「さようなら007」007 ノー・タイム・トゥ・ダイ ちかしさんの映画レビュー(感想・評価)
さようなら007
何年か前の某大学の入試問題にあった「時代と共に移ろうボンド像」そのもの。心に決めた女性を想い続けるし、人種差別もタバコもないし、フレミングのボンドとは別人だけど、違和感はない。
時代と共に変化をし、進化をした007。世代的にはブロスナン版も子どものときに見て楽しんでいたけど、やはりクレイグ版に勝るボンドはないし、今後誰がやっても出てこないと思う。
ありがとう、おつかれさまボンド。
今作に関しては、クリストフ・ヴァルツの狂気はやはりハビエル・バルデムのそれには敵わないし、ラミ・マレックは予告編で期待したほど狂気がなかった。シリーズでいえば、「スカイフォール」が一番かな。
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