007 ノー・タイム・トゥ・ダイのレビュー・感想・評価
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面白かったと言い切れない自分がいる
高校生だった時にWOWOWの007一挙放送がきっかけでシリーズのファンになって10年ほど経ちました。今回映画館へ鑑賞に行けたので自分なりの感想を書いていければと思います。
正直に言うと、「いい作品だった!」とは言えなかったです。このモヤモヤをなんとか言語化していきたい。
まず、今作はダニエルクレイグがボンド役を務める最後の作品ということだったのですが、そこに関してフィーチャーされすぎなのでは?と感じてしまいました。これまで、何度もボンド役は交代してきたのに、過去にここまで降板が騒がれることってあったのでしょうか?その理由はよくわかりませんが、僕にとっては単純にボンドの中の人が変わるだけだったので、違和感がありました。
なんというか、脚本や演出が「ダニエルクレイグ最後だからねっ!」ていう感じがして、ボンドの魅力に浸れなかったような気がします。
私の中では、ジェームズボンド>役者という感覚があって、だからこそ007が長寿であり続ける理由だと思います。役者を観に行くのではなく、あくまでジェームズボンドを観に行くわけですよね。それが今作は逆だったのかな…と。
これだけ役者に焦点が当てられちゃうと、今後の作品の人気に影響が出そうで心配です。常にダニエルクレイグと比較され続けるわけですから…。
なので、クライマックスも「ジェームズボンドの最後」ではなく、「ダニエルクレイグの最後」て感じだした。みなさんはどうでしたか?
DNAマッチング生物兵器まじこわい
前作スペクターではQが修理したボンドカーの助手席にマドレーヌ・スワンを乗せて走り出す場面で終了する。ダニエル・クレイグがレア・セドゥの続投とアナ・デ・アルマスの出演を強く望んだとされる今作。妻のレイチェル・ワイズは007の後継者が女性になることに反対を表明。確かに女性HERO多すぎの感はあるが・・・それより、ダニエル・クレイグにもっと稼がせたいだけ?・・・ダニエルがレア・セドゥにご心酔のご様子なので、ちょっと杭を打ったのかも。離婚するにしてももっと稼いでもらわないと的な。しかし、ドクタースワン(レア・セドゥ)の登場シーン多かったですね。子供👧もできてた!そして、引退したボンドに代わり007のコードネームのノーミはちょっとひょうきんな顔にすごいガタイの黒人女性ラシャーナ・リンチ。ダニエルボンドシリーズはこれで終わるが、新しいMI6メンバー(ベン・ウィショーの Q、アナ・デ・アルマスのパロマは続投)で始まるのだろう。フィリップスも死んでしまったし。主演はやはり、男性だと思う。ノーミはワンポイント。しかし、ボンドとスワンの娘(なんと名前はマチルダ)が成人して女殺し屋になるスピンオフも挟んでくるだろう。もちろん、主演はレア・セドゥで。007シリーズは永遠に不滅。ダニエル・クレイグ、レイフ・ファインズお疲れ様でした。ちょっと加齢が進んで来ましたからね。私はいいと思います。レイフ・ファインズのMも私は好きじゃなかったので。
さて、最強の悪役組織のスペクターを一網打尽で滅ぼした最新生物兵器はまじで怖い。日本、ロシア、アメリカからの非難・圧力がかかるあの孤島の要塞は尖閣諸島か?能面や日本庭園、ヴィラン役をラミ・マレックを起用してごまかしてはいるが、あの国を意識していることはあきらか。しかも、公開がコロナのせいで、18か月遅れた。悪夢だ。この新しいDNAを特定して攻撃する生物兵器はジェノサイドに使われる可能性が非常に高い。もしかしたら、コロナにももう応用されているかもしれない。
アナ・デ・アルマス贔屓のようなストーリーの最終作でした。たった3週間の特訓で? 実際、アナ・デ・アルマスは2週間ぐらいはアクションの練習したみたいです。やはり、ハリウッドを支えているのはスタントウーマンですね。もっと出番を増やして欲しかったの意見は当然。予告編がずいぶんサービスし過ぎでしたから。
華やかなのがボンド映画だ!
ダニエルグレッグが、ラストのボンド役。
1年半待ちました。まだ、死ぬときもちがう
ビリーアイリシュが歌う。
時折劇中に女王陛下の007の音楽が流れる。
エンドクレジットには、ルイアームストロングの
流れる。ジョンバリーだ。
この作品の担当は、ハンスジマー
寂しい感はありましたが
なんと
ラストにBond will be returnでは
ないですか!
人は存在するだけでなく生きなくてはならない
ダニエル・クレイグの影があるジェームスボンド役がとっても大好きでした。「人は存在するだけでなく生きなくてはならない」彼の生きる糧はすなわち「愛する人と一緒の人生が送れないのならば生きている意味がない」と言う事なのでしょう
。もう彼のボンド役が観れな
い気持ちと哀しいエンディング。とっても切ない気分でしたが、素敵な映画ありがとうございました!
ダニエル・クレイグのボンドもイイけどさ、
懐古趣味だと言われるかもしれないが、ショーン・コネリーやロジャー・ムーアの時代の「女好きのプレイボーイで洒落っ気たっぷりのボンド」が好きなんだなぁ。
分かりやすい展開の一話完結、しかも能天気なご都合主義。
でも、敢えて言おう、それがイイんだよっ!
ダニエル・ボンド、フォーエバー!!(ネタバレなしには書けない)
そもそもこのシリーズは、アクションエンタメの手法のなかに新たなスタイルを持ち込んだ素晴らしいもの。
リアルタイムとしては、ロジャー・ムーアの後半から見ている。
間に様々なアクションエンタメの潮流が生まれ(ダイ・ハード、ボーンシリーズ、ジョン・ウイックなど)ダニエル版は、今までの方向を変え、どちらかといえばボーンシリーズのようなリアルで人間臭い超人ものとしてリブート。
それがダニエル・クレイグの魅力と相まって一番好きなボンドシリーズとなった。
ガジェットやヴィランのケレン味なる要素も少しだけ復活させてボンド映画らしさも維持しつつ、それまでとは一線を画しながらも素晴らしいシリーズであった。
完全に続きものというのもボンドシリーズで新鮮!
ノー・タイム・トゥ・ダイは、ダニエルボンドの最終章。
ボンドに少々、周りのキャラにウィットに飛んだ会話や行動を交えながら(これがクスッと笑える素晴らしいスパイス)、手に汗握る数々のアクションシーンや照明の妙などで2時間40分なんて感じさせなない小気味良さ。
恋人や家族への愛がを絡ませながら先の展開が読めない飽きない流石の展開であった。
惜しむは、キューバで登場したアナ・デ・アルマス演じる新人CIAエージェントのパロマ!
もっと見たかったよ!
登場時の自信に満ちた美しさとは裏腹に初任務で緊張してるとか急にgキュートな表情して笑わせる。
素晴らしいドレス姿と新人らしい危ういドキドキ感と、的確な行動力のギャップ萌え!
布少ないドレスとヒールで走る撃つ格闘するお姿の素晴らしさ!
無茶な行動まで上手くいって、パロマ主演ででスピンオフを見たいくらいな超弩級の魅力!
予告編でどうも1場面しか出てないような感じだったので出番少ないのではと思っていたのだが、死なずに任務を全うしていたのはよかった。
他の脇を固めるキャラも良かった。
いつものMI6のレギュラー陣一人一人にちゃんと見せ場がある。
すぐに死ぬかと思ってたらどっこい活躍する計算高く終始クールな女性007。
いつもの地味なCIAエージェントの気骨。
実は、敵側だったボンドファンの CIAエージェントのはしゃぎぶり。
敵側の義眼の男のターミネイターっぷり。
誘拐された科学者のひょうひょうとした面白キャラ。
意外と、静の演技で魅せたラミ・マレック演じるサフィンの日本文化好き要素。
またアクションがとても見やすくアクションが浮いた展開にならないのもいい。
フクナガ監督の腕前が冴え渡る。
いい男、美女、カーチェイス、ガンファイト、航空 、海洋、ミサイル発射、ガジェット活躍、世界をまたにかけたロケーションの魅力とボンド映画の醍醐味も満載!
そしてラストの衝撃!
今までのボンドならなんとかギリギリのタイミングで脱出してるだろ!!
あの場面では颯爽と再びパロマが現れ、ボンドを救って一件落着!
マドレーヌや娘とは会えなくなるので、愛は秘めつつ前向きにパロマといい関係になっちゃう超ポジティブシンキングでエンド!!みたいになっても、自分的にはよかったかな。
だって、ボンドは死なない!死んでる場合じゃないんだから!!
クレジットを眺めながら、衝撃のクライマックスの整理がつかず悶々としていたら最後の最後、いつものあの文字「James Bond will Return」
救われましたよ。
もちろんシリーズが終わるとは思ってないけど、あの一文には救われた。
ダニエルボンド卒業で、シリーズに新風を送り込みながらも素晴らしいものになったので、次が、次も、大変だと思う。
ハードル上がりすぎたボンドシリーズ、完全リブートするんだろうけど次回作も期待!!
でもやっぱりダニエルボンドの新作はもうないのは寂しいな。
アクションも笑いも映像もストーリーもサプライズも大満足のまさに集大成な作品でした。
ちなみに
このところ映画館に行くのは少ないが久々のとしまえんレザーIMAXの映像はやっぱり素晴らしく、特筆したくなる音の素晴らしさにも酔った。
ダニエル・クレイグの007がラストなのがかなしい。😞
ダニエル・クレイグが初めて007に登場したときは、こんな小柄なヤツはジェームズボンドじゃないよと思いました。それが今では、“ダニエル・クレイグ、おまえこそがジェームズボンドだ”って感じです。だから、ダニエル・クレイグの007がラストなのが、ただただ哀しいです。もいっかい見にいきます。
5作品で間違いなく最高傑作
歴代最高のボンドと言われるダニエル・クレイグのファイナル作品。1年8か月、3度の延期を経て満を持しての上映。最長15年務めたダニエル5作品で間違いなく最高傑作。最長の2時間41分は全く長さを感じない惰性時間がない。スーツの概念を変えたダニエル・ボンドは今回も健在、ファッションショーのように次々に鍛えられた身体に纏い登場するスーツ姿は男でもうっとりするカッコ良さ。これが最後のダニエル・ボンドのラストエンディングも見所。お勧めです。
No Time To Die, "But"・・・
今回も凄いアクションと愛の物語で、非常に良かった。
最後、ボンドが「うさぎの人形」を見つけ、それを拾った瞬間の優しい目が印象的だった。
その後、ボンドであれば脱出までは出来たのではと思ったが、毒により、生き延びたとしても家族が感染する状況を聞いて、敢えてその場での死を選んだようにも感じた。もちろん、マチルダが自分の子だということも最初から分かっていたうえで。
その後のMのスピーチにもあったが、ただ生き続けるのではなく、短くても生ききることを体現した。No time to Dieだけど、(But)・・・最後の最後で家族というもの、自分の子孫を残せたこと、世界を救ったことなど、自身としては十分に生ききったということか。
ダニエル・クレイグ、おつかれさまでした。
次は、アナ・デ・アルマスでいいのではないでしょうか(笑)?
次の時代へ繋ぐべき007という存在
映画の中では今の世相を反映した(配慮した、が適切かもしれないが)設定や考えが多く見られた。
表現の自由はあるものの、やはりこうした配慮をしなければ差別だとかなんだとか批判の的になってしまうからなんだろうな、と憶測してしまった。
ただ、007シリーズとしての魅力だとかオリジナリティが損なわれているわけではなく、これまでのファンを楽しませてくれる配慮や過去作のオマージュも散りばめられていて、とても見応えのある作品だったと思う。
次回作の007シリーズへの期待とダニエル・クレイグという1人の人間の今後の展望も是非追っていきたいと思わせてくれる、そうした期待値を感じた一作だったと思う。
延期延期と随分待たされましたがやっと公開!待ち遠しかったです! こ...
延期延期と随分待たされましたがやっと公開!待ち遠しかったです!
このシリーズ実は今回が初な私、、、。
昔はこのタイプの作品はあまり興味が無くスルーしてました。しかしここ数年前から色々なジャンルを観るようになり、この作品も予告を拝見した時にビビッと身体中が痺れ観なきゃ!っと楽しみにしていました。
結果、、、,
なんてかっこよくてダイナミック!そして美しい映像に素晴らしい音響効果で文句無しです。映画館には男性が多くて観て納得、これは男性特に憧れちゃいますね!
return?
待ちに待った公開。
首都圏等の緊急事態宣言も時を同じくして解消され、
何となく気分が上がる。
なのに、この結末とは・・・・。
家族、純愛、007ってこんなんだったっけ??という想いを抱えつつも、
圧巻のアクションシーンに心が躍る。
期待外れの大作もあったけど、007は裏切らない。
正直言って個人的にはヒロインは余り好みではなく、
新たな007もピンとこなかったが、
キューバでサポートした女性は格好良かった。
終盤どこかで颯爽と登場することを期待していたのだが、
それはなく残念だった。
まさかの衝撃のラスト。
007で涙してしまうとは思わなかった。
アイアンマンに続く定番キャラの死。
大いなる喪失感に呆然とエンドロールを眺めていると・・・・
James Bond will return(だっけ?)
さすがにそれは無理筋では???
次回作を楽しみに待とう。
後日譚としては○、一映画としては、、、
ダニエルクレイグのこれまでのシリーズは
まさに「起承転結」の流れがあった。
カジノで始まり
スカイフォールでピークを迎え、
スペクターで締め括る。
スペクターの終わり方が好きだっただけに、
今回どうなるか期待半分、不安半分で
鑑賞。
結論から言うと、
「4作品の後日譚」としてエピローグ作品
(言うなればおまけ)的に捉えると○。
しかし、一映画としては、終盤の出来の悪さが目立ち、もったいない作品となってしまった感が否めない。
星2つ減らした点
◽️マドレーヌの過去(今回の話の基)の内容の無さがひどすぎる
◽️終盤に流れに無理がある点が多すぎる
◽️マドレーヌの過去
スペクターも遺恨の基(プロフェルドとボンドの過去)は、スカイフォールの二番煎じかつ劣化版となっていた。
が、今回の話の基になるマドレーヌの過去もそれもよりも内容がない。(そもそもマドレーヌは助けてもらっている)
ブロフェルドが、マドレーヌの過去について、途中とても煽るが、それ以降なにも膨らまない。最初のアバンに映っていた内容のみ。
結局それにより、メインの話に何も深みがでず、結局はボンドが2人のボンドウーマンを守るだけの話になる。
自分の子供という新しい「ボンドウーマン」とその命を守るために自分の命を差し出すという掟破りは新鮮で面白いのだけど、ストーリーのメインの遺恨のしょぼさが目立ってしまってもったいなかった。。。
◽️終盤の流れ
終盤残念という感想は他のレビューと同じく。
その中でも、
「なぜ子供をかえす?」が一番ひっかかった。
自身を重ね、子供に弱い(マドレーヌも助けた)という設定だとするのであれば、もっとそのキャラクターを丁寧に描いて欲しい。
「ここで時間短縮」とでもいわんばかりのマドレーヌのざっとしたバンドに対する説明だけじゃ深みがでない。
ボンドとの遺恨の内容は別にして、スペクターのブロフェルドのラスボス感はとても良かった。そのブロフェルドを超える(殺す)存在なのだから、もっと深みを出して欲しい。(ラスボス感は前作でスペクターという組織を出してしまったのでもう無理だが)
ブロフェルドは今回の登場の仕方も、ボンドの煽り方も今回は良かった。だけに、あそこまであっさりとやられてしまうのが残念だった。
ただ、良い点も多数ある。
・オープニングタイトルまでの流れは最高。 アクションも雰囲気も、オープニングタイトルへの入り方もクール。
・パロマがとてもいい味を出している。
・Qもいい。
・自分の娘という新たなボンドウーマンは新鮮。「マドレーヌと娘という2人のボンドウーマンを守るために自分の命を差し出す」という見方をすると、最後の掟破りもいい。
プロフェルド登場まではのめり込んでみていたが、マドレーヌの家からの逃走あたりからシラけてきた。
ラストの終わり方はダニエルクレイグシリーズのラストとして綺麗で良かっただけに、上記2点さえちゃんと脚本が練ってあれば文句なしで星5つだった。。。
007をちゃんと見てるのはダニクレシリーズだけなのですが、シリーズ...
007をちゃんと見てるのはダニクレシリーズだけなのですが、シリーズをちゃんとまとめる結末で良かった。
時折入ってくるちょっと面白い和風風味が緊張を緩めるww
Qの私生活シーンでスピンオフが欲しい🐱🐱👓✨
「BOND25」が正しいタイトルかと。
本作は「カジノ・ロワイヤル」「慰めの報酬」「スカイフォール」「スペクター」と続いてきたダニエル・クレイグBONDシリーズの完結編ではあります。
ただし、前作「スペクター」で「007」としてのシリーズは一区切りし、本作は「ジェームズ・ボンド」番外編という側面が強い印象を受けました。
一連のシリーズと比較すると、ボンドはよく喋るし、Mは道化感があったりと若干違和感はありますが、過去作へのリスペクト・オマージュを随所に見ることができて、私は本作の終わり方もアリかなと思いました。
※個人的には途中で「女王陛下の007」のインストが流れたのが最高でした。
リアルさ・現代潮流を反映したダニエル・クレイグBONDはこれにて終了ですが、次作はどうなるのでしょうか。
色々なムーブメントがある中、ジェームズ・ボンドは基本設定を変えずに戻ってきてくれることを願いたいです。
豪華なアクション&クレイグの大人の魅力満載👏
高級カーやバイクの爆音でのアクションは流石心臓に響き一年ぶりの映画館を楽しませてくれました!
ボンドの身のこなしは洗練されていて歳を重ねてリストラみたいになってもカッコ悪いかと言うと人間味が溢れでてきて親近感さえも感じた、素敵です✨
特に会話中に携帯に出るときのマナーがカッコ良かったです‼️ 凄く相手にすまない、みたいな感じを言葉としぐさでさらっと出来る…モテるわけですね🙆♀️
まだ見てない方はカジノロワイヤルから復習する事をお勧めします。この映画しか見たことない方は要注意です。きっと内容が半分くらい分からないと思います。え?その人誰?状態になるはず。映画中にググれないのでモヤモヤ感半端ないと思います。
過去の恋愛がらみ、これをちゃんと整理してから是非鑑賞して下さい。きっと楽しめるはず🥰
007瞳のブルーなボンド…15年間楽しめました。
ありがとう〜💕
お疲れ様でした
個人的にはダニエル・クレイグが歴代ボンドで一番適役だったと思っている。
イギリスの諜報機関MI6のスパイならブロンドヘアにブルーアイの人間が自然。
体型も大柄過ぎず、マッチョ過ぎず、均整のとれた身体で、尚且姿勢が良いのでタキシードもよく似合う。
また、ロケーションムービーの元祖として世界各地を股にかける中、本作は日系人監督がメガホンを取ったということもあって、日本を意識した要素がふんだんに取り入れてあったのも日本人にとっては感慨深い。
(能面・畳敷の部屋・土下座・北方領土と思しき島・・・)
冷酷無比な殺し屋を演じたラミ・マレックもこれまでのインテリイメージから脱却するのに充分だった。
マチルド役の子の無垢な可愛さも印象的だった。
最期がミサイルで爆死という荒唐無稽な設定も007シリーズなら充分有りかも、という説得力があるのは50年続いてきたシリーズの強み。
いずれにしろ、コロナ禍で一年半、3度に渡って公開延期を重ねた不運を乗り越えるだけの作品には仕上がってると思う。
長いけど良かったです。
個人的に007シリーズは終了の気持ち。
あぁ、こうきたか、そうか、そうなのか…
おかわり
今回は事前に前作までを復習してから再鑑賞。
色々回収しました。初回はMX4Dでしたが今回はIMAX、こちらの方が良かったです。
2回目の方が胸にグッときました。
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