の宿敵マイルズ大佐の息子スパイダーが養子として家族の輪に加わっている。彼らは共に過ごし、共に戦い、喜びと悲しみを分かち合いながら、その絆を深めていく。
ただ、この「アバター」シリーズは全5部作が構想されており、本作はまだその前半部である。内容的にはまだ序盤といった感じで、色々と消化不良な部分が多い。そのため、本作1本だけではどうにも評価のしようがない。
また、前作もそうだったが、シナリオ上に色々と突っ込み所が多く、決して完成度が高い作品とは言い難い。
そもそも本作は映像美を堪能するアトラクション的な作品なので、そのあたりは余り気にせずに観るのがベターかもしれない。
尚、本作はキャメロン自身がIMAXなどの大きなスクリーンで鑑賞することを推奨していたので、自分も今回はIMAXの3Dで鑑賞した。昨今映画も配信の時代になってきたが、今作は間違いなく映画館で見るべき映画である。小さなモニターでは決して味わえない感動をもたらしてくれるはずである。
人間よ、足るを知れ
今年のご褒美ってことで、
4dx3d(初体験!)吹き替えで観に行きました。
メガネなので3dだとメガネonメガネになるのが
ネックだったけど、
今、私ナヴィにいる?!って感覚!!
揺れる、撃たれる(?)、刺される、飛んでる?!
こわいよ〜〜〜!!
いやあ、圧倒的没入感!!
メガネonメガネ、全然気になりませんでした。
長さも全く感じなかったです。
前作は前日にお家でdvdで復習。
家族をクローズアップしたおはなしだから
ストーリーは前作よりこじんまり?した感じもしました。
いやしかし、愛ですね。
親になった今だから、
ジェイクやネイティリの「子どもを守る気持ち」、
身に染みて感じました。
大佐、あんたなんでいるのよ?!で始まり、
え?スパイダーのお父さんって?!
キリのお父さんって誰?!
次回作に続くのね、
待たなきゃいけないのね。
それにしても。前作からずっと思ってる。
人間よ、足るを知れ。
本当に。
学べよ、お前ら!!
って、同じ地球人(?)として恥ずかしくなるんよ。
ラスト、スパイダーの選択に、
ぐっときました(T ^ T)
大佐、変わってくれたらいいな。
そんな期待をしています。
そして最後、
ジェイクが立ち向かう(だっけ?セリフ忘れた)と
覚悟を決めた感じ、
よかった。うん。
ナヴィのみんなが平和に暮らせますように。
高校生の娘と行ったんですが、
森のシーン、森の匂いがすごかった〜♡
って。
私、マスクでガッチリガードしてて、
全然感じなかった。ガーン。
やべ、嗅覚鈍ってる?
マスクちょっと緩めればよかったかな。
やはり12年のブランクは長い⁉️
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