「私たちに時間はいくらでもある、いくらでも」007 ノー・タイム・トゥ・ダイ shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
私たちに時間はいくらでもある、いくらでも
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映画「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」
(キャリー・ジョージ・フクナガ監督)から。
以前は、毎年の正月映画として楽しみに映画館で
ジェームズ・ボンドの活躍を描く「007」シリーズを観た。
その質の高さは、他の作品の追随を許さない気がする。
今回は、現役を引退したジェームズ・ボンドが、
静かな「時間」を過ごしていたのに、また呼び戻される。
タイトルをはじめ、メモした台詞も「時間」が溢れていた。
「もっと速く」「焦ることはない。時間はいくらでもある」
「時間が欲しい。もう少し時間を」「時間はいくらでもある」
なんと、エンディングで流れる曲でも、
「私たちに時間はいくらでもある、いくらでも」。
しかし、いくらでもあると思ったものが、
突然の事故や事件による死によって、
あっという間になくなるのも「時間」の宿命だ。
だから、こんなにリピートされる台詞となったに違いない。
いくら007が主役でも、死んだら、全て終わり・・
そう思って落ち込んでいたら、なんとラストのラストに、
「JAMES BOND WILL RETURN.」の文字がスクリーンに。
これって、期待しちゃっていいのかなぁ。
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