007 ノー・タイム・トゥ・ダイのレビュー・感想・評価
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大人のおとぎ話。割り切って鑑賞しよう。
私は007を大人(男性を対象にした)のおとぎ話だと割り切って観ています。潤沢な製作資金を使って、世界各地のロケ先、セクシーな美人女優、ゴージャスな舞台等を体験させてくれる。細かいことは言わない。まず、楽しませてくれればOKです。今回の作品には合格点をあげました。 ダニエルク レイグは今回の作品で降板です。それに沿った結末でした。最後のクレジットで、まだ作品は続くようです。金のなる木だから終わらせない。 新シリーズが楽しみです。 たまには、かってデビット ニーブンが演じたジェームズ ボンド映画を製作してほしいな。ユーモアとブラックユーモアが混在し皮肉と頭脳合戦のような内容。アクションはなしで観客の頭が混乱するような作品。今考えると元祖「カジノ ロワイヤル」は、先駆的な作品だ。
最後まで007らしかったが、、、うーむ笑
相変わらずの陰気臭さは健在。私が好む映画スタイルである。どちらかと言うとあの超有名某スパイ映画寄りになっていた気もしなくはなかった。結論、素晴らしい映画だったということに変わりはないが。
あまりにも酷い…
緊急事態宣言解除記念にレイトショーで観てきました。
ピアース・ブロスナン版が好きだった自分は、金髪碧眼の新ボンドとしてダニエル・クレイグを見たときは、「こんなのイギリスの諜報員じゃなくてソビエトのKGBじゃん!」と、あの当時多くの007ファンがそうだったように「あるべきボンド像」との乖離をなかなか受け入れられない一人でした。
それでも、その違和感は第一作目の「カジノロワイヤル」、続く「慰めの報酬」でダニエル・クレイグが必死に「新しいボンド」を造り上げたことで、むしろ強い好感に変わり、旧態依然の考えに囚われていた自分を恥じ、それからはダニエル・クレイグ版のボンドに深い敬意と愛着を持ってこれまでの作品を観てきた(つもり)。
というのがこのレビューを書いている私の007シリーズに対するスタンスです。
「細かいことを考えてはいけない」というお約束はシリーズ全体に通して言えることですし、脚本の粗についてもそこを指摘してしまうと物語が成立しなくなってしまうので、ほとんどの007シリーズファンと同様にその辺りは自分もめちゃくちゃ寛容な方だと思います。
それであっても、あまりにも、本当にあまりにも酷い出来で、見終わってからの「これが夢であってほしい」と思う気持ちをどうにかして吐き出さないと寝られないというレベルで、私の心が緊急事態です。
前述したように「細けぇこたぁ良いんだよ」という精神で観ていても許容できないレベルのおかしな脚本で、それに言及するにはネタバレは避けられないので書きますが、子供が産まれるのもその子がドタバタに巻き込まれるのも予定調和の範疇で受け入れるとして、あまりにも扱いが雑。
諜報員007としてではなく一人の男として、愛した女性(マドレーヌ)との間に子供ができるのも(あんだけ四六時中お盛んなら)当然でしょうが、別れの列車のなかであんなに分かりやすく「つわり」に顔を歪ませる程度まで母体の状態が進んでいたら、数か月前まで童貞だった高校生の男子でもさすがに気付くと思います。
一人の男として愛した女性とそのお腹の子供を、スパイ時代の名残りである「裏切り」への過剰な猜疑心によってあっさり捨てる。
男としても失格なうえ、彼女は無実だったので結局はスパイとしても失格というどっちも貫徹できないダメダメっぷり。
ダメダメなのは世界を滅ぼすポテンシャルのある化学兵器をこっそり開発して、そんな危険なものをレーザーでジュジュジュっと焼き切れる窓ガラスで簡単に侵入できるバイオセーフティレベルの建物(しかも市街地)で保管し案の定あっさり盗まれるイギリス諜報室も、
その庇護の下にあり、国際的犯罪組織のリーダーにも医師として独占的に観察ができるほど重要な立場にいて、さらにスパイが元カレで数多の死線を自力でくぐり抜けてきたほど強いくせにチョロっと脅されただけで殺人に加担しちゃうマドレーヌ(レア・セドゥ)も、
いくらでも他に「効率の良い」方法があるのに、雰囲気重視なのか(「スカイフォール」のときの軍艦島をアジトにするという設定を気に入ったのか)、あえて第二次大戦時の古い古い潜水艦建造施設でちまちまと化学兵器を増産してる敵(ラミ・マレック)も。
とにかく全部が全部ダメダメで理解も共感もできない状態で進んでいくので、気にしないということができないうえ、映画製作で重要な「削ぎ・剥ぎ」ができていないため上映時間が異常に長く、膀胱爆弾が破裂しそうな猛烈な尿意とも戦いながら鑑賞しなければいけないので、興業作品として成立していない。
黒人女性の007も、いかにもうるさいポリコレに配慮した配役だけれど、見せ場も無ければ裏切りもしない、ただ黒人差別主義者をスクリーンのなかで殺してスカっとBLM運動しただけじゃ、むしろ「ポリコレってクソだろ?」ってメッセージを伝えたいのかと歪んだ見方をしてしまう。
日系人であるフクナガ監督がいかに日本の文化や「禅」について間違った捉え方をしているのか、というのもあの階段で上がりなぜか羽毛が詰まったクッションが置いてある、土下座みたいなポーズをさせるためだけに作った「和っぽい何か」の空間を見れば分かるし、いっそ毒々しい色のカリフォルニアロールでボンドをもてなしてあげて欲しかった。
全編通して最も致命的だなと思うのが、「女性を美しく映す努力」をほとんど出来ていないということ。
徹底的に一人の男としてのジェームズボンドとその妻(&子)との話にしたいなら、キューバで出てきた「初々しくてちょっと危なっかしくてとびきりチャーミングな美人諜報員(戦闘員か)」はいらない。
出すならレア・セドゥも初出の列車でのドレスほど華美にする必要はないにせよ、妻として母としての魅力を含めた大人の女性の美しさを映し出してあげてほしかった。
ヴェスパーよりはるかに重要な役だから二作続けて出演させてるはずなのに、最初から最後まで何のために居るのか分からないような印象しか付けられなかったのは監督の力量不足だと思う。
女性に限らず、「カジノロワイヤル」のル・シッフルのような色気までは無理でも、「悪の美学」を感じるような敵役にしてほしかったし、
本作ではとにかくボンドにベラベラと喋らせ過ぎて、めちゃくちゃ底の浅い男に見えた。
まともに喋らせるとそこが露見するから今まで冗談や皮肉がメインの性格にして口数が少ないように演出していたんだと思うが、最後の最後に功労者のダニエル・クレイグへの配慮がむしろ逆効果になってしまったように思う。
007はこれからも続いては行くだろうが、間違いなく世紀の大失策と言われるような駄作だった。
本田翼?
前作「スペクター」を真剣に見ていなかったせいか、人間関係が良く分からなかった。
007も続き物になったんだな、と思った。
前半中頃はグダグダしていたかな。一瞬、意識がとんた。
中盤からは、アクションシーン満載で楽しめたが、レア・セドゥが本田翼に似ているな、と思ったら、そればかり気になって仕方がなかった。
「ブラックレイン」ばりのノスタルジックJapan風北方領土は許してくれ。
これで、ボンドも見納めか、と思ったら、エンドロールの最後に「ターミネーター2」ふうのセリフが。
やっぱりね。
There's just no time to die. さらば、ダニエル・ボンド
まさか007でこんな終わり方ができるなんて・・・衝撃でした。
ダニエル・クレイグ・ボンドの第五作目にして最終作である本作。約1年半の延期をえて遂に劇場公開です。長かったなぁ、ここまで。延期のおかげで007シリーズ全作制覇しちゃったもんなぁっと感慨深いものがあります。何だかんだ言って前作の「スペクター」も集大成みたいだったし、ハッピーエンドで終わってたので、今回はどうなんだろうっと思っていたのですが・・・メッチャ面白かったです。
いやいや、ダニエル・ボンドって既存のボンド像からどう抜け出るかをずっと考えながら作られてきたシリーズだと思うんですよね。金髪になったのもしかり、1~5までつながりのある作品群になっているのもしかり。ずっと新しい事に挑戦してきたボンドだったわけですが、まさか最後までこう来るとは。誰も予想していなかったのではないでしょうか?やー、キャリー・フクナガ監督思い切ったもんですよね。
後、何がスゴいかってこの脚本がコロナ前って所ですよね。触っちゃダメってモロにコロナやん。さすが007、正に時代とシンクロしています。確かにこの内容だとコロナ真っ盛りの時には公開しにくいですよね。
個人的にはもう最初のガンバレルからグッときていたのですが、ヴェスパーの爆発お墓参りからの怒涛のアクションで一気にテンション上がりました。相変わらずアクション凄かったですね。最後の敵基地でのコントロールルームに上って行くまでの長回しのシーンはメチャクチャ緊張感ありましたし。25作品もあってまだ誰も観た事のないアクションを撮ってやろうっという製作陣の気合いが伝わってきますね。
アナ・デ・アルマスちゃんはいつも最高デ・アリマス(←パクリ)。ドレスがメッチャセクシーでした。アクションシーンもカッコよかったですが、何処かしらコミカルなのがいいんですよねぇ。ラミ・マレックが物凄い存在感の割に出番が意外と少なかったのは残念でした。もうちょっと活躍?して欲しかったかなぁ。新007のノーミの「What time is it?」からの「time to die!」はちょっとクスっとしてしまいました。
公開が延期になる度に「またかよ~💢」っと毒づいていたのですが、これだけ渾身の作品を観せられると「待っててよかった✨」っとなります。通算25作目、そしてダニエル・ボンドのラストという区切りに相応しい作品でした。
再鑑賞履歴
2022/3/19
007史上最高傑作
全編に渡って様々な愛をテーマに描いたこの作品は、自分的には007史上最高傑作だと思っています。 過去の痛快娯楽アクションとは一味違ったダニエル・クレイグのシリーズでしたが、考えてみれば最初から最後まで愛がテーマでしたね。 ただスペクターまでは深過ぎる歪んだ愛ばかりでしたが、最終の本作は実に単純で一般人にも理解して感情移入出来るシナリオです。 当然ですがアクションもメカニックも100点満点。 絶対に映画館で観るべき作品ですよ。
永遠の愛に生きるボンド
プロローグから魅せてくれる。幼いマドレーヌが一瞬の隙をついてサフィンへの的確なショットをお見舞いする。この銃撃シーンにはしびれた。構えといい、顔つきといい、この子すごいよね。 続いてイタリア・マテーラでのカーチェイスとアクション。007のテーマ曲が流れる中、アストンマーティン・DB5が世界遺産を縦横無尽に駆け抜けるんだからヨダレが出まくった。 そして予告編でさわりが出ていたヘッドライトから機関銃が登場。アクセルターンをしながらの機銃掃射の後は、忍法煙幕の術で逃走するんだからたまらない。クラシックな007テイスト全開で失神しちゃうよ。 個人的な中盤のヤマは、アナ・デ・アルマスのほぼ半裸と言ってもいいセクシーなドレス姿。アルマスは、色気だけでなくアクションもしっかりしてましたよ。 ところで、サフィンはどうしてジャポニズムなんだろうね。作務衣っぽい服を着ている上に畳敷きの部屋だったから片言の日本語をしゃべりそうな雰囲気だった。ボンドまで悪ノリしてジャパニーズ土下座で応酬するし。 それはそうと、北方領土にイギリス軍が近づいたらプーチンが黙ってないよね。そこは、目をつむって楽しみましたけど。 007の伝統ある構成を踏襲しながら、ダニエルボンドシリーズを感動のまま終幕させたキャリー・フクナガ監督の手腕は大したものだね。 かりそめの関係ではなく、永遠の愛に生きるボンドこそ時代が求めている。
クレイグさんボンドの最後は見ていない
007はかなり前から見ていたが、クレイグさんになってからは007は別物になってしまったと思っていました。昔の007は明るくハッピーで危なげなく終わってたのが、クレイグさんの007は何か全体が重苦しくなった感じです。それでもカーアクションなどの追いかけごっこは以前の007と同じようだなとは思いましたが、ボンドガールは誰だか3人くらい出てきてどれがどれって感じです。どうも女を出してもロマンスには見えないんだな。恋愛には興味ない冷徹な男にしか見えないので。それにプーチン大統領に似てるので自分はクレイグさんをプーチンさんと呼んでます。 映画は長く3時間近くて、でも退屈ではなかったですが、終わりごろになってトイレを我慢できなくなってしまった。ミサイルが発射されてもうすぐ終わるだろうと思っていたら、なかなか終わらず(とうにミサイル落ちてるわと思いつつ)、しかたなくトイレに急いで行って帰ってきたら場面は変わってしまっていて、最後の女の人と子供のドライブシーンになっていた。ボンドが逃げ遅れてミサイルで死んでしまうらしいシーンが見れなかった。子供は007の遺伝子を受け継いでいるので、今後また出てくるのかな、まさか女007にはなるまいなと思ってみていました。DVDが出たら最後のシーンだけ確認します。
やはりボンドはダニエル
ダニエル・クレイグ最後のボンドが見納めなので、嵐の中初日に劇場に足を運びました。 オープニングから思わず息をのむアクションですが、これからはじまる物語に期待感を持たせます。 日本人が喜びそうなシチュエーションが随所にあり、日本のファンへ最後にプレゼントを送ってくれたのかしら、と思うようなくらい贅沢な演出でした。監督大好き!! レア・セドゥもとても魅力的で、ラミの悪役もとても不気味です。そのほかの出演者どなたも素敵に感じました。人間味のあるボンドのまた違う一面が伝わり魅力を引き出している気がします。 シリーズで一番の傑作です。あと2回は映画館で鑑賞したい!!
この作品は娯楽というより芸術
内容にも触れるのでネタバレで。
本作品は歴代の007シリーズの中でもピカイチ。劇場で観ないと損をする最高の出来。
冒頭より隠居を企むダニエル・クレイグ演じるジェイムズ・ボンドがゆったーりの雰囲気で地中海をドライブ。画角におさまる描写がどこを切っても絵になる、正に芸術の域の映像から入る。
もう、この時点で あ、この作品最高じゃん と我が顔がにたつく。
と思いきやいきなりのアクションに!!MX4Dで鑑賞したので、突然の爆発と銃撃戦に心臓が爆発しそうになりました笑笑
作品はストーリー、役者の演技、テンポ、そして美しい映像達で終始飽きさせない最高の出来。
アクションシーンも大好きなボンドカーのシーン、AWD車達のカーチェイス、としつこ過ぎず、大変満足!
最後は生物兵器の製造工場爆破のため、基地のバリアを開けに行くアクションシーン。ワンカットでのアクションシーンは臨場感が最高に伝わってきて、かつダニエル・クレイグの最後の007に相応しい圧巻の演技でした!!
あー、楽しかった気持ちが7割寂しい気持ちが3割。
007は帰ってくる!と最後のエンドロールにあったので、次の007を楽しみに待ってます^_^
ダニエル・ボンドの最終章!!
私は別段007シリーズに傾倒している訳ではありませんが、おそらくこのシリーズは何だかんだで面白く、全て観ていると思います。そしていつの間にかダニエルクレイグが当たり前のようにジェームズ・ボンドでしたが、いざこれが最後!と言われると、これはこれはと思い、大画面のIMAXシアターへ向かい、初日に鑑賞してしまいました。結果..まさにこれぞ映画!という内容の凄さで、やはり007は最高に面白い映画!でした!! ただ最近のハリウッド映画にありがちな、過剰なLGBT配慮アピールの配役や、ん?車のCM始まった??と思うようなコマーシャルシーンがちょっと気になる箇所もあったのが正直なところですね・・ しかしそれでもやはり!ダニエル・ボンドの有終の美は最後まで美しく、力強く、画面からほとばしるアクションの数々に、魅入ってしまいました。 悪者vsスパイ、という単純な構図ですが、これぞ、そしてこれこそが映画!と思わせてくれるような007シリーズは大好きです。 次回のボンドが今から楽しみです! ダニエル!お疲れさまでした!! 追記 10/1のIMAX映画館は本当に満席で、久しぶりに見た満席の映画館に、エンターテイメントが戻って来た生活に、なんだか感動がありました。
ダイエルからの餞別は過去へのオマージュ
一言言わせて欲しい 『やっと見られたーダイエルサイコーだせ!』 すっきりした笑笑 これでダニエルボンドが終わると思うと寂しい。 ダイエルボンド程、原作に忠実なボンドは居なかった。 英国紳士らしいボンドですきだった。 映画の話すると、前回ボンドウーマン(ガールでは無いここ大事らしい)マドレーヌスワン絡みの話し。 マドレーヌはどうやらスペクターと関係がありそこから… 内容は言わないよ。でもさぁはっきり言って最高! シリーズ最長の長さだけど、全然飽きない。 今回は前作みたいに詰め込み過ぎにはなってないので 集中できます。 因みに主題歌のビリーアイドルは違うな。 折角、アデル、サムスミスと英國でかためて、しかも雰囲気台無しにしない盛り上げ曲続いたのに、彼女は無い。 バラード歌えば良いってものではない。 声が幼稚。 もっと成熟した声を聴きたかった。 そこはマイナス 7が女性だったりするけど、やっぱり英国男子が 007はやるべき。 これは、女性均等では無く、伝統として。 英国紳士で無いと、女性観客はうっとり出来ないし 男は映画館から出て来てボンドになりきれ無くなってしまう。(笑)男でお願いしますよ。しかも白人で。 それと、ダニエル。 彼の良い所は過去の作品への オマージュがある所。これは見て探してほしいけど あちこちに過去の作品とダブるところがある。 ニヤニヤしますよ。ほんと ボンドは、超かっこいい渋オヤジだけど、 アル中、老眼、高脂血症等やっぱり人間的な所もある そんなボンドがすきだ! それと、アジア系監督で初のボンド撮ったフクナガさん (だから能面なんだろな) それとラミ。 ボヘミアンラプソディのフレディとはまた違い 悪役で何か一皮また剥けたかな。 最後はダニエルらしい散り方したけど。 ダイエルボンドの有終の美は飾れたね。 お疲れ様ダニエル! 今のところあなたのボンドが1番!
すでに似て非なるもの‼️ダイハードで始まりアルマゲドンで結末‼️❓
待ち望み、とうとう、最大画面でドルビーアトモスで割増料金でなんと‼️
泥臭い、ボンドもヒロインも悪役も、憎しみと復讐の塊。
アクションハラハラドキドキ皆無。
爽やかさ、皆無。
予告編のキレが無い、笑いの余裕皆無。
スパイ道具も失笑レベル。
唯一の救いは、ヒロインとボンドの娘の姿、もしかして次のボンド‼️
もしかして、似てるのは、クロエモレツ、キツクアスの再来❓
それは、さておき、失望しました。
ダブルオーセブンは爽快でないと、ショーンコネリーが懐かしい。
ダニエルグレイグさようなら、バイバイですね👋
史上初めてまともに終わった007?
歴代のボンドは作品が不発で降板、数年後リブートの流れが続いていて、今回のダニエルグレイグも前ボンドのピアースブロスナンのリブートで始まったものの、流石にそろそろダニエルグレイグがボンド降板と散々言われていた。
今回、たまたまお台場にいてタイミングが良かったのでスクリーンXで鑑賞。
いつものMGMのライオンから始まり今作はユニバーサルのロゴ。
あの地球がそのままボンドのいつもの銃口の円に繋がる演出は素晴らしい。
思えばMGMも不遇で、昔はワーナーだったりその後20世紀FOXと組んだり転々としている。
オープニングの街並みとスクリーンXとの相性は抜群で、3Dよりも没入感が深く、フレームの外側の出来事も覗くとなかなか楽しい。
今作はカジノロワイヤルから始まる一連のグレイグボンドの点と点を紡いで行って、作品の作りとしてはスカイフォールに近い雰囲気で進む。
ただ、悪役が弱く、呆気なくスペクターが壊滅されて、プロフェルドもハンニバルのような立ち振る舞いをするのかと思いきや呆気なく退場。
ところがふと思った。
今作の悪役はここで一連の復讐は終えているのでは?そこから先はただのオーバーキルでは?
そこでやめときゃ良かったのにお互いが余計な事を続けてしまい、さながらレザボア・ドッグスの様に共倒れをする。
死ななくて良い人が沢山居るのでは…
そう思い気になりだすと一気に白けてしまい、後半は助長な気がしてしまい、中盤までの緊張感、並びに悪役の小物感で残念な事が続いてしまい、そのまま降り注ぐ炎で全てが昇華されてしまう。
最後の階段を上がりながらの一連のアクションは、レイドを思い出しなかなか興奮してここで一瞬持ち直したものの、その後は失速。
最後は秘密組織ならではのあっさりとした余韻と、母娘の表情でゆっくりと幕を閉じる。
うーん。
うーん。
綺麗に終わった気はするものの、新007の存在が弱い。
他の人も指摘しているが、僕はこの007が敵側の右腕だったなどのスパイスが欲しかった。
今作の最大の敵とも言えるナノマシンももう一捻り欲しかったし、かつての盟友との別れのシーンももっとエモーショナルに描いてほしかった。
唯一光るのはキューバの現地スタッフの活躍で、このシーンが良かっただけにこれ以後の失速が痛すぎる。
小学生の頃から007映画を観続け、やがて僕自身がボンドの歳を超えそうな時期になり、改めて007という映画の存在の大きさを再認識した、という意味での星5つ。
最後ちゃんと終わったのは初めてじゃないだろうか?
ダニエルグレイグがボンドに就任していた時にメディアで喜んでいた映画評論家のおすぎさんは今作をどう評価するのか興味深い。
p.s. トムクルーズだったら最後は生き残ってそう。
完結!
待ちに待ちに待ちに待った本作をさっそくIMAXレイトショーにて。 ダニクレボンド以外のシリーズ作にはほとんど興味がないのですが、ダニクレボンド・ファンとしては… 大満足!です! ダニクレボンドの特徴は、カジノロワイヤルからキチンと物語が繋がっているところですが、スカイフォールで一度終わったシリーズに、以前のシリーズ作的に付け加えてしまったスペクターをちゃんと回収して、ダニクレボンドとしての物語を終わらせているのがまず素晴らしい! それに撮影が良くて、非っ常〜に細かいところまで行き届いている。あるシーンでボンドの肩口を弾がかすめて上着の繊維がビッ!と立ったところなど溜息が出ました… あれ、テレビでは気付けないかも… そしてシリーズ的に、ヴェスパー(エヴァ・グリーン)、M(ジュディ・デンチ)、マドレーヌ(レア・セドゥ)と物語上の必然性を持ったボンドガールが設定されているのが良かったのですが、本作のボンドガールのアナ・デ・アルマスが良い!あの陽性のボンドガールは、ただ登場してボンドと寝るだけのボンドガールに代わり、今後の基準になるのではないでしょうか。 とにかく、このクオリティでシリーズを終わらせてくれたジョージ・キャリー・フクナガとシリーズ中興の祖サム・メンデスには感謝しかないですし、ダニエル・クレイグにはお疲れさまと言いたいですね。 あと2回は最低でも劇場で観たい… もう一度言いますが、大満足です! あ、ただね、ただ一つ、文句があります。 字幕のなっち、いくらなんでもありゃねぇだろ… もう変わらないだろうから、ソフト出すときには修正お願いします…
素晴らしいボンドをありがとう
何度も劇場でトレーラーを見て、何度も劇場ででかい広告見て撤去されて、を繰り返してきた本作。満を持しての公開です。 正直007とは毛色の違う印象のキャリーフクナガ監督。 しかし開始直後から目を奪われます。 シリーズを通してですが舞台となるその情景の美しさがすごい。やはりIMAXにして良かった。 トレーラーで散々目にした壮大なアクションシーンは、序盤でほぼ見せてしまう贅沢さ。 それとは別に監督が日系だからなのか、随所に日本のパーツが散りばめられてます。 が、そこにあまり意味は感じなく、悪役サフィンの狂気性とオリエンタルの不可思議な部分をリンクさせたかったのでしょうか。日本人的に謎な演出でした。でもQの前掛けは冴えてると思いましたよ。 それとアナ・デ・アルマスが個人的に凄く光っていて、短い時間ながらとても良い風を入れていたと思います。超新人と超ベテランの息があった動きは気持ちよかったです。 全体的にテンポはゆっくりなのですが、アクションとサスペンス要素が実にバランスが良く、正に「カジノ・ロワイヤル」に始まり「トゥ・ダイ」で終わるといった印象。 クレイグ版007は振り返ると全て物語が繋がっていて、気がつくと15年程ですか?何だか感慨深くなってしまいラストではその背中に涙してました。 正にクレイグ版ボンドの最後を飾るに相応しい作品でした。 そしてダニエル・クレイグ、本当にお疲れ様です。 タフで熱くて泥臭い、素晴らしいボンドをありがとう。
ダニエルボンド最高‼︎ でもエモさはカジノロワイヤルが1番かなっ
1作目のカジノロワイヤルを観て以来ダニエルの大ファン。その後の007は必ず初日に観に行きDVDも買い。この15年間ずっと心のダーリンでした♡ こんなにカッコいいエージェント姿を長年見せてくれて本当にありがとう‼︎て言いたいです。 他作品も全て観たけど、007シリーズのダニエルクレイグが超絶カッコ良すぎなんですね。最初にキャスティングしたヒト天才! マドレーヌ役のレアセドゥー、見れば見るほどクセになる感じでチャーミングだなぁ♡ 途中出てきた美人エージェント(ベッキー似)のドレスがほぼ裸!その格好で戦う戦う…アニメキャラみたいでした! マドレーヌとの人間らしい絡みはきゅんとしたり切なかったりでもっと見たかったな。お決まりのカーチェイスやアクションシーンは、笑っちゃうくらいに敵が大量攻め込んでくるのでホントに笑ってしまった!ゲームの中みたいな感もあり。 個人的には、エモさで言えばカジノロワイヤルが1番でして。 繰り返し何度観てもせつなくなるし。 生まれ変わったらヴェスパーかマドレーヌになりたいっ‼︎ていう女子目線だけど、ずっと大好きな007シリーズでした。 見納め悲しいけど…一応、納得いく終わり方だったかなとは思うので。 入場プレゼントがあるの知らなくて、キーホルダー貰えてラッキーでした^ - ^
まさか007で泣く日が来るとは…(歳だから⁈)
ジェームズ•ボンドはロジャームーアやティモシーダルトンみたく甘いマスクでボンドガールうはうはってのがマストってのがあって(俺的にね)ダニエルクレイグ⁈って思ったものですが… 少なくとも今作サイコーでした。 愛するものをずっと守りたい!って人間臭さが滲み出て上記のオシャレ組ボンドとはちょっと違うボンドが素敵すぎて(涙) のっけからアクセル全開。幸せなシーンを挟んであっという間にクライマックス。 畳を土足で上がっちゃダメ🙅♂️ですけどね。 「あっそこ靴脱いで!」って言ってくれたら良かったのに(笑) 次のジェームズ・ボンドは誰なのか⁇
ありがとう、ダニエル・クレイグ!
「カジノロワイヤル」から始まり本作で最終作となるダニエル・クレイグ版ボンドのラスト、期待通りでした。 これまでの4作品を通して描かれてきたジェームズ・ボンドという一人の男が新米スパイからスパイとしても人間としても成熟していくまでの物語が、この5作目で完結。 007という歴史あるシリーズに対し現代の価値観のアップデートを加えつつ、しっかりと様式美を描き、リアルでシリアスでありながらぶっ飛んだ夢のスパイ像を魅せてくれるこれまでのクレイグ版ボンドの良さは継続、そして完全な最終作としてのまとめ方で終わりを迎える、素晴らしかったです。 サフィンの背景や人物描写の掘り下げが薄く悪役としての魅力に欠ける点や、2時間44分という長さ、前作から後半にかけて失速していく感など、不満がないわけではないですが、完結作としては満足。あと、パロマが最高にキュートでセクシーでカッコ良かったのでもっと出番があると嬉しかった!笑 オシャレでセクシーで夢があって、クラシカルでニヒルで粋な007シリーズの魅力と世界観を広げてくれた、ダニエル・クレイグに乾杯!
全760件中、681~700件目を表示